先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

初号原型完成から、弐号以降の量産化へ

(以降はこちらに記事を続けます)
以前のエントリーはこちらhttp://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100423


5/14制作快調。


完成が見えてくるとやる気もUP
実作業も、みるみる形状が変わっていく楽しい工程が多く楽しい。
複製品で言うところの”原型”を、作るときの「変貌ぶり」は楽しいのだろうね。
これはキットを組むだけの人にはわからない。


tips
・極小範囲を四角く切り抜くとき> 三方を切り出して、残る一辺は棒を接着
 (別に四方を棒で組んでもいいけど)


 ◇


大胆に形状を出す痛快作業の後は
ちまちまと精度を出して仕上げる苦痛作業。



適当な切削チリは保存。
あとで集成材のように固めるときに使う。こうやって。
いわゆる合板。

これだと資源も無駄にならず、
瞬間接着剤なので時間短縮。
たしょう接着剤費がかさむけど、時間を金で買うと思えば。

手先の器用さと
慣れが必要だけど。

製造業経験があるといいのか?



使い捨てマスクのケチり方
・ひも:切って結び直す
・汚れ:洗う

説明書に
「衛生面から、使い捨てにしてください」
「洗うと性能が保てません」」
とあっても

・花粉なりウイルスなり、もくろむ性能が劣化しても
 直接吸引を避ける、鼻口保護役として健在
・その意味では、洗濯も再利用もぜんぜんok

衛生チェックは、ニオイや表面の汚れの判断でok
なんならアルコール水でも噴霧して乾かせばいい。(靴の中やスリッパなどのニオイ消しに最強)



プラ棒は硬いの忘れててモデラーズナイフ折ること数回
Lカッター使いたカッター
しかもプラ棒はめちゃくちゃ剥離剤ついてるようで、全然くっつかない。
瞬間接着剤の敵!紙ヤスリで全身やすったる…


6mmプラ棒って販売されてないんで、0.5mm板を巻き付けるしかなかった。
本当はもっと太いほうが合ってるんだけど、(現状で6.5mm、理想は7mm…小説版だと7.5mmでもいいくらい)
エンジンの造形採寸がうまくかみ合ってなかった。
上部エンジンがやや小さい…はいらねえええ…
エンジンカバーの中を円状に削ってなんとか入るようにした。


まあ、今回は試作モックアップなので、こういう検証が大事なんだよね。
次回は3〜5体をプラ板多用で同時量産して、その中の一体を精密ディティールアップしようと思う。
パテだらけでもろいこの原型は、ちょっとイジリ込む気がしない。次に量産するときの見本だし。


眠れなくて、ついブリッジ加工。
夜は、悪党共の俺に対する生活や就労等の妨害工作も、さすがにゆるむ、なくなるので
懸念や不愉快が減って、非常にはかどる。


 ◇


また形状変更つうか、精度向上。結果的にカッコよくなるけどね。

カタパルトを拡幅。これは最初から予定通り。
カタパルトレールがいびつだったんで、プラ板埋めで対応。リゼルが発進するシーンを再現するに見合う形状に。
(ああ造らないとなそろそろ…3mm×5mmのリゼルを…)

本体のカタパルト接合部に平行出てない…0.5と0.3でナナメ部分を埋め、やする。
だいぶぴしっとはまるようになった。DVD作中の登場シーンで同じアングルから比較してもよく似てきた。


とはいえ、俺に残された命、カネ、つまり時間はすくない…

あまり精度ばかり追ってると未完成のままになってしまう。来月には死んでいる俺だから。
モックアップだから適当にする部分と
モックアップゆえに形状は追うという性質と
折り合い付けないと。

まあ、どうせもうすぐ死ぬなら、量産も試作もないんだが…


家族を殺され、自分の人生ぶっつぶされたから、ケンカを買った。
しかし相手は、ヤクザ右翼でも創価でもよこしてくる日本政府筋であり、
あるいは政府を手下にしてるCIAだった。
発端は2chだのあそこらへんの、ただの書き込みだ。政治について意見したくらい。
あとは天皇制の歴史批判かな。論壇とかいう総会屋掲示板とかに。
書いたくらいで、殺しに来る。
この日本支配階級の残虐幼児性は、日本国を過去10年間で落ちぶれさせた。案の定。(主に日本経済を)


…蛇足蛇足


あと2〜3日間しか時間を取れないけど、それまでにカタチにする。


その間にこいつを誰かに預け、おれは野山で死んでくるわけだ…
政治的工作で追い詰められ、みなしごでは、こうなる。
働くことも、就職することも、知人をつくることも、なにもかも邪魔され壊される…


