先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

こっぱずかしーカンチガイだけが日本を追い詰める

自然法則に乗っ取った振る舞いや行いは、どこまでも美しく感じられるものである。いわば颯爽。

まあ、世の中には美しさや才能を妬み邪魔する老害や凡人が数多いのだが…それらに自由をさせてやる余裕はもう、いまの日本にはなくなってきた。
美しさとは早々と流れゆく清流であり
淀み濁って腐った汚泥や水たまりが、社会で忌み嫌われる行いや集団である。

無題 Name 名無し 12/01/29(日)21:01:58 No.416648 del

>資源で既に負け
日本がかつて工業で立国してたってのがそもそもの勘違い
安く買えるところから原料を・・資源を・・安く買って来て
工場で加工して
当時お金持ちだった欧米に高く売り捌く・・
安い原料も高い買い手も商社が・・ビジネスマンと呼ばれてた・・
世界中飛び回ってそれで獲得してた
商業・通商の要素が大きくてそれで儲けてたんだ
そこを忘れてイイモノさえ作ってればメイドインジャパンで高く売れて当たり前・・
って思い込み始めたのが失敗の元

そういやバイヤーとかネゴシエイターってあんまり脚光を浴びなくて、一段低くみられるよな。NHK総合の『プロフェッショナル 仕事の流儀』ぐらいかな。たまに紹介してるのは。
http://www.nhk.or.jp/professional/search/
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/1121/
http://www.nhk.or.jp/professional/2009/0623/
http://www.nhk.or.jp/professional/2009/0217/
http://www.nhk.or.jp/professional/2006/0406/


結局、ラボとか開発者とか、経営者とか幹部とかが、カンチガイしてうぬぼれて、唯我独尊・高威張りするようになると…
いわゆるオナニープレイになって本質を突くことができず、その会社は急激に傾く。90年代のクルマバイクメーカーがそうだ。最近の家電メーカーしかり。


全員が殿様と役人しかやらなくなると日本はそのたびに詰んできたのだ。


大事なのは
・つくる人
・つなぐ人
オイルなくしてエンジンは動かないのだ…威張り散らすほど地位のあるヤツや大悪党だけで世間は機能しない。縁の下の力持ち、内助の功、女房役…

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071027/138784/
神話の世界から降りてきたニコン


 社内では設計者がまるで神様のような存在だった。新商品を開発する際は、設計者が作りたいように作る。あくまでも自分たちが理想とするカメラの完成形を追い求めるのだ。

 だからこそ、ニコンのカメラは多くのプロカメラマンたちの信頼を得ることができた。だが「良いものを作れば売れる」という設計者たちの姿勢は、“独善”と表裏一体だった。設計者は外部の意見に耳を傾けることはせず、外部の人間と議論をする風潮もなかった。組織として風通しが悪く、硬直していたのである。

 結果的に、消費者の目線で商品を開発するという姿勢がおろそかになっていた。消費者がどのような商品を求めているのかを調査し、そのニーズに合った商品を開発したり、今までにない商品を提案して、市場を押し広げようという発想が見られなかった。

 また、コストに対する意識も欠けていた。「より良い性能を実現するためには、コストがかかっても仕方がない」という考えが設計者たちを覆っていた。メーカーなら当然あって然るべき「良い製品を安く作る」という発想がなかった。

コミュニケーションと議論がなかった社内

 例えば、商品開発には設計部門の人間だけではなく、工場、部品を製造する協力会社など、いろいろな立場の人間が携わる。だが、そうした異なる組織の人間同士が議論する機会は、ニコンにはほとんどなかった。そこで苅谷氏は、いろいろな立場からの意見をどんどん言わせるようにした。すると、コストダウンのアイデアが次々と出てきた。そうしたアイデアをどんどん取り入れることで、あるモジュールは、性能を維持したまま、部品点数が以前の10分の1になり、値段も10分の1で作れるようになった。

 また、現場の声を生かす改革も行った。当時、設計現場や製造現場では、いろいろな技術的な問題が発生していた。その解決のために、役員たちが毎週のように現場に行って自らチェックしていた。苅谷氏は、役員たちのそうした行動が大きな問題だと考えた。なぜならば現場の自由な意見が抑えられてしまうからである。そこで苅谷氏は役員たちに言った。「あなたたちが行ってはダメです。現場に好き勝手にやらせてみてほしい」。

 「現場の技術者に話を聞くと、いいアイデアがたくさんあるんです。理論を飛び越えたような天才的なアイデアもある。技術者たちはそれを言いたくて、うずうずしている。そういうアイデアを実際にやらせてみたら、いろいろな問題がどんどん解決できるようになったのです」


