先従隗始・温故知新

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実にいいことだ、原発作業員から暴力団の陰が消えつつある

http://gendai.net/articles/view/syakai/141400
<なぜソープ街の原発バブルは消えた>

 福島・いわき市小名浜ソープ街を歩けば、原発に左右された人々の過酷なエピソードが転がっている。

 事故直後は作業員が客として押し寄せ、都心顔負けの高級店も大繁盛だったが、2年経った今は様変わりだ。

「2年前、私が作業員として福島第1原発に潜入した時に取材で通ったソープ店は待合室が常に作業員で満席でした。“この前は4人で3時間、50万円も使ったよ”と豪語するツワモノがいたほどです。ところが、今年1月に同じソープ店に入ったらガラガラ。閑古鳥が鳴いていました」(「ヤクザと原発」の著書があるライターの鈴木智彦氏)

 ソープ街の「原発バブル」が崩壊したのには深いワケがある。事故直後の原発作業員は1万5000円程度の日当に3万〜4万円の危険手当が加算されるケースがほとんど。ところが、違法な“偽装請負”の状態で働く作業員が増えるにつれ、発注する元請け会社の立場が強くなり、手当は今では1000円前後しかつかないという。

「うまみが減って暴力団原発作業員の“手配師”をシノギにしなくなりました。代わりに最近は難しいスキルを要求されない除染作業員を現地にたくさん送り込んでいます。とはいえ、除染作業員の日当は1万円強と多くはない。宿泊寮があるいわき市の湯本から小名浜までタクシー代は往復8000円かかる。ソープに通い詰めるのは、もはや困難です」(鈴木智彦氏=前出)


<“イノブタ”を伝える前に>

 めっきり取り上げられなくなった話題も少なくない。
「多くの酪農家が廃業した福島で、今も粘り強く続けている方の取材を続けています。地産の飼料を使えず飼料代がかさんで赤字になったり、存在意義を見失って事業を続けるか思い悩んでいる人も多い。根深い問題です。」(郡山総一郎氏)


 11日まで福島県で取材をしていた写真家の郡山総一郎氏が言う。
「被災地にとって震災と復興は現在進行形のこと。過去や一過性の話題ではないのです。ある被災者は“3・11の前日までテレビは黄砂やPM2・5で騒いでいたのに……”とボヤいていました。実際、この日が過ぎれば去年と同じくパタッと震災報道は静まるのでしょうね」



原子力利権とズブズブになることで選挙に勝った自民だけあり、アベは露骨に原発再稼働したがってるが、
そうは問屋が卸さないのが、非常に科学的である原発、および原発事故を起こしてしまった後である現状である。
政治家や政治ゴロは常日頃から、適当な無理難題やこじつけを用いて、やりたいことを無理矢理にやってしまうものだが、原発にはこれが通用できなくなった。
無理矢理なこじつけの最たるものが、絶対に事故を起こさないという原発安全神話だった。
だが現に原発事故は起きて福島県だけではない宮城県や北関東までの広域放射能汚染…結果は見えており、利権屋が大好きな言葉で言えば「勝負」はついてしまっている…。


ここへきてアベ自民は、またも時代逆行…昔と同じチャチな手法で原発擁護工作を開始した…
それが、維新の会の西田議員によるコジツケ過ぎる国会発言であり、MXTVの西部の番組における「もう安全」だとか「あの騒ぎは何だったのか」みたいな安全デマ吹聴である…


科学的には、200年は消えない汚染であり、すくなくともチェルノブイリ事故では事故4年後から事故後30年まで被曝病患者(多くはがん患者)は減っていない。


30年後のチェルノブイリ被災国…ウクライナベラルーシが、30年後でも笑えない事態が続いているのに、


日本の右翼勢や自民勢は、事故直後から今まで一貫して「とにかく安全」「すべては騒ぎすぎ」にはじまり、ついには社会を右翼創価に監視させ、手当たり次第に騒いでる市民たちを脅迫して黙らせて回っていた…これも事故直後から。


