たとえばこういう例、
博士課程のいわば典型例。
「頭でっかちになっちゃってるよねえ」
山を黙って歩け、
言う前にやって見ろ、
地位や知識じゃない、
ってのが、ダメなんだよなあ…すっかり都市や文明に取り込まれちゃっている…
頭だけで世の中が動かせると、
どうしても産学のラボやデスクの人種は思いがち。
また、いまはそういう人口も多いから、
世の中頭でっかち族だけで消費も政治もやれると、つい思いがち。
そうじゃ、ねえんだよなあ…実際に政治とか、製品開発プロデュースとか、やるとね。
(特に、改革者をやるとわかる…)
たとえば
「おまえはただグリスを塗ってカドをとるだけじゃないか、そんなやり方我々だって知ってるわ」
「もっとお前はスーパーマンで唸らせるような逸材じゃなかったのか」
的な、カルト宗教が的を袋だたきにするようなスタイルのイジメが横行しているが、
「…で、貴方方はその『当たり前の低級な技術と知識』を持ちながら、30年もライン設備のグリスアップもしなかったんですね」
というと、みな黙ってしまい、経営幹部は唸る。
頭でっかちって、そういうもん。
みんな「完璧に突っつくキツツキ赤ペン先生」になってしまい、
『誰かが完璧に仕上がるまで』
全国民でキツツキだけをやるつもりでいる…
赤ペン先生だけじゃ、生徒も保護者もなんにも居ないんですが…
一種、民主党政権が味わってる苦労もそれ。
いつも採点『だけ』してて、
普段から「黙々と実行する」積み重ねをしてないと、
イザ任されたときに泣く事になる…
「おうおう、テメエは世の中をナメてやがんな、シメてやっか」
と脅すのが定番のアウトローだが
そういう連中こそ、「人間ひとりひとり」をナメており、
むしろそういう勢力が社会を牛耳ってくると、国家社会へのしっぺ返しが大きかったりする。
巻き込まれ、とばっちりとも言う。
暴力者は、やっつけることしかできない。
するとみな、萎縮し、ポチになり、
イエスマンばかり、意見もなにもしないロボットばかりになる。
実質、社会と国家に、意欲的に貢献しようという人間は『ゼロ』になる。
ヤクザマフィアが、国家をあまりに牛耳ってはいけないのだ。
本田宗一郎や松下幸之助は、ロボットじゃなくむしろワンパク異端児イノベーターだった。
彼らが隆盛してくると、高度成長の中ではロボット人間たくさんでもよかった。
だから自民右翼ヤクザ霞ヶ関はそこで変な自信をつけてしまった。「農奴式で、イケる」と
だが時代は変わった。
その昭和日本式はまたまた通用しなくなった。
また本田宗一郎や松下幸之助のような人種に依存、一任して、
新時代に即したイノベーションをしなければいけない。
貧乏所帯のベンチャー集団からこれまでにないものを生み出す…そういう連中にかかって居るのだ。
かかって、いるのだが…老化日本社会にその発想は既に無い…老人がどう老後を過ごすかしか。
すっかり幕末幕臣…
だが時代錯誤の連中はわかってない。
まだまだ今まで通りで良いと、信じて疑わない。
学がない、
手はすぐ出る、
粗暴なんだからムリもない…
自民右翼昭和霞ヶ関…そうした農奴ムチ打ち集団が、また日本を滅ぼしにかかっているのである。
識者が言うとおり「学習能力のない」
ヒトは繰り返すし、「それみろ繰り返すんだからいーじゃんか」と開き直るのが権力と暴力だ。