誰もが諦める、真夏の昼間の自転車移動…
ロードバイクでツーリングなどとなれば、せめて毎日100kmは移動したい。
しかし物理的に無理だった。かならず脱水症状や熱射病症状でギブアップすることになる。
なので昨年、これを科学技術的に解決するスーツを試作した。
(現物画像あり)
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140727/1406386773
メキシコやエジプトの砂漠行軍の衣装と原理は同じ。
要は肌に日射が入射しなければ、
・蓄熱しない。
=水分が発汗で減らない
=疲れない
GWや初夏のように、真夏猛暑日も移動できればいいわけである。
基本はポンチョ…一枚物の簡易避暑具。
生地は、窓際ベランダ用の遮光・遮熱シート。
つまりこれをかぶると、肌は常に日陰なので、蓄熱が起きない。肌もあまり焼けない。水を欲しがらない。
さらに麦わら帽子に、この生地と銀マットを装着すると無敵。
…しかしやはり、真夏の猛暑日の最高気温における「空気の温度」は体温と同じぐらい行くので、
ペースは抑制しなくてはならない。平均時速21前後で、急な踏み込み、加速は控える。とにかく力まない。
人は29度から体温冷却機能(熱交換)が不全になってくるのだ、無風の限り。
暑気により暑いは暑いのだが、ポンチョ着用時は、肌がヒリヒリしたりカッカすることは永久にない。
移動方向や太陽位置の変化で、側面から入射するのでサンオイルは塗ってるけど。
あとは見た目だね…これはメーカーが開発してくれるのを待つしかないが。各社へ打診中
◇
本日も、青梅駅〜サンシャイン前まで55kmぐらいを往復。
11時半発となかなかチャレンジャーだ。すでに35度ほど達している。
14時には手持ちの温度計は38度を超えた。ちゃんとバッグの日陰に安置してあるやつが。
15時にはサンシャインに、その10分前には池袋駅前に到着していた。だいたい2時間半だからいつもよりはすこしかかっている。
はっきりいって楽ちんだったよ。
春夏と同じ回数だけ、いつもとおなじドラッグストアで、同じ時間だけ過ごしただけ。
さすがにボトル入りのVAAMの消費は多めだったが、熱中症対策でこまめにやや多めに飲んでたからしょうがない。
(2倍希釈の無糖スポ^津ドリンクならもっと喉が渇かない)
さすがに猛暑で朝〜夕方までずっと外で運動しつつ移動するのだから、夕方に来る疲れは大きめだけどね。IYで20分ほどくつろいだ…これは普段はやらない。
(余談…気象庁や気象サイトの「最高気温」は、あてにならない(特に直射日光がある時間帯)…規格通りに芝生をはやして、風通しの良い日陰=百葉箱に設置した温度計で計測…たとえば23区では路上の気温と5度以上開く場合もあるため、その手の皮肉がネット上で絶えない)
◇
ちなみに道中…
すぐ短距離の、買い物ママチャリは多数いて
おなじく短距離だけダッシュしてるローディも3台ほど見たけど。
中長距離の、いつもは多数見かけるタイプのローディはゼロ。当然だよね…
以下はこぼれ話だけど…
武蔵大和駅の先が
新道が完成して、付け替えられました。
いままでは歩行者信号の「歩行者 自転車用」の看板のせいで、ローディにとって不便な交差点だたけど
これが撤廃された。
◇
2018/07/14
猛暑予報発令中。青梅市最高36度。
小河内ダムでも32度ぐらい。
11:45発(JR河辺駅付近)
12:50奥多摩駅手前のトンネル到達(春秋より10分遅い)
13:20小河内ダム(同じくベストより10分遅い)
(無給水で余裕、時折顎を汗が滴るも顔は乾いたまま)
(ペダルは踏み込まず押して引いてくるくる回す、SPDシューズで)
距離30km
海抜差360m
青梅一中前でローディ一人抜いたが
いかにも避暑装備なしの、ノロノロペース。
奥多摩病院超えて
橋詰トンネルの手前の激坂で