日本はまだ、原発爆発から丸二年だ…どんな天才医学者や科学者でも、たった2年ではなんの結論も出せない…


とうぜん、日本の右翼ごとき、自民政治家ごときが、大天才の学者や医師であるはずもなく…ああいう詐欺師にはよくよく気をつけ、相手にしないようにしたい。


「おれたちの詐欺になびいておけば、こんなにごちそう食い放題、お給料ガッポガッポだぞお!」
…この手口は、原発誘致利権抗争を現地で展開させるときに(展開するように仕組むのはいつも霞ヶ関電力コンビ)、どこででも行われたごちそう攻め接待付け作戦である。以下に端的に、三重県における一例を示す。

http://nitiban.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/08/post_5625.html
「中電は借金をかかえた漁師にカネをちらつかせ、切り崩した。バスで原発視察旅行に連れて行き、日当まで出した。いつもタダ酒を飲ませていた」古和浦漁協理事だったOさん(72)とKさん(70)夫妻の自宅には、昼夜とわず無言電話や脅迫電話が。頼んでもないダブルベッドなどの商品も次々と届きました。「電話が鳴らないように電話線を抜いた。両親が入院中だったので、つらかった」と紀子さんは振り返ります。


さらに東北電力は飲ませ食わしての住民懐柔作戦まで・・・・・

ピールや弁当付きで住民を原発推進の「ミニ懇談会」に参加させたり、原発施設見学と温泉旅行やフランス料理をセットした格安ツアーに誘ったりしました。さらに違法な「白バス」を使っての柏崎・刈羽原発の見学までおこない、大きな間題になりました。


http://daemon.co.jp/~nagai/kenminkaigialles/annkoku.htm
脅迫、デモ・中傷の手紙

「殺すぞ」、(家族それぞれについて)「拾繭はOOから金を借りている。古和蒲二の貧乏たれ」、「○○はxxとセックスした。」などと書いたデマ、中傷の封書がくる。差出人は不明あるいは偽名。




身体的危害、暴力

今回、組合長を負傷させた推進派幹部(冒頭に記した)め子息などに2回、自宅に踏み込まれ、暴行を受けた。1回目は、肋骨と歯などを損傷、2回目は胸ぐらをつかまれ衣服を破られた。警察が駆けつけているのに家の車のバックミラーを破壊したが、「逃亡のおそれなし」とのことで、逮掩もしない。罰金刑程度で済まされたらしい。

今回の組合長への暴行事件直後(当日)推進派幹部から「今度はお前の番や」と言われた。

町外から原発反対のビラを配りにくる人達が取り囲まれ、ビラを取り上げられ投げ捨てられた。車で追いかけられた人もあった。

●推進派住民が紀州犬を放し飼いにし、住民に被害が出ているにもかかわらず、伊勢保健所は「被害届が出ないと動けない。黙って犬を連れていくと窃盗になる」と放置。その後、この犬に噛まれ1週間のけがをした。保健所はあわてて犬を他所へ移したが2,3日だけで戻ってきた。県庁まで行っ亡抗議したがナシのつぶて。警察も保健所もまったく頼りにならない。
目次


人格のじゅうりん、平穏な生活の破綻

女性に「わりゃ一。j、と罵声、深夜、家の前でわめかれる。

漁協総会て組合員資格委員が「前に出ろ」と立たされ、役員は「アホ」呼ばわりされる屈辱を受けた。

結局は自民や霞ヶ関も、実行部隊の右翼ヤクザも、やってることは昭和からの従来手法のまま…大して頭を使ってなくて、まいど自動的におなじことをやってるだけ。


だから、今後の原発再稼働騒ぎも、ちゃんと頭を使って考えてから実行に移しているなどとけっして思い込まず、油断してはならない。


 ◇


10年前から右翼機関誌として特化した、経営難の産経新聞としては、以下のような記事になってしまうのはわかるが…
・ベクレル値を書いてない
・なぜことさら中国からの微量セシウム悲惨を今更?
むしろ風でセシウムが飛ぶというならいま増えている突風の連続で、福島近辺から舞い上がるほこりの心配をしてあげるのが先決だろうに…
けれど、昨今のPM2.5騒ぎにしても中国セシウムにしても、アベノミクス政権が原発再稼働ごり押しをし始めたなかで右翼提灯持ちの産経新聞が援護射撃している流れであるので、つまり安倍政権+産経新聞としては


