先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

DIYでも室温を外気温より5度低くできる。


工夫して、エアコン使わずとも涼しく過ごしてください。
うまく最低気温の外気を取り込んで室内を冷やせば、そのままマイナス5度でやりすごせます。
部屋をクーラーボックスのように蓄冷構造にするのです。建物周辺の蓄熱する金属・石材構造材を打ち水で冷やすのも効果的。


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20110622/1308715116
猛暑をエアコン脱依存でやりすごす

無題 Name 名無し 12/08/09

ちゃんと簡易施工すると、
室内が保冷庫化されて


きょうは外気温34度だけど
室内はいま14〜15時台で、27度ですよと。さっき山沿い行ってきたけど29度でしたよと。


きょうは曇りがちだからね〜
ギラギラ照りつける快晴だと温度差は2〜3度まで迫っちゃうけど、これも遮熱遮光をもっと工夫するといいだけ。昔の土間がある家屋はとにかく屋根やひさしが大きくて中が暗いでしょ。


科学と技術で、いくらでも部屋は涼しくなります。


… 無題 Name 名無し 12/08/09

・断熱蓄冷熱材で窓の外側を保護する、日光を跳ね返して室内に入れない。日中は絶対に窓を開けず換気しない
・夜中3時ごろの23度とかの冷気を換気扇回しっぱなしで入れ続け、室内の建材ごと冷ます、冷気を室内に充満させる


同じ手法だと、保冷の銀マット買い物袋を切り抜いて500mlペットボトルをくるんで密閉し、カバンにいれて遮光するとあら不思議、3時間ぐらい全然冷たいまんま。スーパーの袋でさらに密閉すればなお効果的。タオル巻きもかなり効果的。
・空気の流れを遮断して細分化し、熱交換させない
・日光を当てないことで余計な熱をもたせない


… 無題 Name 名無し 12/08/09

アスファルトとコンクリートで覆われた現代日本じゃ…


… 無題 Name 名無し 12/08/09

アスファルト・コンクリート
打ち水しまくる、蓄熱させない(あんまりやりすぎるとセメントは風化してすぐだめになるので注意)
・特に夜になってもポカポカし続けてるのは放置しないこと
・湿度を上げないため、ぎりぎり熱で蒸発して乾くぐらいに濡らすこと


目の前に熱源があるのに放置すれば
そりゃいくら換気しても暑いよ。空気サウナだもん。岩盤浴


家屋や敷地の建材、路面など、よそさまに迷惑とならない範囲で(できればむしろ感謝されるといい)工夫してください。


ちょっとした「正しい工夫」で自室が見違えて涼しくなる。
たとえば大汗かいてうちわを使うのはやめて
手首を軽く振るだけの扇子オンリーにしましょう、軽量な3千円ぐらいのが耐久性からもベター。サイズは23cmのを。


… 無題 Name 名無し 12/08/09

建材を遮光して日に当てない工夫と同じく、
へたに昼間に半袖で歩いて皮膚をつねにやけどさせてないで、長袖ダンガリーシャツを袖口ボタン全部はずして襟も立てて軽くはおると驚くほど涼しい。
帽子はだぶだぶで全方位つばつきのアウトドアのがいい、できれば麦わらが通風性つまり換気がいい。


顔だけ真っ黒に隠すバイザーがあるがあれでは頭部は保護されておらず蓄熱しまくりで意味がない。


… 無題 Name 名無し 12/08/09

なぜ今時の学生は次々に熱中症で倒れるのか=エアコンを使わないことで解決。
生物は急激な気温変化に対応できない。は虫類や昆虫よりほ乳類はややマシな程度。


エアコンを使うと、身体はいまは春や冬だと思い込む。皮膚を閉じて熱交換させない構えをする。
しかし屋外は実は真夏なので、急に午前中の部活などと言って炎天下を歩き、河川敷へ行ったりすれば、体内環境調節側はパニックを起こす。


常に真夏でいなさい。つねの水分を飲んで暑いと言っていれば炎天下の行動にも身体は順応できるし、暑すぎてまずいというのも本能的にわかりやすくなる。エアコンをかけてると水を飲まないでしょう、んで練習するといきなり脱水するが、すぐにはヤバイと思うことができないんだ。あ、これもしかして脱水かと思った頃には倒れる。気づかないままかもしれない。


