先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

証拠がないのに追起訴を繰り返してるけど…大丈夫か? PC遠隔操作犯罪


アナログな警官と検察の、カンチガイのままで突っ走ってるんだよね…
証拠がないならないで、とっとと嫌疑不十分で釈放するしかないと思うんだけど、警官頭で考えても。


片山が犯人っぽいかどうかでは、すでにない。
証拠をそろえられない、IT技術のことがわからない、無能の時点で負けてるの。素人や子供が警察を気取って捕まえたり罰してるようなもので、そっちのほうが刑法犯罪ですから。


どのみち十分な証拠があるなら、公判などですべて公開されなくてはならない。けど、ネットでのIT技術者達の見解や、マスコミ情報を鑑みても「ない」

http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY201305020155.html
PC遠隔操作、片山容疑者を追起訴 幼稚園児の襲撃予告

 パソコンの遠隔操作事件をめぐり、東京地検は2日、幼稚園児を襲撃する予告メールを送ったなどとして、IT会社員の片山祐輔容疑者(30)を威力業務妨害罪などで追起訴し、発表した。地検は認否を明らかにしていないが、弁護士によると、片山容疑者は否認しているという。

 起訴状によると、片山容疑者は昨年8月、遠隔操作ウイルスに感染させた福岡市の男性のパソコンから、お茶の水女子大付属幼稚園(東京都文京区)に「園児を殺す」という内容のメールを送信。さらに有名子役に危害を加えるとするメールを所属事務所に送信したとされる。この事件では、警視庁が昨年9月、福岡市の男性を誤認逮捕した。

 片山容疑者は既に、大阪の男性のパソコンを遠隔操作した2事件と愛知の会社のパソコンを遠隔操作した事件に絡み、ハイジャック防止法違反罪などで起訴されている。警視庁などの合同捜査本部は今後、三重の男性のパソコンが遠隔操作され、伊勢神宮爆破予告が送られた事件などでも片山容疑者を再逮捕する方針。


以下の「判断した」ってのは、ITの素人であるアナログ警察が、カンチガイしたって言うだけの話だから…


ウイルスのヘッダー情報に「HPのPC」って書いてあったから片山もHPの使ってるから犯人に違いない!っていうおそろしい素人レベル。
よく「プロだけに任せておけ、素人はすっこんでろ」という言い方をする田舎者のじじいとか利権の手下がいるけど、まさにこの場合は警察官が素人なのだからすっこむべきであり…
片山の職場PCに三重県のえん罪被害男性PCとおなじウイルスがあったといっても、真犯人に遠隔操作されて片山の職場PCに置かれただけかもしれない。Torというのはその区別がつくような仕様ではないかなり悪質で高性能な匿名化ネットワークだ。
(ちなみにおれは都心部でオンサイトサポートもやっていたSEだが、都会のオフィスビルのPCはよくウイルスに感染しており、かつ気づかずにずっと使っている。)


とかく、シロクロはここでは意味が無い。証拠を突き詰める、技術を理解する、能力がない「素人である警察検察」は、処分保留で釈放してこの件から手を引くべきだ。科捜研のようなIT捜査部署を独立させ、国際的に通用できる専門家集団を作るしかないが、いまから本腰でやっても数年かかるだろう。
というかTorはFBIだろうが絶対にTorだけの犯罪では犯人を特定できない。せいぜい学生が遊び半分で手を出して実社会に足跡を残して捕まるぐらいでしかない(こないだそれで高校生が逮捕された)。日本ではネットヤクザが絡んだ疑いが濃厚の遠隔操作ウイルス犯罪だから(Torで完結しており、BBS自動巡回投稿プログラムなども介しており、あきらかな組織暴力筋のハイレベル犯罪手法)、警察側も意地になってしまってるのだろうが…

http://mainichi.jp/select/news/20130504k0000m040084000c.html

PC遠隔操作:伊勢神宮爆破予告で再逮捕へ 業務妨害疑い

毎日新聞 2013年05月04日 08時00分(最終更新 05月04日 08時56分)


 パソコン(PC)の遠隔操作事件でハイジャック防止法違反などの罪で起訴された片山祐輔被告(30)が、伊勢神宮爆破予告が書き込まれた事件にも関与した疑いが強まったとして、警視庁などの合同捜査本部は近く威力業務妨害容疑で片山被告を再逮捕する方針を固めた。この事件をめぐっては三重県の男性が誤認逮捕され、三重県警が謝罪している。

 捜査関係者によると片山被告は昨年9月10日、遠隔操作ウイルスに感染した男性のPCを遠隔操作し、ネット掲示板に「伊勢神宮爆破」などと書き込み、業務を妨害した疑い。

 片山被告はこれまで愛知▽大阪▽福岡−−の3府県の男性のPCを遠隔操作した事件で逮捕、起訴されている。捜査本部によると、一連の事件で使われた米国のサーバーには複数のウイルスが残っており、一部は片山被告の勤務先で作成された痕跡があった。また三重県の男性のPCからもサーバーに残っていたものと同じウイルスが検出され、捜査本部は片山被告が関与したと判断した。


