先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

確かに原発事故後ではガラリと印象が変わる。


311震災の前年夏、単なる観光で敦賀の松山海岸に行き着いた。非常にキレイで、関東と全く違う天候や海に感動した。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100809/1281289517


だが but


失った信用は元には戻らない。


次第に薄れる、人間の失態や罪と異なり
原発事故は、原発がある限り、動けばなおさら、またいつでもやってくる。それは小学生でも理解できるほど簡単な事実であった。みんな気づいてしまった。あの爆発を見て…


翌年秋、皮肉にもおなじ松原海岸へ行ったのは
線量計測サイトで、依頼があったから(誰か放射線量を計測してほしい、自分が計測した線量が正しいのかどうか、と)
・だから、放射線量を計測するために、大阪市中心部まで行ってきた
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111120/1321746738
原発の真ん前でないとあんな松原みたいな広範囲均等汚染は『ありえない』…のは、翌月に東海原発前を計測して嫌でもわかった。帰宅後、調査結果を投稿するために線量投稿サイトの地図を見ると、東海原発正門前のすこし南〜ひたち海浜公園まで、一面の地面という地面が1μsvであった…「やっぱりな…」http://hakatte.jp/geigermap/(測定値の欄を0.5μ以上に設定して表示する)
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
現地では深夜で疲れて眠いのもあって大慌てしJAEAに駆け込んで取り次ぎを求めたり、早朝に帰宅後も寝る前に東海村長にメールを出したりと多忙であった。


二度と、浮かれた観光目的で敦賀に行くことは無いだろう…あのとき、敦賀市中心部入りしてすぐわかったのは、車載していた線量計が急にいつまでも数値が高めのままだったこと。地表1m付近でいつまでも0.3μ台ばっかり出ていた。


間違いなく、福島いわき市の、勿来海岸と同じである。みな恐れている…べつにプールだっていいのだから。

http://www.asahi.com/national/update/0831/OSK201208310043.html
原発再稼働が影響? 猛暑なのに福井の海水浴客が減少


 猛暑日が続いた今夏、関西や中部地方からの客で例年はにぎわう福井県若狭地方の海水浴場は振るわなかった。一方で、関西や中部地方の海水浴場は客足が伸びており、地元からは、原発再稼働によるイメージダウンを懸念する声が上がっている。


敦賀観光協会は「昨年ぐらいから、登山など他のレジャーに人気が移っている」と話すが、現場の受け止め方は少し違っている。

 同海水浴場で海の家を経営して19年になる笹山正紀さん(63)は「今年は天候に恵まれたから、もっと客足が伸びてもいいのに……」とため息をついた。例年なら土日やお盆は約200席がほぼ満席になるが、今年の売り上げは昨年より4割ほど少ないという。笹山さんは「原発風評被害がある。天候や景気の影響ならあきらめるが、悔しい」とこぼす。


http://www.minpo.jp/news/detail/201208133041
勿来海水浴場が終了  震災前より入り込み減


 今年福島県内で唯一海開きをしたいわき市の勿来海水浴場の海水浴期間が12日、終了した。7月16日から今月11日までの入り込み数は約7970人で、東日本大震災前の同期間と比べ10分の1以下となったが、多い日は1日で約1400人が訪れた。
 最終日は曇りで一時雨も降ったが、午前中だけで約500人の家族連れらが訪れた。父親に浮輪を引っ張ってもらう子どもや浜辺でビーチバレーをする若者グループなど、思い思いに夏の1日を満喫していた。
 埼玉県松伏町から家族や親戚ら14人で遊びに来た主婦荒真奈美さん(33)は「子どものころから毎年来ている。海の透明度などは例年と変わらない印象だった」と話した。 市は来年も勿来海水浴場を開設する方針。その他の市内8カ所の海水浴場は今後のがれきの撤去状況などを確認した上で、来年5月ごろの会議で決める。

http://mainichi.jp/select/news/20120901k0000e040200000c.html
大飯原発:30キロ圏、京都で避難訓練 2012年09月01日 12時27分(最終更新 09月01日 13時08分)