… 無題 Name 名無し 12/08/09

つまり原子炉の冷却と同じだ。


給水してない運転停止中に、いきなり大量に水が漏れだしても、何が起きたのかすらわからないでパニックになる。度が過ぎて水が減りすぎると炉心はカンカンになりメルトしてしまう。


だがいつも漏れて続けている現在はw
漏れた分をつねに給水し続けており、人間側もそのオペレーションにすっかり慣れている。


… 無題 Name 名無し 12/08/09

補足
・室内着は、麻混じりの甚兵衛で統一する
・飲料はカフェインやアルコールは排尿をふやし逆効果なので避ける、麦茶系、十六茶爽健美茶がいい


・自転車やバイクではダンガリーシャツ系、徒歩なら日傘でも十分
・長袖シャツと帽子は、走行風などで風が当たらないと蒸れてきて熱もこもる(徒歩は日傘がいいという根拠)。帽子は日光が雲で遮られたらすぐ脱ぐ(紐付きなら後ろへ追いやるだけ)
・夏はかかと紐つきのスポーツサンダル以外はかない、ズボンも半ズボンで


・ポカリを持ち歩くのはもう古い、明治の塩サポをかみ砕いてから水を飲めば同じこと(あちこちで水を確保する方が容易でしょ)
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2012/detail/20120612_01.html


… 無題 Name 名無し 12/08/09

日本人は工夫することを貧乏くさいと考える貧乏人だからな
高度成長期ならいざしらず、そろそろ頭使わないと本当に貧困層に落ちるぞ


昔はそうじゃなったんだがな…
社会が熟成してそうなって行ってしまったんだろうか?


… 無題 Name 名無し 12/08/09

遮熱シートでエアコン消費電力20%減
http://www.kansai.meti.go.jp/3-9enetai/jirei-seeds/jirei/part2/17-18spacio.pdf


はっきりいって、青梅市でも青梅駅付近は「昔の夏のまま」だ。
これが東大和より東〜23区に行くと、一気に地獄行き。


荒川区・国道4号線の零時時点の気温や体感温度が、青梅市の山間部・山林・河川に恵まれた地域の真昼午後のそれと酷似している。
その代わりにこちらでは冬は非常に寒くて、都市部の生活パターンでいるとほんとうに凍えて動けなくなる。

http://diamond.jp/articles/-/22918
それにしても最近、暑すぎやしないか?
猛暑を科学し、「日本熱帯化説」の真贋を見極める


 それにしても、なぜ日本の夏はかくも暑くなってしまったのだろうか。筆者がまだ子どもだった20年ほど前は、今と比べてもっと過ごしやすかった気もする。


「都市化が進むと、当然、アスファルトが増えてきます。土で覆われた地面は、水蒸気で空気を冷やし気温上昇を抑えてくれますが、都市部の地面はアスファルトに覆われているため、水蒸気がすぐに乾いてしまい、ずっと暑いまま。だから熱が逃げにくいんです。また、真っ平らな地面ではなく、アスファルトの地面は起伏が大きいので、昼間の照り返しの光やビルから発せられる熱が放射し合って、熱が空に逃げていきません。その上、高いビルに遮られて風通しが悪い。さらに、エアコンの室外機などにより、人工的に熱気が出ていることも一因だと言えます」(「ウェザーマップ」の森朗 気象予報士

さらに、森氏はこうも指摘する。

「夏の過ごしにくさには、風も関係しているんじゃないかと見ています」

 都市化が進んだ最たる地域と言えば、東京23区をはじめとする首都圏。高度経済成長期が始まった1960年代から、バブルがはじけた1990年代頃までにかけ、新宿の中心部のみならず湾岸部にも次々と高層ビルが建設されていった。東京の昼間の熱い空気は、以前は海風に冷やされ、気温もある程度抑えられていたが、今では高層ビルに遮られ、湾岸からの海風が吹き込まなくなってきているのだ。

「1ヵ月平均の風速を見ると、1960年代〜80年代まで東京の8月は3〜4m程度だったのが、1992年〜93年ぐらいから2m台になっています」(森氏)



