先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

松下もシャープも中韓台さまに土下座して提携を打診…『これが現実』


政官が支配する日本の失敗は、
「インフレが正義でデフレが悪(あるいはその逆)」
「右翼は常に正しくて体制に重用され、左翼は常に悪」
といった一方的思い込みの古びたスタイルが今でも通用することだ…合成の誤謬
そこに海外の一流学者のお墨付きが伴うと、あさましい三流日本人のノリで大々的に推進して失敗することの繰り返し…


タマネギのないカレーもニンジンがないカレーも片手オチだ…
しかし両陣営はつねにその片方だけを絶賛し、相手を全否定するばかり…ニンジンだけのカレーもタマネギだけのカレーも、紹介の仕方一つでどうとでも美化できてしまう…
以下のレスがよく表しているね…

35 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 2013/07/01(月) 15:09:50.59 id:vC3LR+T1P
ネトウヨ的には突然天の怒りの雷がサムスンに落ちて、サムスンが倒産。
日本企業だけが繁栄するってストーリーなんだろw

ネトウヨってモノの発想が八紘一宇なんだよな〜w
日本人だけが貴族階級で、他のアジア諸国民は奴隷階級w

天皇教、右翼左翼創価に自民公明ほか政党”教”…とにかく政争にかかわるすべての勢力はこれと一緒だ。自分たちは常に正義のヒーローであいてはデビルマン以下のウルトラ怪獣で倒されなくてはならないという、オウム真理教といっしょ…教祖様がすべてを打倒して楽園王国を築くとか、資本主義体制は共産に屈して滅亡し水平的な国家が建設されるとか…
まず日本はこういう従来スタイルの呪縛から逃れなくてはならない。まさに武家に縛られ虫の息の幕末状態…尊皇攘夷とか公武合体とかいろいろやってみてもぜんぶコアコンピタンシーからズレてたから意味が無かった…しょせん武家軍隊の軍事支配体制下なので内戦が増えただけだったし、外に対してはからっきし弱かった(幕府が倒れた直接の理由は、旧態依然が主力である幕府軍が外国軍と薩長に敗北したため…同じ理由で清朝も倒れた)。薩長がいくら最新軍事力を得たと言っても体制となれたのは、宿敵薩摩とむしろ手を組む潔さ=苦渋の選択をした滅亡寸前の長州と、長州を倒す幕府軍だった薩摩がこれにより寝返ったからである。


日本はかつて、明治軍と松下がアジア始め世界各地を率いた。これは時代において先進的で、柔軟で知識吸収意欲がものすごく、つまり下克上かつ若かったからだ。
いま日本は老化して時代遅れで陳腐化しており、かつての清朝江戸幕府そのものになってしまった…中韓台やアジア諸国はいずれも若中年が才能を発揮し柔軟に稼ぎを増やしている…日本は老害&その利権のために若中年は奴隷にされる動きが加速している…かたや意欲満々、かたや意欲減退が止まらない…どっちが負けるかは書類上ですでにわかる。


安倍麻生谷垣はいわば徳川慶喜…日本一の坊ちゃんすぎて、追随してくるのはそうそうたる”幕臣”ばかり…たしかに権力も財力も人数も大きいのだが…いくら彼らが優秀でも、慶喜勝海舟になるのが精一杯…井伊大老みたいな理不尽な苦労も背負う人が増えるのも陳腐化して末期的な組織の常。
むろんこうした苦境は日本だけじゃない…異なる理由でどの国も苦しいのは同じだ。つまりどこ発だろうが世界連鎖倒産とか世界同時〜〜になりやすい時代がずっと続く。新しい側は無理をしてるし、古い方はすっかり老いぼれている…


 ◇


夢のような”株バブル”と”物価インフレ誘導”ばかりとなえていて
現実をまるで語らない、復帰してもう半年になる安倍自民政権…


どっちかというと路線が”理想や夢”に傾いてるので、
やはり松下やシャープなど家電の大メーカーは『放置プレイ状態』…・
むしろダメージが少ない東芝や日立など重工系に有利なように世界中に原発の売り込みまでする始末…アンバランスで片手オチな合成の誤謬
ただでさえ株バブルもインフレ通貨安誘導も「ごく一部5%ぐらいの企業と国民しか儲からず、あとは乞食のようにオコボレもらってガマン」という英米らしい格差的な政策なので…このままではパナソニックもシャープも数年後に自然消滅しかねない…放置プレイだし。


