先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

やればいいってもんじゃないが、やらんヤツよりなんぼかエライ

やろうとするやつは、今後もやろうとするから成功も失敗も重ね、やろうとする姿勢を次第に上達させていく。

やらないやつらは、いつまでも『入学前』だ…なんにもできないまま、ロボットやラジコンみたいなマニュアル人間(プログラム通り動く)とか、やはりロボットみたいにカネを出してものを買う消費者…しかできない。

http://diamond.jp/articles/-/16877
 幼い頃に父から幾度となく突きつけられた「だったら、お前がやれ!」という教訓を胸に、私はひたすら突っ走った。死ぬ気で中国語を学び、相手を研究し、中国語で、中国のことを、中国人に発信していった。相手の懐に入って、同じ土俵で勝負してこそ、初めて相手からの尊重と貴重な情報を得ることができた。

「だったら、お前がやれ!」。これは私にとって行動規範であり、努力する原動力でもある。おこがましい言い方かもしれないが、この教訓は世の中一般にも当てはまるのではないか、と思っている。

 批判することが良くないと言っているのではない。ジャーナリストを職業にする人間が公権力を批判するのは当然の役目であり、社会の発展にとって必要不可欠でもある。私はただ、対案のない、無責任な、「行動」を伴わない批判が世界中に溢れており、それが「思考停止病」を蔓延させているのではないかと憂いているのだ。日本も例外ではない。「一億総思考停止症候群」にかかっているとしか思えない。

 思考停止に立脚した、無責任論評社会なんてもういらない!

 だったら、お前がやれ!!!



日本社会は、ウエにもシタにも平等に「ロボット」であることを徹底させてきた。
だから頭の悪い軍隊式が、どこか染みついている。
それどころか、明治維新で古い日本を捨てて、新しいことを何でもやれた世代の軍人は、大戦後の復員で三菱などに入ると「なんでこんな息苦しく、機械的な組織なんだ」と落胆していたという。
・日本は侍による軍事主導の時代が長すぎ、農民はその子分である


個性ある人間性と、
頭を、
鍛え直さない限り、現状のままでは
日本国の没落は歯止めがかかるまい。

http://diamond.jp/articles/-/16934
 革命的な製品を考え出すチームには、異った能力を持った人間(異能)を含めておく必要がある。スティーブ・ジョブズは生前、自分の周りには、芸術、心理学、脳科学文化人類学、アニメの専門家がたくさんいることを自慢していた。日本のメーカーのように電子工学、機械工学を専攻した社員だけで新しい発想が生まれるわけがない。異能の採用にはたいしたお金はかからない。リストラコストに比べたら微々たる金額である。

 日本企業の「頭脳」のなさはこれにとどまらない。企業戦略も凡庸である。


アニメ業界の成功と転落の代表例、『ゴンゾ』に近いのが日本経済、日本の製造業。
・ひとりじめする
・自前で何でもやる
・派手に儲かるが、万一損失になると半端ない…事態の収拾が不可能でつぶれる


いまやガンダムサンライズバンダイも、じり貧が迫ってきている。焼き直しの連続で、ユーザもメインクリエイタも世代高齢化し、パイ縮小とネタ切れが止まらない…東映の特撮(特に戦隊もの)も同じことが起きている。


つまり彼らは「かつての王者」で、「今の敗者」なのだ。
んで、「新たな王者」は、なにもバンダイの次がタカラとは限らない。
・日本の中で新王者が出ると限らず
・日本の同じ業界の中で新王者が出るとも限らず


つまり引用記事の通り、
・日本メーカー全敗で、米アップルという異業種のヨソ者が勝利
・アップルは、日本ではない、家電ではない、両方の意味で『ヨソ者、素人』