閑話休題


以下のような「カタチを追っていく手法」は、モックアップを造る余裕がある場合にはいい。
なるべく少ないビルド回数で製品を作りたい場合は、最初からカチッ!と厳密な図面を引いた方がいい。
それだと修正が容易ではないけど。


造形家なのか
生産者なのか
で、変わってくるね。そこらへんは。


1/144サイズのいいところは、薄いプラ板ばかり使う点だ。
ハサミで済む。速い。
反面、ミクロサイズ部品の扱いが苦手な人だと、気が狂いそうになること請け合いw


小説版と同じ位置からぽっきりとw
反対側だけど


 ◇


5/17月。週明けはうっとうしい休日出歩人々が居なくなっていいね。
昼間は悪い悪い陰謀工作員達に散々イジメられ追いかけ回され大変だったんでパス
夕方から身辺が静寂になってきたので作業開始。


きょうはけっこう精密です。妥協だけどね。


米粒字書きは、お土産にもなるくらいのスキルらしいね。
おれも、やろっかなw
洞爺湖とかでww


まだ途中経過。きょうはもう少しやる。
悪い悪い工作員達に、日中を潰されるんで
夜中にがんばらないといけない。
たとえ、小さな部品を掃除機に吸い込まれても(泣
取り出したゴミの山の中から慎重により分けて引っ張り出す(泣


やっぱ、思ったより進まなかった後半戦。
筋彫りが、ことのほか難儀…
(ほぼ初心者。当然、定規を使ったり自作するなんて発想もないまま…)
こいつの翼、貫通線が皆無…少しづつ彫っては、脱線して汗…(良くも悪くも目立てヤスリ)
こいつはモックアップなので割り切って、表裏で線引きが違ってでも色々試した。
切削道具、固定道具など、ベストなのがそろうと、もっと違ってくるね。
いいもの造るのに、過度の妥協はいけない。ステンレス文化包丁だけで板前がやれないように。


とりあえず、オーバーランした部分は瞬間接着剤で埋めたいが
これだけ細い線が密集していると、ゼリー状瞬間じゃないと無理…だがカネはないのでおあずけ。



ボーイング747の翼長は30mちょい。
しかしネェルアーガマのは100m以上…
このスケール感を踏まえないとね。大気中飛行主翼とは限らないし(ミノフスキー・クラフト浮遊飛行だから)。


一部の人から「これなら5000円いけるんじゃ」とか言われたが
(完成品レベルまで仕上げたら、だろう)


同人は、金儲けの場じゃない。
3000円でいい。原材料費に毛の生えた。


誰だって、趣味には、湯水のようにカネをつかう。
モータースポーツなんて年間ウン千万当たり前。個人でも年数百万では二輪の世界だ。
同人は、金儲けの場じゃない。
3000円でいい。原材料費に毛の生えた。
ヤフオク限定;改造品はグレー。でないとコストカットできず5000円になっちゃう、席代だの版権料だのと)


でないと結局は、高額商品による金儲けを警戒する版権側がかたくなになり
ますます個人原型師の、活躍の場が、抑圧され淘汰されかねない。
キャラホビなんてのは、あれは残骸なのだ。半商業の本格ディーラーばかりの。一席3万円も取る。


同人誌は、アイデアと、そこそこの画力だけで、ソフト的に人気を得られるが、
ガレキはダメだね。設備投資が8割方を占める。だから半商業化しちゃった。


んで同人マンガと違い、絵をトコトンうまく描けばより高額で売れる、って感じでしょ、ガレキは。
するとソフト的に勝負する余地が無くてつまんない。翻って、金儲けしたい連中には都合がいい、しかし版権元商業と立場が似通ってくる問題がある。


…おれはそういう、一大センセーションを、やってるつもり。
総合的で、包括的だ。


ただ造形とかイラスト描きを趣味でやってるんじゃない。
すでにアニメ特撮やドラマ映画などは、制作協力を重ねてきた。プロの端くれだ。
そうやって政治経済だろうが製品開発だろうが、何でも首突っ込んで視野と経験を拡げてきた。


広さが強み。
どこででも、改革を起こせる。リノベーションの火を付ける。

いまのガレキ界隈は明らかにおかしい。10年前の家庭ゲー業界やアニメ業界にそっくりな閉塞感。


…そんなこんなで、明日で完成できるかな?
王手。
塗りや細部仕上げは、量産してから抜き出したやつで、やる。
こいつはクレイモックアップということで。型取りじゃないけど原型。