 これはちょっとした気象に関するトリビアだが、2007年に東京管区気象台の露場が大手町から皇居外苑北の丸公園に移された。その背景には、大手町付近の市街地は高層の建物が密集して立ち並び、気象観測に必要な環境が確保できないという理由があったという。

 北の丸公園は森林公園として使用する目的から、建物などの整備が制限されていて、気象観測に必要な環境を将来長く維持できる適切な場所であると判断されたのである。まさにこのこと自体が、東京に風が吹かなくなったことを表している。


「家にずっといると、冷房の効いた部屋で体を冷やしすぎたり、外の気温がわからずに外出してしまい、急な体温変化で体調を崩すこともあるので、注意が必要です」(森氏)。

森予報士も、上に引用したおれの掲示板コメントの内容を裏付けている。
エアコンを使わない生活の方が熱中症を予防できるのだ。


 ◇


http://diamond.jp/articles/-/22920
原発を生み出すシステム」か
「再エネを生み出すシステム」か――。
選ぶべきは「原発比率」ではなく「システム」である ――富士通総研主任研究員 高橋 洋氏


 筆者がこのように言うのは、「原発を生み出すシステム」と「再エネを生み出すシステム」は、本質的に異なると考えるからである。原発は数千億円を投資し、計画から何十年もかけて完成させ、更に何十年もかけて回収する、典型的な大規模集中型電源である。巨大な電力会社しか担うことができず、かつ研究開発や立地対策、電源開発促進税、総括原価方式の認可料金といった形で、政府の介入と支援が不可欠である。「国策・民営」などと呼ばれるが、「原発を生み出すシステム」では、限られた数の独占的電力会社が主役にならざるを得ないのであり、そこには新規参入も競争も実質的には成立し得ない。

 それを裏付けるように、発電量の80%近くを原発に依存するフランスの電力市場は、国営のEDFがほぼ1社独占の状態にあり、原子力企業のアレヴァも国営である。核兵器保有国の政府の全面的支援というより、まさに国策・国営でなければ原発を推進できないのである。フランスとは対照的に、アメリカは脱原発でないにもかかわらず、過去30年以上の間、原発の新設がない。自由主義アメリカでは、政府が民間の電力会社を過剰に支援したりしない。純粋に経済性の観点から、電力会社はリスクの高い原発を選択しないのである

 他方、再エネに象徴される小規模分散型電源を生み出す仕組みは、これとは大きく異なる。風力や太陽光は、1つ1つが小さく技術的障壁も小さいため、様々な新規参入者が発電事業を手掛けることができる。バイオマスや地熱も地域性が強く、自治体や地域住民による取り組みも少なくない。経済性はまだ低いためフィードインタリフ(電力の固定価格買取制度)が導入されている国が多いが、基本的な構図は多様な事業者による開かれた切磋琢磨である。その前提として、送電網が誰にでも開放されていなければならず、そうすればコジェネ(コジェネレーション:熱電併給システム)などこれまで「需要家電源」と呼ばれてきたものも、適切な売電価格が付き、市場を通して取り引きされるようになる。

 最近話題のデマンド・レスポンスは、再エネを生み出す分散型のシステムに親和的である。発送電一貫の巨大電力会社がシステム全体を管理するという旧来の前提に立てば、消費者にピークシフトなどにより需給調整への協力を求める発想はなかった。しかし今後は、需給ひっ迫時だけでなく、太陽光や風力の出力の不安定性に対処するためにも、消費者が需要行動を変化させることが不可欠になる。そのためには、多様な小売サービス事業者が存在し、多彩な料金メニューや節電サービスを提供することが欠かせない。


 換言すれば、独占的電力会社に原発事業を安定的に続けてもらうためには、発送電分離や小売全面自由化をしてはならない。発送電分離をすれば電力会社の独占力の源がなくなってしまい、発電分野における競争に直面せざるを得ない。そこに小売全面自由化が組み合わされれば、厳しいコスト意識が求められ、リスクが高い原発に悠長に投資できなくなる。市場開放や競争促進は、原発事業と相容れないのである。

 それを裏付けるように、電力会社がこれまで自由化に反対してきた理由に、原発の重要性が挙げられてきた。