知ってようが知るまいが
カネコネ地位のない人間には、どうにもできないのさ。
だってここは孤島だもの。日本語は日本だけだもの。
器用貧乏と情報通貧乏は似ている。
経済楽園は破綻すると即、セントヘレナ島に変貌するわけよ。
鬼の哭く島、カサンドラ…
北欧のような高福祉国に日本はなれるのか？
現在の日本の税や社会保険の負担率は平均すれば４０％程度と言われています。
それに対して北欧の国々の平均は７０％近くなっています。
日本は今後これらの北欧の国々を見習って、目指していけば良いのか？
国民が負担する率は今後どんどん増していくことになるでしょう。
最終的には同様に７０％近い数字になっていくのかもしれません。
しかし７０％に増やせば北欧のような高福祉国家になることができるのか？
これは不可能に近いことなのです。
北欧の国々のように、人口が５００万人や１，０００万人しかいなければ、
政府も小さくコストもかかりません。そしてそれぞれの監視体制があり、
自助努力も働きます。やりくりすることができるのです。
しかし日本には人口が１２，０００万人もいるのです。
これだけの人口を抱えた日本では、
きめ細かな体制を作るには莫大なコストがかかるのです。
日本が高福祉国家になることは現実的に不可能なのです。
結果的にどうなるか？
国民は見捨てられることになるでしょう。
知識のある人間は自らを守ることができるでしょう。
しかし知らない人間はどんどんおいていかれることになります。
切り捨てられることになるのです。
そして結果的に、日本の本当の現状を知らないことで、
自らの生活がどんどん落ちていくことになるのです。
