先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

軍国・諜報マニアなんてのは、しょせんはオアソビ


日本でそういう人たちの99%はオアソビしかいない…特にそれで保守勢力を名乗ったり、政権でそれをふるおうとする人々はね。


ホンモノはもっと知的で冷静で無欲で客観的だ。
日本のまがいものの連中のように、非は認めずウソの成果まででっち上げるようなみっともないことはしない…

★エフライム・ハレヴィ『モサド前長官の証言:暗闇に身をおいて』


・これから現地に赴任する支局長には、かならず訓示を行うようにした。
とくに、支局長は支局の長官であることを肝に銘じよ、
計画の長所ばかりだけでなく弱点についても焦点をあてるよう心がけよ
と強調した。


明確な評価を下し、その結果によって審判を受けなければならないというトップの責任は明白である。
集団思考」はダメだとはいわないが、情報評価に民主的なプロセスを導入すべきではない。
戦略的情報(インテリジェンス)の評価は多数決で決めるようなものではない。
諜報機関に集団責任などというものは存在しないのである。


諜報機関もいわば有事対処機関で、軍と並列だ。
日本にはほとんど有事がないから、311震災対応などにしても政権や霞ヶ関や東電の対応はみっともなかった…低レベルで、あわててばかりで…
誰も何も言わないしやらないので「地蔵様のようだった」と、官邸にいた元スタッフにツイートされたぐらい。


本当にコマッタ有事に、軍歴などが豊富なリーダーが正しくてきぱき決めていく…英米ユダヤなどでの理想像だけど、


日本は、おめでたいオアソビ保守もどきの都知事がえらっそうに中国にケンカを売って引っかき回し、いまでも尖閣で中国船が領海侵犯を繰り返し、反日デモで日本企業の工場やデパートが破壊される大損害や信用失墜を招いた…アベなんとかさんもその同類でしかない…オバマに右傾で危険と酷評されたり日米会談を拒否されたりと、いいところがない…


反日デモで大損害が出た時点で、それが日本で無くてユダヤや米国だったら石原は引責辞任なり責任を取らされるなりしただろう…
日本がいかに平和ぼけすぎて、市民のダレも保守だの諜報なんてわかってないかを物語る…石原を袋だたきで追求すべきなのに、ダレもしなかった。だからオアソビ軍国願望がはびこり続ける…そして日本はそれによって自滅していく。


 ◇


おおきな一本化の国際社会シナリオ…としての(端的にはメーソン的な)


安倍の鼻をとりあえずへし折って勢いをそぐための、
橋下ぽろり慰安婦発言…明白にあれは故意である。


バランスを欠くとあとでマイナスが起きる、転倒することもある…
それは日本ではとどまらず、なんらかの形で国際社会の政治経済へ波及し、長引くこともある…
そういう観点で警戒されると、このような国際的工作を仕組まれることが多い。…このレベルは一流のインテリジェンスだ。おもちゃのようなゴッコ保守インテリジェンスを嫌悪し警戒する感情も交じっている。
軍事諜報から経済金融まで、より感情的で趣味性であるほどに負かされる仕組みになっている。一流になればなるほど客観的で冷静で分析的であろう…そのような機関は姿も見せず動いたことを気づかせない…アベのような国家トップ、石原みたいなそれに次ぐ地方トップが、いきなり壇上で保守だ軍国だと叫び、各国へケンカを売ってるようでは、ヒトラーや東条のようなおもちゃ感情的レベルと見なされ、根回しレベルでつぶされる…まず国際社会にとってロクな顛末へつながらないからだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130701/250460/
大下:安倍家の出処は長州だ。吉田松陰高杉晋作ら長州人には、徹底した滅私奉公の血が流れ、愛国主義を貫く。安倍首相自身、超保守系議員連盟「創生『日本』」の会長を務めている。安倍首相がしたたかなのは、この半年、自分の中の右翼的な爪を出さなかったことだ。言いたいことを抑えて、まずはアベノミクス。しかし、選挙後は、満を持して憲法改正に動きたいと思っている。ところが、その思惑が外れてしまった。