意見を曲げずに3度も左遷された

 こうした組織風土改革が成功したのは、苅谷氏の人となりや仕事の進め方に負うところが極めて大きいと思われる。

苅谷氏は若い頃から、相手の役職や立場などおかまいなく、誰にでも正しいと思う意見をぶつけてしまう社員だった。会社や組織のどこに問題があるのか、どうすれば良くなるのかを常に書き留め、徹底的に考えていた。だから引くことをよしとしない。その妥協のなさが上司にとってはうとましく、生意気だと思われる。揚げ句の果てには飛ばされるというわけだ。

 「一番飛ばされたのは、課長時代に副社長とけんかした時かな。窓際というよりも、ほとんど窓の外まで飛ばされた(笑)」

 部下は誰もいなくなり、仕事も取り上げられた。やることがないので、昼間はずっと調べ物をしていたという。図書館に行ったり、社内の資料を漁って、レンズの技術の進展や品質管理の方法を調べた。いつの間にか、いろいろな技術分野の専門家になっていた。

 就業時間が終わると、誰よりも早く家に帰る。そして趣味に没頭した。「時間を持て余していましたから。ガレージにこもってヨットの自作です。おかげでヨットを2隻作ることができました」

 普通は3度も飛ばされたらすっかりやる気をなくして、会社を辞めてしまうものではないだろうか。しかし、苅谷氏はへこたれない。「飛ばされても、必ず誰かが見てくれていると思っていたんです。いつか必ずどこかで自分が必要になると。そして、いつも実際にその通りになった」。

 苅谷氏はどんな境遇になっても、「どんどん意見をぶつけ合って、議論すべし」という信念を曲げない。この信念が、ニコンを大きく変えることになった。

監督官庁から視察監察に来る役人とか、アウトソーシング化された生産ラインに正社員(こいつらも役人化してる)が来るとか…すっげーうっとうしいんだよね。物作りに疎い人間ほど平気で邪魔をする。きっちり監視してプレッシャーかけるのがプラスなんだとか寝言を言う。
一昨年時点のホンダ工場内はそんな感じになってた。


苅谷氏っていわば「デキるネオ左翼」とか、合理改革者そのものだね。橋下・前府知事(現大阪市長)に通じる。

右翼も左翼も、官僚も政治家も、デキない奴らの集合体は数が多くなり、できないくせに政治だの利権だのとケンカばかり増やす。バカの一つ覚えである。
おそらく石原や亀井の新党wも成功しないだろう。立ち枯れ日本と同じだ。昭和の古い連中の古い取組みが『空転』するだけ。
老いた連中だけで、新しい政党って…w しかも若い連中を誘いもしない、近寄ってもこないってww


こっぱずかしーカンチガイだけが日本を追い詰める…


以下参考に…

◆石田博士『三菱商事駐在員の目、中南米が日本を追い抜く日』を読み解く


※要旨


・ブラジルが、堂々世界一を誇る食品は鶏肉だ。
コーン、大豆かすなど国内で生産される廉価な飼料を武器に、米国を抜いて輸出量世界一になった。


・日本でワインと並んでチリ産食品として知られるのは、サーモンだ。
世界の養殖サーモンを歴史的にリードしてきたのは北欧のノルウェーだ。
だが、チリは同国と生産量世界一を争う。


・太平洋の両岸で向き合う日本とチリは、ともに「地震津波」で世界的に有名だ。
経済では両国は、補完的な関係にある。

チリは、銅、鉄鉱石とモリブデンなどの鉱工業製品、養殖サーモンなどの漁業製品、
林業とワインや果物といった農産業製品などの天然資源が非常に豊富だ。



ベネズエラの石油の最大の輸出先は米国だ。
また米国にとっても、ベネズエラは、カナダ・メキシコ・サウジアラビアに次ぐ第4位の石油供給国だ。

ベネズエラと米国との関係は、まさに「政冷経熱」だ。

チャベス大統領は、米国の口撃を続けている。
しかし、今でも、南米で一番アメリカを好きなのはベネズエラ人ではないかと、いわれている。



三菱商事ベネズエラでの初代駐在事務所の開設から50年以上、機械、エネルギー、化学品、
金属、あるいはカカオ豆の日本向け輸出など幅広い分野で事業を展開してきた。



・コロンビアは、犯罪や誘拐が多いが、場所によっては治安がよく、美しい町並みが多い。

ゲリラや犯罪が多発しているため、軍事関連の事業や警備関連の会社は、世界でも有数の技術を誇っているところが多い。
その中のひとつ、防弾着メーカーの「ミゲル・カバジェロ」は自らを「防弾チョッキ業界のアルマーニ」と呼ばれている。