けっして悪口で言ってるのではない。政策担当レベルで嘆いているのだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2803A_Y3A620C1000000/
パナソニック、「津賀改革」阻む内なる壁

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2013/7/1 7:00


 パナソニックが結果を出せない。津賀一宏の社長就任から1年。V字回復を果たすどころか、2年連続の巨額赤字にあえぐ。津賀は、いたるところで改革を阻む壁にぶちあたっていた。

■「次は韓国で」

 パナソニックの本社などが集まる大阪府門真市の通称、「本社地区」。5月31日朝、大型バスが乗りつけた。30人の訪問客はバスを降りると、ぞろぞろとパナソニックのビルへと入っていった。

 彼らが通された部屋には、所狭しと電子部品が並んでいた。パナソニックの幹部や社員も顔をそろえている。

 午前10時。会議が始まると、訪問客の集団から矢継ぎ早に質問が飛んだ。

 「このセンサーの性能は?」「こちらのICタグのメリットは?」……。2時間ほどの会合の間、和やかなムードの中にも緊張した空気が漂い続けていた。

 無理もない。30人の訪問客は、韓国サムスン電子のエンジニアたちだったからだ。

 この日の会合は、パナソニック社内で「技術交流会」と呼ばれる特別なミーティングだった。ごく一部の有力取引先向けに開いており、今まで開催した取引先はトヨタ自動車などに限られる。あるパナソニック関係者によると、「サムスンとは初めての開催。それに、あれほど大人数でサムスンがウチにやってきたことは記憶にない」という。

 会合の最後は、パナソニック側の幹部がこう締めくくった。

 「BtoB(企業向けビジネス)分野でサムスンさまに貢献したい。次回は韓国にお邪魔して、深く技術者同士で話をさせていただきたい」

 サムスンは今や「世界有数の電子部品バイヤー」だ。経営が苦しいパナソニックにとってサムスンとの取引は喉から手が出るほど欲しい。腰が低く、丁寧なパナソニック幹部の言葉遣いには、サムスンへの最大限の配慮が込められていた。


■「打倒サムスン」一転

 会合が終わると、サムスン側の出席者は満足そうな顔を浮かべて帰路についた。

 一方、パナソニック側の出席者たちの胸中は複雑だった。あるパナソニック社員は会合後、「サムスンさんは想像以上に熱心。会議の2時間は『あっという間』に感じた。でも、会社を去った仲間を考えると、微妙な気持ちですよ」と漏らした。

 そもそも、サムスンパナソニックを含めて日本の家電メーカーを苦しめた脅威そのものだった。パナソニックは2013年3月期まで2年間の連結最終赤字が合計約1兆5000億円。直近3年間で約8万人の社員が会社を去った。かたや、サムスンは1年間で約2兆円の最終黒字を稼ぎ出している。

 サムスンの背中は遠のくばかり。しかし、少し前までパナソニックは、この強敵にファイティング・ポーズをとっていた。



 総会は津賀の謝罪からスタートした。ところが、株主の怒りは収まらない。OBを名乗る男性株主は総会の会場で、「決算をみて涙が出た。先輩たち、私たちが営々と築いてきたこの会社、この社風はひとえに創業者の思いから出発したのに……」とおえつ



しかし、これで津賀が自由に改革に腕をふるえるとは限らない。巨艦パナソニックには、津賀を阻む力学がいたるところに潜んでいるからだ。

■消えない「旧3社」の壁


 略




 5月下旬、津賀は1週間の米国出張に出た。有力機関投資家との面会や米フォード・モーターへのトップセールスなどスケジュールはびっしりと詰まっていた。しかし、それをやりくりしてでも、津賀には見てみたいところがあった。


世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の基調講演で、津賀氏は自動車分野などの拡大をアピールした(2013年1月、米ラスベガス)
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 かつて「鉄鋼の街」として栄えた米オハイオ州クリーブランドに本社を置くノッティンガム・スパークという会社だった。従業員はわずか約70人で、日本ではほぼ無名。津賀が興味を持ったのは、ノッティンガムが「イノベーション(革新)を売る会社」だからだった。

 代表作の5ドルの電動歯ブラシは、パナソニックの普及帯の製品より価格が8分の1と安く

以前も当ブログで紹介したが…
松下製の掃除機の別売りオプションノズルセットは3千円以上して、オーバースペック過ぎる…5つぐらいセットになってるがどうせ使わない。
おれがほしいのはカタナ型だけだったのだが、これはカインズホームで300円だった…塩化ビニールで頑丈なのに安いし延長できるので長さが1mぐらいになり便利。松下は従来通りに分厚い強化プラスチック製だったうえに旧来通りで延長できないので不便。