橋下徹氏による「従軍慰安婦問題」など一連の発言でしょうか。

大下:そうだ。実は、この橋下発言と同じことを考えていたのが安倍首相だ。安倍首相は、従軍慰安婦の日本軍の関与を認めた1993年の河野談話や、日本の植民地支配、アジア侵略を認めて、謝罪した95年の村山談話を見直さなければならないと考えている。従軍慰安婦は直接的には軍の関与はなかった、南京大虐殺は幻である、と。これが創生「日本」、つまり安倍首相の考えだ。しかし、橋下氏と異なるのは、創生「日本」のメンバーが従軍慰安婦問題について、研究を重ねて、理論武装しているところだ。


憲法96条改正」はトーンダウン

 安倍首相は、この従軍慰安婦問題、南京大虐殺の問題を含めて、「憲法96条の改正→憲法改正」というシナリオを描いていた。そこで憲法改正に慎重な公明党を押さえ込むために、橋下氏率いる日本維新の会の力が必要だった。だから、先の都議会選では日本維新の会には伸びてほしかった。維新の会は自民党の補完勢力でもあるからだ。

 しかし、その橋下氏が暴走した。「テレビ屋」である彼が、理論武装もせずに、いきなり従軍慰安婦問題を持ち出し、一気に世論に火をつけた。それで真っ先に嫌悪感を示したのはアメリカだ。さらに日本国民の間にも、日本維新の会のメンバーは軍国主義者であり、アジアに対する人種差別者ではないかという疑念を生じさせてしまった。

 憲法改正の議論が出ると、「再び軍国主義に突入していくためのものである」というニュアンスが漂うようになった。安倍首相は、憲法改正をしやすくするための96条の改正を参院選における自民党公約の柱にしたかったが、随分、トーンダウンしてしまった。安倍首相は忸怩たる思いで、橋下発言の行方を見守っただろう。


参院選挙後の政権運営は前途多難ですか。

大下:橋下発言で、安倍首相のイデオロギー的な勢いは止まったとみていい。そこに上海株が暴落が起きている。中国の経済崩壊が日本に波及する可能性も否定できない。そこにアベノミクスの落とし穴がある。かつて安倍首相は経済政策について「結果がすべて」と主張した。株が上がっているときはいい。しかし、その数字に対するこだわりは、経済がほころび出すと逆に政権の命とりになる。


アベが坊ちゃんであるためにかんしゃく持ちで子どもっぽい…
ことはいまさら感が強く、ネットでもマスコミでもさんざん暴露されてきた…
小泉はまだオトナの爺さんだったが、アベは完全にガキのまま初老となっている…
安倍政権が復活してから、ちょっとこのようなことをネットで書いただけで、右翼や創価や公務員筋がすっ飛んできて、脅迫、圧力、「いいのかなそんなこと書いちゃって〜」などと恫喝…することが急増して今に至る。
これ以上つきあっていられない…年末の谷垣総理誕生まで待つのみ。不始末のためかクーデターかは不明だが、そうなることが段々現実味を帯びつつある…

http://mainichi.jp/select/news/20130705k0000e040161000c.html

自民党:TBSの取材を拒否 「NEWS23」内容問題視

毎日新聞 2013年07月05日 10時45分(最終更新 07月05日 11時23分)


 自民党は4日夜、TBSの報道番組「NEWS23」の6月26日の放送について訂正と謝罪を求めたが、誠意ある回答を得られていないとして、TBSの党幹部への取材や番組出演要請を当面拒否すると発表した。これに対し、メディアの専門家からは批判的な意見も聞かれた。

 党総裁・幹事長室名の発表文によると、訂正を求めたのは6月の通常国会閉会に関する報道で、「電気事業法改正法案など重要法案の廃案の責任がすべて与党側にあると視聴者が誤解するような内容があった」として、公正公平を欠くと抗議したという。