・ブラジルのエンブラエル社はすでに、エアバスボーイングという大手に続いて、
世界第三位の存在になっている。

エンブラルは、ブラジル空軍ほか各国の空軍向けの航空機も製造している。

高度な技術を要する航空機メーカーが、どのうようにしてブラジルで育成されたのか。
その秘密は、中南米最難関の大学ともいわれる航空技術大学、ITAだ。
その優秀な頭脳の集積がエンブラルの推進役となっている。



・ブラジルは食料や鉱物・エネルギー資源の大国として有名だが、
あまり知られていないのがIT技術のレベルの高さと、高度に発達したITシステムインフラだ。

中でも特筆すべきは、金融分野におけるITシステムインフラだ。
その先進性と堅牢なセキュリティシステムは世界でもトップレベルだ。



・ブラジルには悪名高い複雑怪奇な税制があり、
その税金の計算を行うためのアルゴリズムを開発しなければならなかった。

それが結果として、日米欧の経営ソフトに比べても高い柔軟性と拡張性を持ち、
外国企業にとっては参入障壁を備えたソフトウエアを完成させることになったという。



・現場に根ざした情報をいかに取るか。
情報は人がじかに繋がらないと伝わらない。
情報環境がどれだけ発展したとしても、それは変わらない。

じかにつながるといっても、飯を食って酒を飲んだだけでは友達になれない。
一緒に仕事をして仲間になることだ。
三菱商事中南米12カ国に拠点を置き、鉱物資源や農産物など様々な物品を扱い、プラント開発に携わっている。

彼らは今も、各地で政権中枢への食い込みを図り、ビジネスチャンスを狙っている。




※コメント
かつては、商社不要論などというフレーズもあったが、商社の役割はますます増えている。
自らの存在価値を高め、新しい価値やビジネスを作り出す、そういったやり方は、日本に相応しい。
今後の商社の動きに注目したい。


【発行】国際インテリジェンス研究所
http://ameblo.jp/spy/


 ◇


愛社精神とか
「趣味が高じてプロに」の
カケラもない…


エリート大卒もあれ、はっきりいってミーハーで
「はやってるから経済金融系学部で留学しMBO取得」みたいな連中ばっかだよ。不況になり金融神話が終わると激減…


ハヤリだの花形だので職を選ぶ奴らは、頭脳明晰とかエリート学歴という以前に、ミーハー故にダメ人材なのである。
やはり、趣味とか愛着とか行った執着心が伴わないとダメだね…
アフター5にエリート女子大卒や芸能人女優と合コンだのということ『しか』頭になくなる。つらい状況になるとみんな辞めていってしまう

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120125/cpd1201251933015-n1.htm

 東京電力福島第1原発事故後、東電の人材流出が深刻化している。昨年末までの退職者は、約330人に達した模様で、事故後は例年の3倍程度のペースで辞めていっているという。優秀な若手が見切りをつけたり、ヘッドハンティングされて転出したりするケースもあるようだ。
 退職者の年齢層は29歳以下が約半数を占め、中には昨春採用の新卒者も含まれる。東電では「震災以降、(退職者が)例年の3倍程度のペース」(広報部)と話す。
 退職理由については「公開していない」(同)とするが、同社関係者によると、年収のカットや将来への不安、優秀な技術系社員がヘッドハンティングで移っていくケースもあるという。


 東電では賠償資金などを捻出するためリストラを徹底させている。管理職で約25%、一般社員で約20%の年収カットを実施し、13年度末までに本社で3600人、グループ全体で約7400人を削減する予定。
 定期採用も12年春に続き13年春も見送る方針を決め、14年春の見通しも立っていない。
 東電内からは「定期採用が見送られるなか、若手を中心とした計画外の人材流出が続けば、内部崩壊しかねない」(別の関係者)と危ぶむ声も出ている。(夕刊フジ


いいじゃん、さんざんひどいことしてもうけてきた半官半民大企業の末路としては順当だよ。
日本という国一つを滅ぼすことの勢いをつけた”罰”としては、衰退から廃業なんて軽いもんだろ。


もっと身軽な連中に分散的に後を引き継いでほしいね。


 ◇


某知事へメール送信

以下の新聞報道について、

 http://www.asahi.com/national/update/0129/OSK201201290032.html
  滋賀県原発の防護区域42キロに拡大 独自に拡散予測

