先従隗始・温故知新

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北関東の南部を計測

(すべての計測はアルミ板2.5mm遮蔽、しかし土中セシウムは土によりβ遮蔽されており、遮蔽なくてもほぼ数値は同じ)


きょうは栃木茨城群馬県境。いずれも県南の西と東。


やはりというか、予想通り、東京の西多摩や横浜中心部と相場は同じ。
土壌垂れ流し式雨樋の出口で1μ程度、雨樋自体が大きいと2μ程度。
(これが北関東の県北になると、那須矢板や北茨城ぐらいになるともっと深刻な高線量が散見されるようになる…)


他の現地の方の計測の数値とも一致。
http://hakatte.jp/spot/9231
地域ごとの放射線量相場をみたいならこっち。
雨樋出口みたいな地表線量と、空間線量と、一緒くただけどね、運営者が素人だからこうなる。
http://hakatte.jp/geigermap/


栃木県藤岡町・小池部落の公民館、0.8μ程度。3分間ぐらい測って切り上げたので、念入りにやればもっと高い点線源スポットは見つかると思う。


小山市神山のアパート、0.9μ程度。これもざっと測っただけなのでまだ高い点スポットがあると思う。おそらく1.2マイクロぐらいの。


結城市立結城中学の体育館の雨樋…こんな巨大な雨樋が、垂れ流し式になってるのは初めて見た。
ふつう田舎でも公共施設は必ずしっかりしてて、地中浸透式か、下水道配管になってるんだが…
結果は、青梅のケーズデンキと同じぐらいの2μ超え…太さの割には、実際はさほどの雨水量は来ていないようだ。
さっそく地元の立川市議に報告してみるが、心なしか面倒くさそう。
ついで結城市役所に出向き、翌日の防災訓練の準備で居残ってた職員殿にかいつまんで報告。市のHPからも市長宛にメール報告。


他に、東映特撮で有名な岩舟町の岩船山も測ってみた。
ひもでつるして歩きまわるスクリーニングで、だいたい地表5〜10cmが0.17マイクロぐらいだから、
バックグラウンドノイズを考慮して0.1前後ぐらいか。
岩地は低い。草地やぬかるみが干からびた場所は時折、狭いピンポイント・ホットスポットがあったりするので要注意だ。
でもできれば、ロケをやった後は毎度、衣装の洗濯をしっかりして除染、うがいや手洗い顔洗いもちゃんとやってほしいところ。
風が強い日に土埃など吸い込むと内部被曝へつながる恐れもあるし。肺胞や消化器系を通じ血中に入るか、肺にとどまることで。


測ってガイガー側の投稿はこちら
http://hakatte.jp/spot/27158
http://hakatte.jp/spot/27159
http://hakatte.jp/spot/27160
http://hakatte.jp/spot/27161