オススメのまんが
「僕はムコ養子」
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/8506.html


このまんがのいいところは、オチないまま「おれたちのあしたは、これからだ!」で打ち切られていること。


『ねえ日本メーカー、うちらの足を引っ張らないためにも召使いになってくれる?』
DMCでいえば「お遊戯的なことはよそでやってくれない?」


これが現実だ。それだけ救いようがないからこそ、おいしくないからこそ、政権も省庁も投げ出して無視している。原発事故被災者と同じだ。

 サムスン会長、李健熙の長男で副会長の李在鎔。次期トップの最右翼の彼が今春、ある日本のメガバンク首脳らに、こんな本音を打ち明けた。

 「日本勢の技術に興味があるわけではありません。それより、それらが行き詰まり、パネルなどを安売りされると、市場が荒れる


その前に日本メーカーが当社と協力するように銀行からも伝えていただけませんか。我々は協力を惜しみません」

 サムスンの視線は、出資先のシャープだけ向いているわけではない。世界のライバルたちは、別次元のスケールとスピードで動いている。そのうねりは、パナソニックすらのみ込みかねないほど激しく、大きい。


いまや在日・孫のソフトバンクが、アメリカのスマホを武器に日本のモバイル通信業界をリードしている…


韓国はどちらかというと小人口で北欧各国やシンガポールと同じなので、すぐ傾くしピンチになるので、ヒッシで国際グローバルに特化して世界中のマーケットを掌握してきた。


サムスンは国策企業だが成功している…大学まである。国策だが成功している。ノキアみたいなもんだね…あっちは国が小さすぎるので世界不況によって傾いちゃったけど。
だが日本の国策が関わって成功した事業を聞いたことはほとんど無い…


日本は多人口で資産も蓄えて、かつてメイドインジャパンが世界征服を果たし、思い上がってノンビリ怠慢になる材料に満ちていた…


松下幸之助の本を読んで勉強した中韓にすっかり出し抜かれて何年にもなる日本。
日本は今やかつての共産社会主義陣営そっくりだ…高度成長期までの冴えや柔軟性が消えてしまった。




売り場ではおなじみのヤマゼン扇風機。
こういうところは小所帯を活かして、中国韓国メーカーのように細々と客のニーズを聞いて回り、性能や仕様に活かしているようだ。アイリスオーヤマもそれに近い。
以下の記事を読むとほほぅと思う人は多いだろうが、こんな努力を中韓家電メーカーはどこでもやってる…松下を追い越すために松下幸之助の本を読んで実行し、すっかりマンモス大物になり松下精神を捨てた松下電産をすっかり追い抜いてしまった彼らだ。
半導体やモバイルにしても、日本企業はいちいち持って帰って検討しますと言うが、そのすぐあとの中韓メーカーの打ち合わせで即決されて仕事を持って行かれる…この繰り返しで落ちぶれてきた。NECなんか中国向けモバイルフォンの現地で流行する極薄仕様について「こんなのナンセンスだ、ばかばかしい、強度もへったくれもない」と切って捨てて、日本仕様を現地市場でごり押ししたが全く売れなかったという逸話もある…これまた日本家電メーカーどこでもそう。。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASHD0200V_S3A700C1000000/
市場の声追いかけるだけ…扇風機を日本一売る男
電機は負けへんで(14)


 5月の連休明け。男は部下を引き連れ、関東のホームセンターにいた。

 「直流モーター搭載タイプ、色はブルーか」。店頭に並ぶ扇風機に鋭い視線を走らせていたのは大阪の機械商社、山善の白石忠史(62)だ。「日本で最も扇風機を売る男」と呼ばれる。

■商品企画20年

 家電の商品企画を始めて20年余。上席執行役員になった今でも週に1〜2回、小売店のバイヤーと会い、欲しい商品を片っ端から聞き出す。意見はすぐに取り入れ、中国などの協力工場へ出向いて商品に反映させる。

 「いつも歩き回っていないと、消費者ニーズが見えなくなるんでね」。スーツのポケットには、常に出張先のホテルから持ち帰ったメモ用紙の紙切れを忍ばせる。思いついたアイデアはすぐに書き留め、手を打つ。