普段着ファッション女二人で安い自転車でヒーヒーハーハー倒れそうになって登って熱中症軽度になりかかってるからペース落とせ、たびたび木陰に入れと注意。
たぶんレンタルサイクルだろうが、貸す業者もこんな時間帯に小河内ダムなんか勧めちゃ駄目だっての。救急車が無駄に忙しくなる。
本日、上り側で見かけたのはこれだけ。
普通は、ローディは朝に登っていまごろ下ってくる。下りは大勢居た。
この「避暑ポンチョ」は、炎天下でもさほど手を緩めず仕事や鍛錬ができるようにするクーリングスーツである。
脳天に銀マット装着の避暑麦わら帽とセットで、かなりの日陰を確保。木陰のような快適さ。
こちらが小河内ダムふれあい館3Fでアイス食って西側の駐車場の露店まで見物に行ってから帰路に転じ(合計25分間ぐらい)
ひたすら下りで1つ目のトンネルを抜けてしばらくすると、最初のローディがよちよち上がってきた。
惣岳トンネルあたりで女二人がトボトボ上がってきた。
SWORKSの本番用っぽい機材のが時速40アベレージで抜いてったが
これは予算の差なので放っとく。奴らは大会で入賞する目的で巨額の金をかけてる。
この避暑ポンチョも弱点があり
・無風だとアルミなので暑い(ラジエターと同じ)
・若干だが風を遮る(微風だと相殺され、じわりと暑くなってきてつらい)
体には腕と足に糸ゴムでくくってるだけなので、日差し方向に合わせて随時装着角度を変えていく。
今使ってる2型は、背中に「丸めたPP板」を装着し、背中と遮光シートが密着しないようにしてある。
1型(現物画像のもの)は保管が悪くてカビが生えたので捨てた。
◇
The 2nd
@ka2nd
6月29日
返信先: @Simon_Sinさん
きょうも青梅〜R407~熊谷のかき氷やジゲンいってきたが
あの猛暑でも特性遮熱遮光ポンチョ着用で55km2時間半ぐらい
追い風だったから飛ばせるが冷却風がなかった
ポンチョ優秀なので35度炎天下の13〜16時は荒川堤防沿いを走って暇つぶしできた(遮光シェード流用
The 2nd
@ka2nd
7月17日
返信先: @basokaki30さん
アルミすだれを「着込む」ポンチョは
ロードバイク自転車で青梅市10時出発で39度の熊谷に13時到着し外で2〜3時間ブラブラして夕方に青梅市に帰ってこれる
全身を常に木陰にする避暑性能http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150715/1436923121 …
◇
こんな感じの生地を使う。枠は撤去する。
一畳サイズでいい。1500円しない。カインズやコーナンで売ってる。
かならずアルミ入りで遮光遮熱の率が高いものを使う。硬めの素材でないと走行風で身体にまとわりついて暑い。
◇
2018/07/19
本日は朝方曇天で、舗装路や建物が熱せられなかったので、気温上昇が遅くなった。
午後もこのままガスがかかった薄曇りが予想された。
この場合、
・山登りルート:避暑ポンチョ不要=木陰、海抜上がると気温下がる、山沿いは曇天がち
・都心ルート(新宿など):避暑ポンチョ推奨=ヒートアイランド、車もエアコンも多い、海へ近づき晴天も予想される
運行計画が重要である。
雨合羽と同じで、不要なのに身につければお荷物になる。
折りたたんで携帯できるがかさばる。
本日も秋川街道青梅街道交差点13時スタートの小河内ダム。
90分切る程度でベストの5分落ち。
飲料ボトルも300cc消費で済んだ。
たださすがにポンチョがないと、晴れてる間は非常に肌が熱せられて厳しい。
木陰や曇天や低気温がうまくミックスできて幸いだった。
◇
炎天下では
ふつうの水や飲み物はすべてNG
運動を前提とした熱中症の
予防ドリンク:無糖ポカリアクエリ系の粉を2倍希釈
発症後:1倍よりやや濃くつくる(粉で)または経口補水液を買う