私は昨年秋より、福島〜大阪まで線量計測調査をしてきました。

知識量も実践も半端ではありません。プロと会話し、吸収してきた。
世田谷ラジウムの現場では、エステー社のエアカウンター開発にアドバイザーをした首都大の福士教授とともに同行調査もしました。


そんななか、気になった事実を突き止めたのです…
きっかけは、放射線量投稿サイトへの、敦賀へ出向いて計測した人の投稿結果だった…

 http://hakatte.jp/spot/10969
 8月14日17時 by shiki DoseRAE2 PRM-1200 屋外(アスファルト) 地表 1m
 shiki: ・晴、中風
 ・市立松綾中学校の東側歩道(すぐ西が校庭、タイヤ置き場あり)で計測
 ・南に50m行くと0.08ですが、同上場所から北の信号機へ歩いていると、0.10-1.00で値がふらつきます。松原海水浴場で計測後、再度同じ場所を通過した時に同様のふらつきが確認されたため、誤作動ではないと思われます。何らかの放射線源が近くにあるのではないかと推測
されますが、原因は不明です。 (8月14日17時)

そして独自の計測調査の結果。

あきらかに敦賀はベントをしていた…放射状に敦賀原発から放射線源がばらまかれ、広域の地表面が高めの線量を出す…
地表面がどこも0.3〜0.5と高めなのに、雨樋に高線量の反応がない…ごく最近の雨が降らない間にベントがあったのだ。つい数日前にモニタリングポストの数値も上昇していた…

http://hakatte.jp/spot/10969
 http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111120/1321746738
  早朝の滋賀県大津市八屋戸で計測。やや雨どい出口が高い。http://g.co/maps/c7ukn
  福島由来にしては、東京静岡名古屋からも、大阪京都市付近からも、線量値がつながってないので

  敦賀由来とみるべきだろう。最近とは限らず以前からの蓄積かも。

…ここでは敦賀高校前とは違い、雨樋出口の線量は高かった。
ここまで福島のセシウムは届かないから(線量調査結果まとめhttp://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=216896075475772757370.0004af5254669affdb05e
かなり以前に敦賀原発などあのへんの原発がベントして、それが雨と一緒に雨樋へセシウムをかき集めたのだ…
ちなみにこの地域での空間1m線量は非常に低く、平時と同じ。(ちなみに前の晩の敦賀市内では空間1m線量も高く0.3が出る頻度が多かった。)


なにをか、いわんや…
滋賀県は十分にもう、汚染されているのです。


それでは次に、福島Jビレッジまでの調査結果をご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
ジャッキーチェンじゃないですが、雨具流用防護服に防塵マスク装備でバイクでの遠征…体を張ったボランティアですよ。

東海原発のすぐ近く、1km地点のJAEA寮の入り口のとこ。ここも地面一帯ぜんぶが1μsvh…空間1mはどこも0.6〜0.7

ちなみにhttp://hakatte.jp/geigermap/
このマップで、東海原発南方数km先の『ひたち海浜公園』をご覧あれ…おなじく1μsvの地面が広がっています。

この計測をした方は、コメント欄にあるとおり、怖くなって逃げ出したのです。

http://hakatte.jp/spot/20477ここに今日来る前、測ってガイガーで道の反対側などに1μSv/hの高線量の場所がある事も確認していましたが、実際に来て測ってみて怖くなり、コキアの鑑賞もそこそこに切り上げて帰りました。)

つまりですよ、敦賀原発も1km地点はたぶんこれと同じです。でないと12km先の敦賀高校前が広範囲で0.3〜0.5であるはずがない。(科学の方程式の話)
こんどヒマと資金がそろえば、また遠征して計測してくる予定です。なんなら全国の原発すべてを巡り歩いたっていいですよ。


対岸の火事ではなく

『すでに滋賀県内にも山火事が延焼しているような状況』です。

パニックやメランコリーに陥らずとも
危機感は持ちましょう、正しい情報を得て、正しい判断をして。


ちょっとグーグル検索すればわかる通り、
海外でも、アメリカ、ドイツなど、
原発周辺の住民から、被爆病と疑われるガンなどが倍増、多発傾向なのです。どこの国でもね。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120112/1326300224
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111229/1325148141