原発事故を想定した避難訓練で、スクリーニング検査を受ける住民たち=京都市左京区で2012年9月1日午前9時39分、川平愛撮影


 関西電力大飯原発福井県おおい町)から30キロ圏にかかる京都市北東部の左京区久多(くた)、広河原(ひろがわら)両地区で1日、原発事故を想定した避難訓練があった。東京電力福島第1原発事故を受け、防災対策の重点区域を30キロ圏内とする緊急防護措置区域(UPZ)が設けられ、市が初めて実施した。

 全国の政令指定都市でUPZに入るのは京都市だけ。山間部にある両地区には高齢者を中心に108世帯、223人(今年1月現在)が暮らしており、市は原発事故に備えて住民の避難計画の策定などを進めている。

 この日午前8時過ぎ、何らかの理由で原発事故が起きたと想定して訓練が始まった。電話連絡網で事故を知らされた住民約50人がバスなどに分乗し、5〜10キロ先の避難所に見立てた野外活動施設に移動した。

 野外活動施設では、住民が体や衣服に付着した放射性物質を調べるスクリーニング(放射線量測定)検査を受けた。自衛隊員らに囲まれて線量計を体に当てられ、住民らは緊張した表情だった。

 参加した主婦の松尾洋子さん(68)は「原発事故が起きても何をしていいか分からない。訓練はありがたい」と話した。


 ◇


ベータ線アルファ線=熱線 赤外線に近似
ガンマ線X線=電磁波 電子レンジや携帯電話に近い
ただし、いずれも超強力…ガンマ線は周波数で言うとゼタヘルツ〜ヨタヘルツ帯(単位 種類)、アルファ線原子核そのものが高速で衝突してくる。


どれをどれだけ浴びたら、どんな病気になるかは、なんともいえない。お酒に強い人弱い人、アトピーである人ない人…つまり体が得意不得意の個性を持っている。放射性物質の存在状況も、住環境一つで千差万別だ…吸い込む人も居れば食べてしまう人も居る。


ドイツなど数カ国は、「いまでも」東日本への渡航への注意を呼びかけている。

http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6365725.html
日本政府が避難するか否かを判断するのに20ミリシーベルトという数字を用いているのは,
それを下回れば安全であることを意味しているわけではありません。

「20ミリシーベルト以下なら我慢しろ」と言っているのです。


ロシア、ベラルーシウクライナの3国が年間1ミリシーベルト以上で、
“ここに住んでもいいが、移住を希望するなら国で責任を持つ”,
5ミリシーベルト以上で、“ここには住んではいけません”
という線を引いている事実と比較すると,


日本政府がいかに非人道的な対応をしているかがよく判りますね。


http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6492790.html
これは、ガンマ・スペクトル計測機です。フィルターから削り取ったサンプルのものです。そして、コンピュータ・プログラムで分析に掛けてピークのデータを出します。プログ­ラムが、分析してここにピークを示します。それぞれのピークが、そのエネルギーに関して特有のものを示します。Spectrum analysis がサンプルになにが含まれているか示します。Sampleになにが含まれるか、すぐに観れます。
セシウム134/Cesium134: 42,000 Bq/Kg
セシウム137/Cesium137: 68,000Bq/Kg
放射線核種の鉛210/ Lead210: 7,500Bq/Kg  確かに原子炉から来たもの。なぜなら、天然由来と予測したビスマス214は未検出の為。
・トリウム234/ Thorium-234 ウラン238の娘核種です。 Daughter of Uranium238
ウラン238/Uranium238: 3,000Bq/Kg
ウラン235/Uranium235: 240Bq/Kg
放射線核種は、いろいろでています。トリウム234/ Thorium-234 放射線核種の鉛210/ Lead210
ご覧ください。はっきりと判ります。鉛210/ Lead210 トリウム234/ Thorium-234
(=α崩壊を起こしたウラン-238は、トリウム-234/Th-234に。半減期24日で崩壊し同時にβ線出す。) ウラン235/Uranium235のピークです。大量に検出されました。
セシウム134/Cesium134のピークです。