 大石泰彦・青山学院大教授(メディア倫理)は「自民党の出演拒否は珍しいことではない。与党時代の2003年、民主党影の内閣を特集したテレビ朝日の番組を『偏向だ』と批判、4カ月間拒否した例は有名だ」と話す。そのうえで「放送内容に法律上、倫理上問題があったかどうか検証が必要なケースもあるが、政党は公の場で堂々と反論すればいい。テレビ放送は免許事業で権力の影響を受けやすく、出演拒否は圧力と取られ、報道や表現の自由を萎縮させかねない。為政者のすべきことではない」と批判する。

 ジャーナリストの江川紹子さんは「自分とは違う意見に対し『倍返し』をしようとする一種の脅しで、『お子ちゃま』的な対応」と指摘。「党のPRのために言論を利用することしか考えていない姿勢がよく表れている。ましてや今は参院選のさなか。各党の主張をテレビで知ろうとする市民は多いはずで、常軌を逸した対応だ。報道機関の対応も問われる」と話した。

右側ヨイショ部隊の産経ZAKすら批判側に立ってるし…
読売はあんまり不利なんで記事にすらしてないし…


やっちゃったね舌禍というかミスジャッジ。
どんな大スキャンダルが出たり小不祥事が頻発しようがおおむね参院選は圧勝…という「たかくくり」が隠しもせず大いに漂っているね。
こういうおごりは3年後ぐらいに躓く「石」となって急に現れる。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130705/plt1307051213002-n1.htm
 選挙期間中に、取材・出演拒否すれば、それだけ有権者に訴える機会も減るうえ、「自民党は政権与党として大人げない」とみられる可能性もある。とはいえ、両者の間には深い遺恨がある。

 安倍首相が官房長官だった2006年7月、TBSの報道番組「イブニング・ファイブ」が旧日本軍731部隊を特集した際、関係のない安倍首相の顔写真を約3秒間も放映した。自民党内からは「安倍氏のイメージダウンを狙った印象操作だ」と批判が噴出した。

 07年参院選では、TBSの情報・報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」が、年金記録問題などを繰り返し報道。参院選惨敗後、自民党閣僚経験者は「みのもんたにやられた…」ともらした。

 同番組は昨年11月16日の衆院解散当日にも、NHKキャスターの痴漢行為を報じる中で、関係のない安倍首相の映像を短時間流している。


http://www.j-cast.com/2013/07/05178829.html
他局でも出ていた話でなぜ?

ここで言う「問責決議案の前に、法案の採決をしようという動きがあった」というのは、民主党が「法案採決→問責決議」の順序を主張したのに対し、自民党が委員長を務める参院議院運営委員会が「問責決議優先」を押し切ったことを指す。自民はこれを「廃案の責任がすべて与党側にあると視聴者が誤解するような……」としているようだ。

ただ、どちらかといえば、「法案を通す気がなかったのでは」発言の部分のほうが、より踏み込んだ与党批判だ。

この問題は、一連の報道の中では広く取り上げられ、たとえば同日放送の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)ではより詳細に解説されている。決してNEWS23だけが突出していたわけではない。番組全体としても、廃案について「問責決議の影響で」と表現し、キャスターの岸井成格氏も「それぞれの政党に言い分はあるんでしょうけど、国民は納得できない」とするなど、与野党双方に批判の矛先を向けている。


http://mainichi.jp/select/news/20130706k0000m010086000c.html
 ◇謝罪でなく回答…TBSが反論

 安倍首相と自民党がTBSの文書などを謝罪と受けとめたことに対し、TBSの中井敏之広報部長は「公平公正な内容で事実に誤りはない。報道局長の文書は謝罪ではなく回答だ」と説明している。

政治的思想発想や感情は”抜きにして”も正直
「オコチャマ総理がくだらないかんしゃくで余計なもめ事を増やして」
いる印象が際立っているように見える…
プラス要素がない…あるなら読売は喜んで書くだろう。