『中国からの微量のセシウムは大騒ぎしたいが、福島周辺で突風で舞い上がる濃度の高いセシウム他の粉じんは、むしろ隠蔽してスルーしたい』
ということになる…中国問題を大騒ぎして国内問題から視線をそらさせる、311前後に復興遅れてるとか原発事故直後がいかに大変だったかいう現地報道はいっぱいするけど、『いま現在に現地でどれぐらいのベクレル量やシーベルト値が計測されたか』は一切報道しない…現地復興と言って国家経済だけ優先はするが、なぜか被災現地の汚染状況を公言するとむしろ弾圧攻撃されかねないという…これはなにもオレひとりで言ってるのではなく故郷をうばわれた現地被災民の多くが同じ不平不満をずっと漏らしてきているのだよ。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130318/wec13031808000001-n1.htm
PM2・5だけじゃない 黄砂は中国核実験の「セシウム137」を運んでくる

中国で深刻化している微小粒子状物質「PM2・5」が日本にも飛来している。拡散は黄砂が原因とされているが、黄砂が運ぶのはPM2・5だけではない。過去に中国、米国、ロシアなどが行った核実験の放射性物質が西日本を中心に観測され、犯人は黄砂だ。中国ではダイキン、シャープなど日系企業の空気清浄機が売れているというが、室内だけきれいにしても仕方がない。この環境汚染は、国家レベルでなければ解決できないことを中国に認識してもらいたい。

黄砂はセシウムを運ぶ

 石川県、福井県が行っている環境調査で、核実験でしか発生しない「セシウム137」が微量ながら見つかっている。量が半分になる半減期が30年と長い。

 石川県保健環境センターは平成21年4月から1年間、金沢市のセンター屋上で10日ごとに降下物を採取し、セシウム137の量を測定した。その結果、計8回検出さたセシウムの総量の7割は、大規模な黄砂があった22年3月の4日間に集中していたことが分かった。

 また、福井県の環境監視センターが22年3、4月に試料採取を行ったところ、黄砂が観測された週(3月16日〜23日)のみ、セシウムが見つかっている。

経済裏読みとはいうが、産経の思惑も裏読みしないと危なくってな。


安倍政権の提灯持ちの右側の、マスコミなりネット工作たちは
・あのバカみたいに原発事故によるセシウム汚染を騒ぐのは、いったい何だったんだ
と、まるで荒唐無稽で事実無根みたいにかってに決めつけ、すでに過去のことみたいに吹聴してるよね、最近はいっせいに。MXTVの西部ゼミとかあれアホの集まりだよね、でなきゃもはやカルト信仰だ。
その最右翼の産経新聞が、かたやごく微量のセシウムがまじってる黄砂を「こんなにあぶないんだぞ、みんなきをつけろ!」とか報道している…アホ?


たき火をしたら、いったいどこが一番、灰で汚染されますか?爆心でしょう。遠い中国の大きなたき火の灰が、しかももう何十年も前のたき火の灰が、いまさらごくごく微量だけ飛んできたら、花の慶次の利家みたいに大騒ぎする…なのに東京からたった300kmの福島がほんの2年前の大きな大きなたき火の爆心であるのに、それが突風で連日舞い上げられてもぜんぜん大騒ぎしないどころかスルーとはね…


もうおれは、政治的思惑って言う小学生レベルのしょうもないものにとことん愛想が尽きたよ。


発送電分離も邪魔するとか…完全に自民は電力票と原子力票をアテにしてズブズブつきあう気でいるだろ…

http://mainichi.jp/select/news/20130319k0000m020088000c.html

電力改革:発送電分離 自民党内の反対で「努力目標」に

毎日新聞 2013年03月18日 21時43分

 政府・自民党は18日、大手電力会社の送配電部門を発電部門から別会社化する「発送電分離」を盛り込んだ電力改革の政府方針案を修正する方向で調整に入った。当初案は発送電分離を18〜20年をめどに実施し、関連法案を15年通常国会に提出する方針を明記していた。しかし、党内の反対が根強いことから、目標年限は残しつつ、法案提出や改革の実施については「目指す」との表現を加える方向だ。改革が「努力目標」に後退することで、発送電分離が事実上、骨抜きになる恐れもある。