その前に、生きていけるのかまだ微妙だ。一日300円で生きる生活すら今週限りで終わる。
飢餓目前、餓死寸前。
政治がらみの悪い奴らに追い込みをかけられ、働くことができないで居る。


運良く命をつないだら、量産に入ったり、電王映画を見たりしよう。


 ◇


ぐふっ… ただのしかば略


なんだよこれ、案外にエンジン周りは手間がかかる…5時間かけてやっと片方だけ完成…
模型店では5mmしか丸プラ棒が売ってなくて、プラ板巻いて6mmにする手間がかかる…
燃料タンクっぽいとこも、6mmプラ棒があればコトブキヤ部品は不要だった…
箱組系じゃなく、小細工系が目白押しだと、押されますな…ことミニサイズだから…
Rで曲がってる部分なんて、熱湯につけて曲げたし…
全部品そろう意味で完成するの、明日でギリギリ、明後日でも不思議はない感じ。


量産のほう、段取りとか色々熟考しないとな…外見は同じ、その他は構造から何から全部違う、と。
生産する俺もラク
もらって造るユーザもラク


レジンコピーじゃないメリットは「普通の接着剤使える」「改造しやすい」などかな。
なるべくプラの箱組と削り出しでまかなう予定。
プラ箱組に頼ると、ソリッドと直線面が出やすい反面、量産時は個体毎の曲面にばらつきが出やすい。
こけしとか、ひな人形だね。あれも安いのはコピーだろうけど。


6mm丸プラ棒が仕入れられると、部品の量産が簡単。
通販で見つけてはある。


今回から(前回?)、ラインアウト
残る部品の入荷待ちw

もっと左右カタパルトおよび格納ドック部の幅を拡げると、よりアニメ版に近くなる。
同様に、上部エンジンのサイドパネルもプラ板拡幅で形状が良くなる。
翼の根元が付いてる面は設定画通りだともっと低い。その一段下の水平面は、逆に高い。
かように、設定画意識で造ればいくらでも形状変更は可能。ハッチ形状や角度とか。


(蛇足)
ガンプラの樹脂はめっちゃ柔らかい。
子供が改造しやすいようにという配慮か。
構造体が緻密に良く練って設計されてるので、素材は柔らかくてもいいんだろうな。
ガンプラって中々折れないもん。グニャリとはするけど。


翻って、プラ板とプラ棒とくに後者は硬い!
自作物の構造支持部分に使われるから、材料がもろいと苦情が出たら嫌なのだろうか。
いわば家の建材が折れたらマズイっしょ的な。


 ◇


5/19
本体部分、ほぼ完成。完全装備?
あとは砲塔関係ばかり。


きょうは悪い工作員の弾圧がひどく、あんまり精魂込めきれなかったな。
日本も益々荒れてくるねぇ…悪い空気悪い魂の蔓延…病は気から、つまり病む社会は気が病んでる。魔の跋扈。


脱線した…
ミニ砲塔は、ランナー先端流用につき、ニッパーで切る部分の出っ張りを利用し、
一部だけ砲身を付けてみた、やっつけだけど。(まあ、モックアップですから…)
ズームすると見るに堪えない部分は、量産版ではプラ板にするなどして向上する。
モックアップ=切った貼ったの試行錯誤ですからな。
パテ盛ったり削ったり、プラ板貼ったりはがしたりと。


モックアップで、この完成形状を探り当てるまでが大変なんだわ。
これを参考に、量産部品をつくってくわけで。完成見本は製造業では”マスター”って言われてる。

国家とヤクザに政治的に暗殺された兄弟たち…彼らとの『絆』のひとつであるこれは、
とりあえずだが、完成させることができた。
命がそこまで続いただけ、感謝すべきだろうか。


 ◇


スタンドディスプレイのテスト。
アーガマ改造なので、当然、スタンドも付属。

パテ製の下部エンジンがやや重い…量産はプラ板になるので軽量化必至。


夕暮れまでにここまで完成…
試しにこさえたリゼルがなんと1/1200くらいまでいってしまい(泣
せっかくかなり緻密精密カッケーディティールだったのに、
面積1/4まで削り込んだ…もはやゼビウスのタルケン
砲塔はただの二個イチで簡単だったけど。


なんとか、なーんーーとか、ここまで完成にこぎ着けた。
何にとは言わず、ただただ感謝するしかない。
金欠による物資不足とか、テーブルに置けないなどの問題で、これ以上の部品製作は無理。