以下の番組では現地取材を重ねており

http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/shinsou_top/20111228.html
 NHK 追跡!真相ファイル「低線量被曝 世界で何が」

http://togetter.com/li/234049
シンシア・ソウヤーさんとその娘セーラ(18)さんです。セーラさんは10年前、突然脳腫瘍を患いました。治療の後遺症で18歳になった今も身長は140㎝ほどしかありません。
セーラ:みんな死んでしまったのに、私だけが生きていて悲しいです。

<ナレーション> 原発の近くで暮らし、幼いころ脳腫瘍を患った18歳のセーラさんです。治療の後遺症で右手が麻痺し、いまも思うように動かすことができません。被曝から健康を守るための基準があるのに、自分のような被害が後を絶たないことにやりきれない思いを感じ
ています。

セーラ:科学者には私たちが単なる統計の数値でないことを知ってほしい。私たちは生きています。空気と水をきれいにして下さい。たくさんの苦しみを味わいました。誰にも同じ思いをしてほしくはありません。

「発がんするのは全体の5%と非常にまれであり問題ない」
などと寝言を言うなと、セーラは懇願しています。5%ではなく、たったひとりでもつらい思いをする犠牲者で、
つらい思いをする仲間友人たちがバタバタ死んでいくのです…子供がそれを常に体験せねばならない。

私も小児がん治療で、おなじレベルの重病の子供(腎炎とか心臓病とかいろいろ)が集う大学病院に2年いたけど
院内学級の同窓会の通知は、最大で半分の子(かつての病室友達)が『物故』と書いてありました。セーラと同じつらさを味わってきている。


番組中では
1 広島長崎原爆の被爆実態調査で、予測では1sVあたり5%発がんリスクと試算していたが
2 実際は倍の0.5svあたり5%とわかり
3 そのまま正比例グラフでリスク比率が定められたが、100msv以下だけは違って…
4 原発が産業化されつつある時代に「0.1svあたり1%では従業員確保や、被爆防護措置に予算がかかりすぎる、もっと低くしろ」と業界圧力がかかり
5 これにより(ICRPの職員がインタビューに対し「無根拠ながら」と前置きする通り)無根拠ながら『0.1sv未満は0.4%とする』といういい加減な国際規則ができた。現在の原発作業員の100msv上限である。

ことも紹介されている。

また、チェルノブイリから1500km離れたスウェーデンでは年間累積10msv以下のはずの住民から発がんが増加した。
現地の医学博士トンデル博士は「内部被曝が絡んでるとしか思えない」と取材に答えた。現地民は家畜化されたトナカイをよく食べる。

以下でご覧あれ…
http://www.dailymotion.com/video/xnbnjg



日本の掲示板では、線量計で1μsvhを計測する地域に住むと年間9msvだとか騒いでいるが
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120129/1327824589
福島市郡山市二本松市いわき市より北部…こういう地域も今後、スウェーデンのようになるだろう…ましてセーラのような幼い患者が続発するだろう。
(生物は、赤ん坊に年齢が近づくほどに放射線に弱い=染色体変性に弱い 理由:細胞分裂による生育が盛んだから)

アメリカの原発至近距離住宅地に住んだだけで、セーラのような重症患者が『続発』し、
しかも次々に死んでいく…「私だけが生き残って悲しい」とまで言う…
言っておくが現地は、『管理された放射線源しか』屋外には存在しない…事故原発じゃないから。
福島は、炉心から吹き飛ばされたあらゆる放射線源…核種が飛び散り、舞い飛んでいる。
たとえばストロンチウムベータ線しか出ないので計測できない。



緊張感を持ちましょう、対岸の火事と思うことはやめましょう、
知事。

滋賀県は大好きです。豊郷町をふくめ琵琶湖の周辺がことさら好きです。飽きません。立ち入れなくなるのは嫌です。
敦賀から京都90km、京都から大阪30km。
敦賀一号機=GE社マーク1 すぐ近所にはもんじゅ

新幹線新駅をやめさせるのは容易ですが
国際利権で軍事がらみの原子力をやめさせるのは日本国内相手だけではないので難儀です。究極の男社会をやっつけねば、いいくるめなければ、ならない。



先のJビレッジ行きの帰りに東海原発前で測った線量…
東海村にもHPからメールで知らせ、JAEAにも同報送信したけど、音沙汰なし。
でも、音沙汰がないなりに、村長は悩み、改心していたようで…返事が返せないのも、やっかいなネタだからかと。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120126/1327586112
訂正http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120126/1327508062
ちょっと雨樋出口やすべりだい出口の線量が高かったぐらいなら、自治体HPにメールすればすぐ返事は来るんですよ、そんなにヤバイネタじゃないから。