最近は国政に対し失望し落胆することが増えた…
さまざまなパラメータのレベルが低下してきている…参加者としても当事者としてもまして閲覧者としても、失望を感じることばかり増えた。



要はアベだ石原だのは「日本人過ぎる」ので、知的レベルが国際一流から2ランク以上劣っている…
常に実際に世界中を見て把握し、支配して把握しているアメリカイギリスらの高水準とは似ても似つかない…よろこぶのは部落民レベルの、商売で右翼をやってる程度の市民だけ。
日本は元々は馬鹿である…西洋流の知性や技術を身につけてきたのは非日本人的な逸材たちだ。


安倍と石原には残念ながら
吉田茂白洲次郎のような中身の詰まった「格」および状況に応じた柔軟性をみじんも感じられない。
むしろ逆に、中身はすかすかなのをヒステリーで補い、状況を無視してあちこちにけんかをふっかける石頭…戦前の軍部がこれで、
戦後の尻ぬぐいをさせられたのが戦中は追放同然だった吉田と白洲だ。
アベや石原のああいう一派は、その低い品性によって致命的な大失敗をして、敗戦と同時に退場するような末路がふさわしく、自然である…

・「日本人がインテリジェンスや戦略的思考の分野で世界基準に追いつくには、どうしたらいいですか」という質問を受ける。

そのとき私は、次のように答える。
「手っ取り早く戦略的思考を身につける方法はある。
それは『日本人であることをやめること』です。
日本人の行動原理を守る限り、世界水準には永久に追いつけない」

これが私が四十数年間研究してきた末の、偽らざる結論です。


・戦前も吉田は、日本人離れした外交手腕を発揮した。
その一方で、物事をはっきりさせる必要がないときは、思いっきり無原則な言動をした。

憲法9条、いいじゃないか。
日本は自衛権を放棄したのだから、未来永劫、軍隊を持つ必要はない」などと平然と国会で答弁している。

共産党のほうが「それでは具合が悪いのではないか」と質問したほど。
人間の幅がとても広く、根性が据わっている。
これほどの変幻自在が可能なのは、吉田がある意味で「日本人ではなかった」から。
嘘を平気で言える。
自分の信念に完全に反することも言える。


・こんなこと一人でできる人間は、よほど図太い。
しかし、吉田にとっては「国体の維持」つまり皇室の存続こそが根本で、それに準じてさえいれば細かいことはなんら構わない。
自らの心に期したその自信があったからこそ、どんな「デタラメ」でも平気でやり抜いたわけ。
こういう人を「超日本人」と呼んでいる。

数千人の「超日本人」がいれば日本が変わる。


中西輝政『日本人として知っておきたい外交の授業』

アベは人の話を聞きたがらないからすでに第二次内閣でもアメリカら列強の機嫌を損ねる(右傾化に懸念を示される)など失点を重ねており…
石原都知事も人の話を聞かないので三宅島バイクイベントや新銀行東京で大失敗を犯し…ついには中国にけんかを売って尖閣問題に火をつけてしまった。


アベはなんと小泉総理からじきじきに愛情あるレクチャーを受けていたのだ…しかし聞きたくない話はどんどん無視するタイプだから、小泉総理のいいところを一つも継承しなかった。


こちらに竹中の弟子の高橋洋一が、数字目標や数式に傾倒しすぎて本末転倒になっていると紹介したが
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130704/1372894635
竹中さん自身は、誤解なくきちんとしておられる。

竹中平蔵『竹中式イノベーション仕事術』を読み解く


※要旨


・「飽きない力」に目覚めよ。
常に基本に立ち返って判断をチェックするこの重要性を伝えたい。
基本を繰り返す、何度も繰り返す、そのためには飽きない力がとても重要になる。


私が仕えた小泉総理は、常に「王道の政策をやれ」「基本方針通りにやれ」
「基本がブレるな」と言ってくれた。
基本概念を、恐れずに繰り返し語ることは、その人の強さである。