安彦版ネェルみたいに、マイアレンジを多少意識してみたが
他者がそう取ってくれるかは人それぞれだろうね。



でオクってみた。冗談か本気かはご想像にお任せする…
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r66144506


 ◇


工具などを下見に行ったイエローサブマリン
300円アーガマを買いかけた…
「ばかっギアスゼロおまえ餓死寸前だろ!」
まだ、ヤフオクで万年回転寿司してるアーガマたちを買い占めしたほうがいいよな…
カネがもしできたらね。餓死しなかったらね。


資源を有効活用する。
エコ人間
マータイさんを呼び寄せたチーマイナス6℃な人間の宿命。
ゼイタクな製作や
ゼイタクな購買は
他者にお任せする。

あくまで、素材になったアーガマと同レベルの、ガンプラらしく。
手に取ったユーザが「もうちょっと細工したいな」と思う程度で。


だから量産品は大部分をプラ板で造る。レジンキャストなどしない。
キャスト都合のパーティションではなく、プラモっぽく部品分割する。
色々考えてるよ。


 ◇


量産におけるパーツ分割、大まかな設計が完了。


ビギナーの他人がストレートに組むことを念頭に構造簡略化。プラ多用、製造工程減。
簡略化で手間暇減ってコスト減。
・レジンキャスト特有の面倒がないこと(原型師も、モデラーも)
・低価格(趣味、同人的)
・改造や追加装飾の余地を残すこと(手を入れない、簡略化、いわば手抜きでコスト減 大衆車)


あとはGOするだけだが
政府筋の弾圧追い込みが激化する中では、
まず生き延びられるか、食い扶持を得られるかということが先決だ。
すでに貧血がひどい。


 ◇


・版権イベント向けには、フルスクラッチ化(委託相乗りじゃないとコスト合わないけど)
・普段はヤフオク向けにセミクラッチ


ペーパークラフト化も、いいな…


 ◇


※ただいま、命に別状あり、身の危険が迫っております。


ある程度片付けられたなら、量産化は開始します。予定では来月から。


 ◇



  '
  )
 (
  )
 (
量産化開始の、狼煙(クエント式
売れるかどうかは問題ではない。どうせ10体しか作らないしw


来月初より物資調達。
3体同時量産で工程テスト、および仕上がりチェック。
(うち一体を、完成品見本として仕上げる)
そこで作業システムの仕様が固まれば、次は5体でも10体でも同時量産。


※なんと入札が…まずないものとして、反響を見るくらいのつもりだったのに…
 量産品をオススメしようかな…そのほうがいいよな、モックアップないと形状寸法の参考にする物がなくなるし
 もらう方も、きちんと製品レベルの奴の方がいいだろうと


 …ちなみに製品版ではZZ版もセミオーダー対応します。
 微妙な仕様変更をワンメイク単位ですぐできるのがハンドメイドの強み。


 


アーガマは戦闘時にブリッジが下降して本体と密着したのに
それがラーカイラムでも形を変えて採用されてるのに
ネェルは首長竜のまま…欠陥ですか?wヤザンに狙われまっせw


量産品は、首の固定位置を決めず、自由位置で接着する仕様にします。
エンジンとかもそうしようかなあと。固定方法だけ示し、自由位置で固定してもらう。
工夫が必要だけど、自由度の高い、ちょっと面倒な製品にしようと。
(ガレキって大なれ小なれ、そういうもんでしょw)


直角や直線と平面、
要所は、押さえているので(おれは加工職人歴があるので)
ボロっちくても、かっこよく見える部分が多いわけです。
素人がマネしても、同じくはできない。修行で身につけた製造センスの問題です。


素人は、ボロを作ると、ボロのままです。
職人からすると、ボロはボロと言うよりは、削り仕上げ作業が終わってないだけの状態です。
ニュアンスとしては。
自分がかつて、ただの小学生で素人だったから、わかるのです。


だから、もしずぶの素人から、おなじ事を試みるならば
プロレベルの、うまさを、技巧を、マネしてったほうがいいです。
カタチをマネするんじゃなくて
技術を、工程を、マネしてください。


おれは、そういう人々を、育てるつもりで居ます。
すでに散々に破壊しつくされた日本の製造分野を、再生する種をまくつもりです。


最初から緻密な計画性で整然と美しく加工するのは、ベテランの仕事です


素人は、最初は雑にボロっちく作りましょう。改修改修で、うまくなります。
コツをつかむことです、直線、平面、直角、曲線、あらゆる。
金属切削での部品加工ではつぎはぎは無理ですが、プラはそれができる。
(ネジをつくるのに、パテで修正できないでしょ)


