先従隗始・温故知新

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遠隔操作ウイルス犯罪の主犯格、敗北宣言のメール送付

ウラとられて逮捕される覚悟でも出来たのか。

http://www.asahi.com/national/update/1114/TKY201211131029.html
「真犯人」と朝日新聞記者らにメール PC遠隔操作事件


 遠隔操作されたパソコンからの犯罪予告事件で、「真犯人」を名乗る人物からのメールが13日夜、朝日新聞記者などに届いた。発信元のメールアドレスは、10月にTBSや東京都内の弁護士宛てに送られた犯行声明メールと同じだった。

 メールは、朝日新聞の記者を含む七つの宛先に、13日午後11時55分に届いた。「おひさしぶりです。真犯人です。ミスしました。ゲームは私の負けのようです。楽しいゲームでした」などと書かれていた。

 写真も1枚添付され、広げた新聞紙の上に人形が置かれ、パソコン関係のケーブルで囲った様子などが写っていた。

 文面の後には、発信元のアドレスに対して10月に朝日新聞記者などが取材の申し込みや質問を投げかけたそれぞれのメールの文面がはりつけてあった。


http://mainichi.jp/select/news/20121114k0000m040160000c.html
PC遠隔操作:「真犯人」自殺予告メール 弁護士などへ

毎日新聞 2012年11月14日 02時30分(最終更新 11月14日 07時58分)
「真犯人」を名乗る人物が犯行声明で関与したとされた犯罪予告。犯行声明は10月にメールで送られてきた


 遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件で、「真犯人」の可能性のある人物から13日夜、東京都内の弁護士に新たな電子メールが送られていたことが分かった。「今から首つり自殺します」「さようなら」と自殺をほのめかす内容で、弁護士から連絡を受けた警視庁などが確認を急いでいる。

 メールは落合洋司弁護士宛てに届いた。落合弁護士には先月9日にも「真犯人」を名乗る人物から犯行声明のメールが届いており、先月のメールと同じアドレスだったという。メールは5行程度。自殺をほのめかす内容のほか「私が負けました」などと書かれていた。ロープとみられる写真も添付されていた。メールは落合弁護士のほか、TBSや新聞社など5〜6カ所が宛先として指定されていた。

 先月送信された犯行声明は「私が真犯人です」というタイトルで13件の犯罪予告を実行したことを明らかにしていた。秘密の暴露や警察しか把握していない情報が多く含まれ、警視庁などは犯行声明の送信者が「真犯人」とみて調べていた。


http://mainichi.jp/select/news/20121114k0000m040161000c.html
PC遠隔操作:ウイルスを米サーバーに保管か 匿名性悪用

毎日新聞 2012年11月14日 02時30分


 遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件で、誤認逮捕された大阪府や福岡、三重両県の男性3人のパソコンが感染したウイルスは、米国のデータ保管サービス会社「Dropbox」のサーバーに一時保管されていたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。こうしたサービスはオンラインストレージと呼ばれ、一般的に匿名性が高いことから、サイバー犯罪に使われることも多いという。警視庁などの合同捜査本部は犯罪予告事件の「真犯人」が、この匿名性に着目して悪用した疑いがあるとみて調べる。

 捜査本部は「犯行声明」メールなどの送信元を調べるため、12日から米国に捜査員を派遣しているが、連邦捜査局FBI)などの協力を得て、D社の通信記録についても開示を求める方針。

 関係者によると、3人は、無料ソフトなどを入手しようとネット掲示板2ちゃんねる」に張り付けられた「URL」をクリック。自動的にD社のサーバーに接続され、無料ソフトと一緒に遠隔操作ウイルスもダウンロードしていたとみられる。

 D社は米サンフランシスコに本社を置き、ストレージサービスを提供。使いやすさや一定の容量まで料金がかからないことから、人気を呼んでいる。

 同サービスを利用するには名前や電子メールアドレス、パスワードなどの登録が必要。しかし、情報セキュリティーの専門家によると、フリーメールでも登録は可能で、個人情報の真偽をチェックするシステムがないサービスも多いという。専門家は「匿名性を悪用して登録し、サーバーにウイルスが仕込まれる危険は常にある」と警鐘を鳴らす。