 こうした積み重ねが販売店の信頼につながった。かつて無名だった山善の家電が、今では店頭にズラリと並ぶ。

 家電メーカーの苦戦をよそに、山善の家電事業は快進撃を続ける。8期連続の増収で2014年3月期の売り上げは300億円を突破する見込み。20年連続で黒字だ。年約350万台売る扇風機の国内シェアは20%強。こたつや電気カーペットも断トツのシェアを誇る。

■原点は管理人室

 大手メーカー製に比べ機能を省いてシンプルにし、その分価格を下げた。一方で色やデザインが異なる商品を幾つも企画する。「何でこんな扇風機にぎょうさん色が必要なんや」。当初、白石のやり方は社内で批判されたが妥協はしなかった。販売店で拾った生の声の方が、社内の声より重かった。「同じ商品でも色が変わればイメージはガラッと変わる。消費者には選択肢の多さこそ魅力」。今では扇風機だけで約300点をそろえる。

 白石の原点は不遇の新人時代にある。石油ショック直後の1974年、山善は不動産事業に失敗し大量の不良在庫を抱えた。初任地の広島では売れ残ったマンションの販売を命じられた。

 白石は来るはずもない見学者を一日中、管理人室で待ち続け、考えた。「田舎なのに駐車場もないなんておかしい。価格も高い。何でこんなの造ったんや」。商品企画の重要性が身に染みた。

 現在、電機大手が販売不振に苦しむのも同じ構図だ。「商品が売れないのには原因がある」。「市場の声に耳を傾ければ、商売の種はまだたくさんある。僕はそれを追っかけるだけ」。白石の信念は少しも揺るがない。(敬称略)


 ◇


おれはながらく政財界、先進各国に関与してきた。何年もいろいろと関与した。
ヒット商品も優れた政策もいろいろ関わった。


…けれど、いまは『日本を助ける役割』はオレには無理だ。


なぜならいよいよ台所事情が本格的に難易度が増してきて、諸派分裂が深まる中で、おれを襲撃する馬鹿な敵対勢力が増えてしまったからだ。理詰めでちゃんとやれなくなった苦境に立たされた権力や政治は、ケンカばかり重視するようになるのが常…なすりつけ、逃げ、論点はぐらかし…
政治抗争で敵と見なされると、何をやっても何を言っても全部悪党、間違っている、無能、シネなどとしか言われない。なんでもかんでも邪魔される。




はっきりいおう、日本中の子供らが遊んでるDSや日本中の経営者やサラリーマンを助けるクールビズなどを生み出すキッカケのひとりであるオレにとって、
『松下とシャープを助けるのぐらい、朝飯前だ』


が、上記の残念な理由によって不可能である。


もっともっと日本経済がヤバイピンチになってしまって末期状態となり
「どうかお助けください、観念しました、あなたさまのいうことに従います、自分たちが間違っておりました…」


と、日本人全員がすっかり頭を下げてくるまでは…


観念するまでは、悪党も、凡人も、くだらない意地っ張りをやめず、くだらないケンカや殺し合いもやめない。


どうせどれだけ献身的に助けても、脅迫や待ち伏せや嫌がらせばかりを受けるならば、何にもしてやらないのが一番だ。


現代は『経営の時代』
経営のわからない、ビジネスマンマナーもわきまえない、
政治的なケンカや殺し合いしかできない、従来型の荒々しい人々が日本を支配してケンカばかりする限り、
コアコンピタンスからズレてばかりであろう…幕府勢だ。



経営は、ビジネスマンは、頭を下げて、握手して、開拓してナンボ。
軍人や政治屋きどりで、ケンカばかり、襲撃ばかり…人々を暴力で支配し、あちこちの現場を萎縮させ…それでうまくいくことなどほとんどない時代だ。アベは諸国にケンカを売って強硬姿勢で、米国や韓国や中国に次々に邪険にされ警告されている…そういうボスの部下は「このアベチャンの悪口をゆった平民どもは次々になぐってだまらせろ!」と命令されるのでつまんないことですぐ襲撃をかけてくる…こんなブログを書いてるだけでも翌日の襲撃ストーカー要員が増員されるのが常だ…買い物をすればどこの店にも右翼や創価が大勢来ていて、いろいろ脅したり邪魔したりニラミきかせてきたり、だ。夜もろくに眠れないように夜通し殺気を飛ばしてくる構成員が自宅付近に配置され、プロ市民やその家族に怒鳴らせたりして私生活から落ち着きを奪ったり…。


ここまで言えばわかるだろう。