完成形をプロ並みにイメージできれば、
それほど他人に聞きまくらなくても、技術とコツを吸収して
具現化できます。


イメージも不得手なら、助言を得ながらの方がいいでしょう。
図面や完成予想図が描けないようなら。


とにかく、「自分でやれ」
緻密な高品質な”商品”ばかり、買わないで。キットばかり組まないで。


おれが量産した品を入手して、形状をイジリ込むもよし
でもできれば、マネして、一から作ってみていただきたい。


ガレキなんて、特別じゃないんですよと。
カッター類とヤスリ類だけでこれだけ加工できる。


その昔、80年代までは
「何でも自分で作っちゃう」ひとがけっこう居て、尊敬されました。
「発明少年」などといっては、脚光を浴びました。


企業の製品もたいしたことが無く、ラインナップも限られてて
給料もさほどではなく。
工業社会としても絶好調で。


個人が、創意工夫、するしかないし、すると脚光を浴びた。
賑やかで、みんな陽気で、素直だった。


それが翳っている日本経済は、社会は、そのまま没落と破綻へ進んでしまってますね。
情報隠蔽されてるだけです。財政状況や、今後の動向は、非常に袋小路です。楽観材料がない。


今のうちに、「色々できる人、つくれる人」を増やすのが、せめてもの種まきなのです。
こうやって今まで、サーキットレーシングの人材などを育ててきた。
親も教師(弓とか水泳とかも含)。
なんか、先祖が仏師で祖父母が国宝級彫金家とか、引きずるよね、いい意味でも。





以下、今までの作業の要点を列記して、この記事を締めくくります。


次回記事は「量産化進捗を公開する」です。
そこからも吸収してってください。隠しませんので。

・パテ盛り造形:とにかく自分が欲する形状を次々に試行錯誤し追求する時に最適
 しかし削りカスはどんどん出るし、とにかく非効率


プラ板箱組、積層:量産や軽量化向き、中途で形状追求するには不適。
 量産や、工夫の要らない単調作業に向く。ただし建築物として強度確保するのが難しい。
 柱やコンクリとして、プラ棒補強やパテ部分盛りするのはメジャー手法。あんまやったことないけど。


・(エポ)パテ盛り構造物に、プラ板貼り:完成面を出すまで時間を要するが、最後に面と線をぴしっと出すのに適する。
 かつ、プラ板のみと違い、建築物強度は折り紙付き。
 甲虫のように、柔らかなパテをプラ板で被覆できる。これも複合材の一種か。
 当然、量産不適、高コスト。


・瞬間接着剤とプラ板カスで集成材に:無敵の作業速度と、存外の面精度を誇るが
 見た目は良くない。コストもけっこうかかると思う。サフ吹く前の、
 半透明でヒビに見える部分がなんだか気が気でない。


曲げ手法
・湯煎、ガスレンジあぶり:前者は熱湯でも効果薄。たしょう曲がっても、段々戻ってくる。基本はガスなど遠赤あぶりがいいようだ。
・疲労:いわゆる金属疲労と同じ、プラ板を鉛筆などでヘアピンカーブにしてごしごしやってると、どんどん柔らかくはなる。


このほか、精巧な”アテ型”をつくって、熱して柔らかいプラ板をおしつけるなど、
より工業製造的な手法もあるけど、100ロット単位の大量生産向けだね。
バキュームフォーミングと近似した手法。
あれのように、片側だけのアテ型に、押しつけたり、引っ張りをかける手法と
両側のアテ型を作り、挟み込んでカタチにする手法がある。(金型的な手法)
圧延、絞りなど、金属加工業をメインに面白い手法はいくらかある。
ただの平板から、携帯電話用のリチウム電池の弁当箱型の容器を
圧延だけで作っちゃうのが一流の職人芸。
同じ手法で、痛くない極細注射針も作っている。


ミクロかミドルかマクロかでも全然違うのだけど(軽自動車とトラックの生産現場の違い)


丸棒にプラ板を巻き付けるサイズアップ手法は、好きじゃないね。
ことミクロモデルには、使いづらい。
小径に曲げるとプラ板は割れる。でこぼこする。
かつ接着剤の厚みにムラが出て、これも真円からほど遠くする一因。
なるべく、望み通りのサイズで売られているものを探すのがいい。
あらゆる加工業者も、削り量の少ないぴったりサイズを買う。
ゴミは出ないし、時間も設備費用も節約できるから。