 【ことば】オンラインストレージサービス

 インターネット上のサーバーで写真や文書などのデータを保存する場所を貸し出すサービス。いわばネット上の「貸し倉庫」。ネットに接続できる環境さえあれば、どこからでもデータを取り出すことも可能。指定された容量までは無料のケースが多い。11年3月に韓国の政府機関などのサイトが閲覧不能になった事件では、オンラインストレージに仕掛けられたウイルスが攻撃を指示していたとされるなど、サイバー攻撃に使われることもある。


手口がどう見ても、ネットヤクザやネットギャングだからなあ。いわゆる2chまとめブログの運営者だって”上納金”を納めるような若いゴロばっかりだろ。ああいうのはカタギは手をつけないよ、じっさいにゴロ同士でもめて逮捕者も出てるし。
素人の愉快犯の線は、ひとまず忘れた方がいいと思う。

http://mainichi.jp/select/news/20121115k0000m040088000c.html
PC遠隔操作:位置情報を改変か…自殺示唆メール


毎日新聞 2012年11月14日 22時42分(最終更新 11月15日 06時57分)

 遠隔操作ウイルスによる犯罪予告事件で、「真犯人」を名乗る人物から自殺を示唆するメールが報道機関などに届いたことを受け、警視庁などの合同捜査本部は14日、添付画像の位置情報で割り出した横浜市保土ケ谷区の県営住宅団地を集中的に調べた。15日以降も聞き込みを続ける方針だが、送信元の特定には至っていない。「真犯人」が捜査のかく乱を目的に、意図的に位置情報を改変していた疑いも浮上している。

 メールには、スマートフォンで撮影した画像が添付され、13日夜に報道機関など7カ所に一斉送信された。

 位置情報が示していたのは横浜市保土ケ谷区にある団地の一角。敷地内には7棟計186戸あり、14日朝から警視庁や神奈川県警の捜査員約30人が、戸別に家族構成、スマートフォンの所有の有無、パソコンのプロバイダー、購読紙などについて調べた。14日夕までに、ほぼ確認を終えたが、自殺者や送信元に関する情報は得られなかったという。

 スマートフォンで撮影した画像データには全地球測位システム(GPS)の位置情報が記録されるが、情報セキュリティーの専門家は、ネット上に出回っているソフトなどで簡単に変更が可能と証言する。

 今回のメールについて、当初、捜査本部内には「自分の居場所を早く探してほしいという真犯人からのメッセージ」との受け止め方があった。しかし、送信の際に匿名化ソフトが使われていたことが判明、位置情報が書き換えられていた疑いが浮上したことから、自殺の意図などはなく、捜査のかく乱を目的にしたものと見て、データの解析などを進めている。


自殺する度胸があるなら、へらへら笑って逮捕連行されろよな…そういう大物っぷりのない、「小心者の小者のくせに、物陰に隠れて組織犯罪に加わると調子に乗る」イジメ加害者の一人的なセコイ人物しか、いまや日本社会にはいなくなったよな…だがそれは、現代社会における公権力=各役所にいる公務員や、ネットヤクザ的な、ああいう連中の姿なのだ…逃げ隠れできるところでは悪知恵を働かせ、セコイ悪事や嫌がらせイジメを繰り返す。末端工作員は今や逆にいじめられそうな小者でも全然構わないのだから…ただキーボード打つだけのサイバー犯罪や、数名で待ち伏せしてストーカー嫌がらせ工作ぐらいだから。


まあ、こういう遊び半分のネット犯罪をやらかすようなヤツだから、フカシ虚言でまた世間や警察を振り回したいだけかも知れない。


どのみち、おれは本件に関しては元SEとしての知識を警視庁に提供した。犯人とやらは、オレにも負けたわけだ。スキルでも、度胸でも。