今年6月に東京都内のマンションで、このフィルターに付着したチリをこすり落として採取したものです。


この解析により、サンプルに何がが含まれていたか判るのです。
我々が憂慮していて述べていたことが、このサンプルにより、事実であるのが証明された。
サンプルは、酷く放射­能まみれだった。フィルターは、酷く放射能まみれだった。

高濃度のUranium、鉛210、Cesium137と総ての核種を含んでいた。
資料を採取したのは、東京タワーから300mほどの距離にある20階建てのマンション内部からです。


特別な場所でなく、特別な汚染だ。福島原発からの核分裂物質です。


しかも、最も深刻なのがウラン235です。非常に多くのウランが含まれています。3,000Bq/Kgです。20階で。そう、これも福島原発からのものです。


http://www.youtube.com/watch?v=s8yDI9h1kxQ
*参照記事。http://www.tax-hoken.com/news_ad3Oodkrcc.html [空調フィルターからウラン] 東京タワーから約300mの距離にあるマンションの空調フィルターから、高濃度のウランが検出された。調査をおこなったのは、欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリス­・バズビー博士。

鉛は、ウラン崩壊系列の最後の姿。


以下はツイッターでの反論。まあ両者とも100%の存在では無い。あと大型マンションの吸気フィルターは、あれがあるから部屋までセシウムなんかが入ってこない。いわゆるスミア式測定だね。

https://twitter.com/ebi_j9/status/229163211251920897
さすがにこれはない。スペクトルある程度読める人がこの動画みたら、ノイズを無理矢理計算していることがわかる。http://t.co/NSRlCjws マンションで空調フィルターからウラン3,000ベクレル/kg!


http://twitter.com/ebi_j9/status/229163211251920897
ウラン235はたしかにγ線も出す。Ge半導体検出器で測定出来ないこともないでしょう。ただし、ウランはα線核種ですから、α線を測定するかICP-MSで測定するのが基本です。


http://twitter.com/ebi_j9/status/229166793103646720
先ほどのバズビー氏の動画http://t.co/hDw1M8sr  これを見る限り、Ge半導体検出器でしか測定してないようです。スペクトルを見ても、コンプトン散乱のノイズにしかみえません。ウラン検出というのならα線測定やICP-MS測定してからにして頂きたいです。


http://twitter.com/ebi_j9/status/229167827276427264
誤った測定からは、誤った結論にしかなりません。欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリス・バズビー博士は誤ったデータを公表して危険性を煽る前に、まずは放射性物質の正しい測定法を学んで頂きたい。


ちょうど東京駅あたりから、23区北部・東部〜三郷・松戸・柏・我孫子・流山…の高汚染ホットエリアが広がっている印象。気象庁の雨どい出口が3μ近いとか、東京駅の水たまり付近が1μ近いとか、経産省前の植え込みから2μでたとか…西東京だとありえない数値。
当ブログの昨年秋の計測調査http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111026/1319581243


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公務員主導の『片手オチ』続出は、毎度のこと。
真の小国の、自治体のような気配り目配りは、人口大国の日本では不可能。そして日本もまた公務員は鈍感無神経KYかつ高圧ときている。

http://ameblo.jp/nouka-challenge/entry-11341898252.html
ようやく新天地となる土地建物の片付けを行ったところですが、さっそくリフォームにかかるためまたも打ち合わせの長距離旅行になりそうです。被災者のための高速無料は東北方面の限られた地域に限定されています。新天地での再起を図るものにとってはここでも自腹での復興を強要されています。東電に旅費交通費を出してくれるかを尋ねましたが、やはり原発事故と同様、想定外ですと断られました。