次回の量産ではエバーグリーンのプラパイプを使う。
ABSパイプはPSスチロールの棒およびパイプと違い、多種多量で出回ってる。
ダイソーの編み棒がABSでかつ安いという。ただし専用接着剤が必要。


強度を出す一番の方法は、スチロールを完全に溶かして結合させること。
プラリペアや(バイクやトラックの補修でも完璧なくらい)
半田ごてで溶かしちゃうとかね。(かなり難しいけど…破壊しかねないし)


以上、ネェルをこさえるくらいのレベルで使いそうな基本知識だけ、列記してみた。





こちらはライバル。


初の商業製品なネェル、コスモフリートコレクション。
サムネイル画像だと「おお、上出来」と思うが
さすがに拡大するとね…9cmだし、まあこんなもんかなと。


エンジンフィンを設定画より大きくしたり
カタパルトをやや大きくし
ケガキ線もくどいくらいの太さ深さにする
など、
やはりミクロモデル独特の「見栄え」重視のデフォルメは欠かしてない。


中央カタパルトが、原型なのに、グニャグニャ…
モールドと、カタパルトレールの、区別も付かないし…
原型とは言ってるが、射出成形したやつだろうね、試作原型を型取りして。
まさか製品までグニャグニャにはすまい…


おれはとにかく平面と直線は気をつけてるけどね、元職人だし。


バンダイサンライズから豊富な資料をもらえる企業だから、
全体フォルムはいいにきまってる。


しかし
おれは1986年にはスクラッチ開始するほど、年季も愛着もあるけど
このモデルには、それを感じないな。年季で愛着の人なら省かないような部分もかなり省いてるし。


あと、職人の勘というか、プロが見ればわかるという意味合いで
「これ、手作業だけじゃねえな、でなくても設備や予算が充実してる」
てのは嫌でもわかる。
ルーペ、クランプなど固定用具、精密ナイフなど。
MC使ってるかもね。自動加工機。
手作業だけじゃ、1/4400つまりおれの作ってる半分のサイズで、
ミニ砲台の砲塔を切削加工するの、無理だよ。左右カタパルトの所の。
でもCADのデータ通りに刃が通るMCなら、どこでも均等に可能だ。
手作業は不安定で、時間を要する、それは現代の企業活動では不可能で、非合理だ。
だから、手作業だけではないと、判断できる。


http://www.megahobby.jp/blog/2010/05/post-112.html
http://store.shopping.yahoo.co.jp/esdigital/4907953479890.html
3000円で、入ってない事もあるよりは
おれのスクラッチ品も同額で買ってみてくれよとは言いたいw
こちらは確実に「入ってる」からwwww


 ◇


次回、量産計画(予定)
UC版:2lot(うち1lotは完成見本として利用するので、除外)
ZZ版:1lot
以上、2lotをヤフオクに出す予定。1ヶ月以内。


ZZ版も作らないと、ガンプラの部品が余るんだよーーーー泣
大人って、大人ってーーーーー!木星行き
真四角の居住ブロック…これブリッジ後ろの構造物の補強に使おうかな…
捨てるところがないようにしたい。アーガマの、改造品ですから。


ああちなみに、ZZ版は設定通りに羽根が折れた状態でも接着できます。
コロニー格納庫行きの時の。
気が向いたら、彫物の同スケール・ZZフォートレスを付属するかも知れません。
UCのリゼルといい、オプションにしたいんだがどうしようか…


コスモフリートの付属MSがだいたい全長3cmくらいらしい。
そんだけ大きければ、おなじクオリティのユニコーンガンダム
デザインナイフ一つで彫って作る自信はあるよ。
以前の作例で紹介した、1/1200リゼルを見てもらえばわかる。
(1/2200にリサイズしてしまい、現存してない)
あれのトンガリが全長1.2cmくらいだから、MS形態で立つと全長1.8cmくらい、MS本体が1.3cmってところ。


フォルム比較
カタパルトデッキ周辺がけっこう違う。UCアニメ版はそれまでとかなりデザイン変わったからな…
全長380m公式設定なので、1/2200だと17cmになるけど、ちょっと大きいな。1/1800だと21cmね。でもZZの時から数値が変わってないんだよな…


ああそうだ、ブライトさんに色々着せたり削ったりしてユニコーン作るんだったっけ…


以下が次回記事のURL↓
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100530/1275181298
ネェル・アーガマ 量産開始、手渡す相手全員が友人同人