前回のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130223/1361585459


参考
http://desktop2ch.tv/newsplus/1362149249/


 ◇


Torじたいは突破不可能な難技術だが
アナログな部分でいくつかクロの材料が出ているんだね。
(だからインターネットに潜伏してる現代ヤクザなり準構成員集団は、今後の類似組織犯罪にあっては、身辺事情に一切絡めないよう工夫してくるだろうね、アシを残さぬため)


はてさて、現行法においてこれをどう有罪にしてしまうのか…やり過ぎると「『えん罪のプロ』としてのテクニックだけは優秀」などとまたバッシングを浴びることになる。

http://mainichi.jp/select/news/20130508k0000e040187000c.html
PC遠隔操作:伊勢神宮爆破予告容疑で再逮捕

毎日新聞 2013年05月08日 12時01分


 パソコン(PC)の遠隔操作事件で、昨年9月に伊勢神宮爆破予告などを書き込んだとして、警視庁などの合同捜査本部は8日、片山祐輔被告(30)=ハイジャック防止法違反罪などで既に起訴=を威力業務妨害容疑で再逮捕した。「身に覚えがない」と否認しているという。

 逮捕容疑は、昨年9月10日午後3時半〜4時ごろ、ウイルスに感染した三重県の男性のPCを遠隔操作し、ネット掲示板伊勢神宮に対する爆破予告を書き込んだ他、東京都内の携帯電話販売店を名指しして「トラックで突っ込む」などと記し、業務を妨害したとしている。片山容疑者と同販売店は昨年1月にトラブルになっていたという。

 この事件を巡っては三重県警が男性を誤認逮捕。その後、男性のPCからウイルスが見つかり、県警が謝罪した。片山容疑者はこれまで、愛知▽大阪▽福岡−−の3府県のそれぞれの男性のPCを遠隔操作したとして起訴されている。合同捜査本部は東京都の男性が誤認逮捕された事件についても捜査を進める。


http://www.yomiuri.co.jp/net/news1/national/20130508-OYT1T00617.htm
片山被告4度目逮捕…伊勢神宮爆破予告など疑い


 パソコン遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は8日、伊勢神宮や携帯電話販売店への襲撃予告に関与したとして、IT関連会社社員片山祐輔被告(30)(ハイジャック防止法違反などで起訴)を威力業務妨害容疑で再逮捕した。

 片山被告の逮捕は4度目で、「身に覚えはありません」と容疑を否認している。

 発表などによると、片山被告は昨年9月10日午後、遠隔操作型ウイルス「iesys(アイシス).exe」に感染させた津市の男性(28)のパソコンから、インターネット掲示板2ちゃんねる」に「伊勢神宮爆破」「秋葉原ドコモショップにトラックで突っ込む」などと書き込み、同神宮と東京・秋葉原ドコモショップの業務を妨害した疑い。

 ドコモショップ襲撃の書き込みについては、これまで明らかにされていなかったが、同庁は片山被告の使用していたパソコンの解析などから関与が裏付けられたとしている。同被告は昨年1月、客として店を訪れた際、店側とトラブルになっていたといい、同庁で事件との関連を調べている。
(2013年5月8日12時21分 読売新聞)

品川勤務でアキバ…アリバイ的にはよりクロへ近づく材料。



組織犯罪のステージではすでに、ITインターネットのさらに上があって、そっちのほうがメジャーで猛威をふるっている。


・ITインターネット:完全匿名化ソフト、ネットワークのTorを仲介し、地下組織化したインターネットやくざや、その子分と化したガキども(2ch周辺に多く群がる)の暗躍がある。遠隔操作ウイルス犯罪もその一つ。


・テレパシー超能力や、運命および人身を操る魔術的手段、これらによってやはり『遠隔操作』する、組織犯罪。こちらのほうが今やメジャー。


遠隔操作、匿名化という点で、両者は似通っており、いわば互いに参考にした結果だろう。暴対法などにより地下に潜って準構成員化したやくざは、どんどんそういう巧妙手口の開発を急いできた経緯がある。魔術手段においては海外大国から手ほどきを受けている痕跡すらある。


ウソの情報を含むテレパシーを聞かせてみんなをだます、
だますことで兵隊として、鉄砲玉として、やくざはなんにもせず民衆を敵へぶつける…ここらへんは公権力もよく使う手口なので、そういうときは権力とやくざが結託していることもある。


思った通りに民衆の心をあやつる…運命すらあやつる…
この手口は少なくとも10年前には横行していて、TVアニメでも攻殻機動隊SACの「笑い男」事件というエピソードで、堂々と公開されている…(各国の諜報インテリジェンスの業界では、放送…ドラマやアニメに重要情報をわざと流す…というのはよく使われる手口だ)
あの当時のドラマでは「サトラレ」なんてのが典型的である。
洋画マトリックスでも、大衆へ次々に憑依しなおしてはネオを追跡してくる工作員スミスの脅威が描かれていた。あのようなことが実際に皇室や右翼やくざ魔術犯罪のからみでは頻繁に行われていると言うことだ。社会上流の中にはこのような魔術犯罪に甘んじて調子に乗っている連中が少なくない。


