先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

レントゲン撮影も、薬の登録販売資格者みたいにすればいいのに

どうせ人手不足が背景にある…有資格者はかならず不足する。
そして、そんな数少ない有資格者が来るのを待っていたら家は全焼し、犯人は逃げてしまう。


どうも古くから続く有資格職業は、人を使う制度導入がへたくそだ。
公務員、医師など、いかにもお堅い業種ね。


こないだいったクリニックも、先生は診察で忙しいのに、看護婦はレントゲンボタンを押せない…
医師がいちいちこっちきて押してまた診察へ戻る。たかが一瞬のボタン押しに何の専門知識がいるのか…
薬販売の登録資格者は、ひとりの薬剤師に監督されていれば販売は出来る。そのようにすべき。
これがまたCTなどとなると話は違ってくるが、これもマニュアル操作の受講をすれば済むこと。


警官と消防士と医師だけに、任せていられない…
雪かきをプロだけに任せたらてんてこ舞いになり、1週間待っても来ないだろう。


そのくせ、タクシー業界など「誰でもなれて、規制緩和が過ぎるとタクシーであふれかえって過当競争になる」と
わかりきっている業界に規制緩和するのだから…
つくづく、政党も霞ヶ関も無能だ…
庶民として、民間で下働きの経験を重ねていないからこうなる。企画・開発・テスト・構築・運用(発売)・客対応・市場の見積もりやリサーチ、といった必要な修行をしてない。
だから、総理が思いつきでいろいろやっても消費者庁だのアベノミクスにしかならない。ポンコツでろくに機能しない。

http://mainichi.jp/select/news/20131108k0000e040178000c.html

無資格レントゲン:13人が撮影、医院ぐるみ不正か 神戸

毎日新聞 2013年11月08日 07時58分


 神戸市東灘区の「日山クリニック」での無資格者によるレントゲン撮影事件で、2009〜12年の3年間で正・准看護師9人と事務員4人の計13人(退職者含む)が無資格でレントゲン撮影を計数千回繰り返していた疑いがあることが7日、兵庫県警への取材で分かった。県警は押収資料でこうした不正を確認しているといい、不正は院内全体で横行していたとみて、院長の日山憲一容疑者(58)らを追及する。

 日山容疑者の他に、診療放射線技師法違反や保健師助産師看護師法違反の疑いで逮捕されたのは、元事務員の前田弓枝(41)と准看護師の松野下照美(62)=いずれも同市東灘区=の両容疑者。

 県警によると、前田容疑者は「06年ごろから6年間、他の看護師や事務員らも撮影していた」などと供述、松野下容疑者とともに容疑を大筋で認めているという。日山容疑者は「2人がレントゲンを撮っていたことを知らなかった。指示したことも黙認したこともない」と否認しているという。

 県警は、前田容疑者だけで09〜12年、エックス線検査約1400回、CT(コンピューター断層撮影)検査約1800回の計約3200回を実施した記録を確認。心電図検査も約1000回実施していたとみられるという。

 逮捕容疑は、日山容疑者は11年3月〜12年4月、診療放射線技師の資格がない前田容疑者らに指示し、患者延べ8人のエックス線写真計156枚を撮影。さらに11年3月〜12年9月、前田容疑者に看護師らしかできない診療補助行為の心電図検査を4人に13回実施させた、とされる。