阪神ファンの私は、昔、9連覇を達成した巨人に阪神が勝てないこにとても悔しい思いをしていた。

当時の巨人の野球は、徹底した基本遵守主義でした。
巨人の川上哲治監督の練習風景は「鉄(哲)のカーテン」と呼ばれるほど、門外不出でした。
なぜなら、定石通りの基本練習ばかりを繰り返していたからです。

しかし、そういった一見格好悪い基本に熱心だったからこそ、強かった。
川上巨人はボール球には手を出さない、
ランナーが一塁に出たら必ず送りバントを成功させ、得点圏にランナーを進める。
そういった手堅い野球ができた。


・非常事態のときこそ、基本が大切。


・日本の基礎の積み重ねは素晴らしい。


小泉内閣が終わる前の晩に小泉総理が、総理公邸に呼んでくださり、食事をしました。
そのとき、後継者の安倍晋三さんも同席していました。
総理最後の夜ということもあり、小泉さんは上機嫌でいろいろ話してくださりました。

しかしその多くが、実は安倍さんに語りかけるように話をしており、
実質的に総理としての心得の伝授であると、私には感じられました。

その中に、決断力の話がありました。

小泉さんは、こう言っていた。
「いろいろな人の話を聞きなさい。
とくに民間の人の話を聞くのはいいことだ。
しかし、そのときは何も言うな。
ありがとうございました、勉強になりました。
といって帰ってきなさい。
すべて自分の腹に落として持ち帰り、
ひとりでじっくり考えてみて、何をやるかを考えなさい」


・私は小泉さんに
「総理の国会の質疑や記者会見での絶妙な切り返しすごいですね」
と話したことがあります。

それに対して、こう言っていました。
「竹中さん、あれは相撲の立会いと一緒、一瞬の判断だ。
これを養うために稽古している」

これを聞いて私は理解しました。
小泉さんは歴史小説や歌舞伎・オペラが大好きらしいが、
きっと小説を読んだり、劇を鑑賞しながら、いろいろなケースとして常に考えているのだろうと。


・大枠の数字を持て。
大枠の数字を語れる人は周囲からの信頼も勝ち取っていく。



・戦略は細部に宿る。


・情報源は複合的であれ。
最後は自分で判断しなければならない重要な立場であればあるほど、
組織の中で正式に上がってくる情報とは別の、複線的な情報源を持っていることが重要になる。



・洞察力を高めるためには、

1.歴史に学ぶこと。
2.古典から学ぶこと。


・いろいろな組み合わせが力を生む。

そのためには、
1.思いついたことは、メモする。
2.移動の時間を自由に発想を広げるようにする。

岸の孫で日本屈指の一流お坊ちゃんである安倍は、その書生でしかない小泉一族を内心では侮蔑している…見下した相手のいうことを聞くはずがない。むしろ今に見ていろと敵愾心やライバル心が先んじていることだろう。


人の都合も考えず、人の話や都合を聞くのをいやがり、つぎつぎにけんかだけを仕掛けていって各国に嫌われていく安倍と石原…侵略的体質。
まさに戦前の軍部だ。


小泉竹中ラインはむしろ、戦後の吉田白洲コンビのように、柔軟に発想し動いた。
上に引用した竹中氏の記述でもわかるとおり、二段構えだ…まず基礎部分はしっかりやるが、有事や一大事の決断・決済はひじょうに教科書通りにはいかない難しいものだから、普段から無数の決済の事例を学んでおくというもの。


弟子の高橋洋一は、そこが全然わかってない…基礎としての数式や数字目標だけを持ち出してあがめている…
数字・数式だけを神様とあがめて、結果がさんざんになったら本末転倒だ。安倍高橋ラインにはこの危うさが充満している。


宮崎駿だけは巨匠でなんでもわかってて中身が詰まってて、すごいことをやれる…
だがその弟子たちは…息子は…
同じことだ。安倍高橋石原にろくな末路はない。
小泉竹中流=基礎と応用は違うということ。
安倍高橋流=基礎原理原則のまま応用を突っ走れということ