前述のように、2ちゃんねる&ニコニコ付近にそうしたネットやくざやネット右翼およびのそ予備軍・子分としての悪ガキどもがたむろっているが、その2chニコニコを重用してつるんでいるのが現・安倍政権である…実際に政権の命令で右翼系悪ガキが追い込み工作にくることも増えたし、あるいは政権側の擁護のために勝手連として殴りこみ工作を仕掛けてくることもある…


こうした流れは、民主党政権の間はかなり沈静化していたし、
先の衆院選が行われることが濃厚となってから急激に、右翼創価の手下が大勢暴れ回るようになったという経緯がある。


以上、ヒューミントシギント情報。


 ◇


けっきょく、アナログ捜査で終了。
まぁどのみち、片山が真犯人であれば釈放後も徹底マークされて何もできないから、同じ犯人は出てこないだろうけど。

http://exdroid.jp/d/57891/
PC遠隔操作ウィルス事件 「警察の敗北宣言」で見えたIT捜査の稚拙さ

2013年06月12日


一連のPC遠隔操作ウイルス事件で逮捕・起訴された元IT関連会社員・片山祐輔被告(31)が6月10日、昨年8月に他人のPCを操作してAKB48への襲撃予告を書き込んだとして追送検された。これまで片山被告は威力業務妨害ハイジャック防止法違反など7件の事件で逮捕・起訴されていたが、この追送検で捜査は事実上の終結。事件の本丸である「ウイルス作成容疑」での立件は見送られることになった。

片山被告が関わったとされる事件は、当然ながら全て遠隔操作ウイルスが絡んでいる。にもかかわらず、肝心のウイルスの出どころが解明できなかったのは致命的だ。確かな物証を得られないまま捜査が終了したことは、警察の事実上の敗北宣言ともいえるが、これについて捜査関係者は「片山被告が取り調べを拒否し、供述を得られなかったため」と説明している。

だが、これは事実と異なる。片山被告は取り調べそのものは拒否しておらず、あくまで「録画・録音しなければ取り調べに応じない」と頑なに主張していただけだ。それを拒んで実質的に取り調べを拒否していたのは当局側である。

「証拠が完全にそろっていない状態で見込み逮捕し、取り調べで心理的プレッシャーを与えて自白を引き出すという昔からの手法から脱却できていない。取り調べ可視化は現在議論中の案件ではあるものの、実際にこういった自白ありきの案件で録画・録音されて困るのは捜査側。そんな強引な取り調べは現在も行われている。たび重なる再逮捕で4ヶ月も勾留し、彼の社会的地位を脅かすことでプレッシャーを与えたが、片山被告は最後まで折れなかった」(週刊誌記者)

この事件では、遠隔操作ウイルスに感染した男性4人が誤認逮捕され、うち2人が無実にもかかわらず犯行を認めて『自白』している。一部報道では、逮捕された男性の父親に検察が絶縁状を書かせ、それをネタに自白を迫ったと伝えられている。同じく誤認逮捕されたアニメ演出家の男性は「認めれば罪が軽くなる」と持ちかけられたと証言しており、違法な利益誘導による取り調べが行われていた可能性も指摘されている。結局、警察のIT捜査の稚拙さをカバーすることができず、強引に自白を迫るというアナログ手法から抜け出すことができなかったのだ。

事件は今後、法廷に場を移して争われることになるが、こちらも異例ずくめになっているという。

「先月、弁護側と検察による1回目の公判前整理手続きが東京地裁で行われましたが、検察側の書面には事件と片山被告のつながりが記載されていなかった。犯行をいつ、どこで、どのような手段で行ったのか、最も重要な部分の具体的記述が全くなかったのです。検察側が開示した証拠も、犯行予告メールなど被害状況を示すものばかりで物証と呼べるものは無し。裁判官が『異例もしくは異常』と検察に苦言を呈する前代未聞の事態になりました」(前同)

逮捕から4ヶ月も捜査を継続していながら、明らかな物証も犯行経緯も提示できていない検察側。誤認逮捕の連発という失態をカバーするために国家権力のメンツをかけて起訴に踏み切ったようだが、どうも雲行きは怪しいようだ。




名前:名無しさん 投稿日:2013年06月13日 19:55
TVはあまり報道しなくなったが
TBSラジオはこの件をずっと追いかけて報道してた

当初警察が証拠としてアピールしていた項目も
いつの間にか警察は「そんな事はいってない」と二転三転しまくりだったそうだ


名前:名無しさん 投稿日:2013年06月13日 23:25
この文章はミスリード
ウィルス作成が片山被告だと立件していないことは、単独犯じゃない可能性も有り得るということ
製作と使用・新聞社メールなどを分担して行っていた可能性は最初から想定されていた訳で、週刊誌記者はわざと避けて書いているのか本当に気付いていないのか?
ウィルス使用の痕跡が物的証拠だから、ウィルス作成の証拠が無くても使用を立件した裁判は十分できるだろう
ハイジャック防止法などでの審議は、今のままで可能なんじゃないかな
裁判が無理なら、来月ぐらいまでに起訴を取り下げるだろう