先従隗始・温故知新

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歯周病と歯磨き方

どうも、知っているようで知らない典型であるようです。


・歯の側面は、ブラシの先ではなく、ブラシの面で、二次元的に磨くほうがよく落ちる
 (特に中年以降は表面が長年の歯磨きなどで面が荒れてざらついてるため)


これは、柄が上でも下でもいいし、
それぞれに違う特性があるので、磨きたい部位…落としたい歯垢の実態に応じて使い分けるとよい。


歯周病予防の要は、液体である


よく言われるように「歯磨き粉では、気休め」
歯周病は細菌感染症なので、歯磨きではブラシが当たる部分の細菌コロニー=歯垢の一部=一番手前で表面で目立つ部分、しか落ちない。


しかし液体歯磨き(うがい液とはまた別…ガムやシステマ)は、
歯周病菌殺菌と、除菌コートと、特化しており
たとえば親知らずや奥歯の一番奥まで届く。歯根のほうまで隙間が伸びていても届く。
貴方の一番奥の奥歯の、その歯根のほうまで、隙間さえあれば届くし
歯周病はそこに歯垢、コロニーを作ってるのだ。彼らは骨歯の気泡状の隙間に群れて生息する。


歯周病はおおむね、多少の予防策をまめにやってても、
30才以降は覚悟することと思う。
親知らずの生え方の悪さが一般的、生える時期は人それぞれ、
歯の表面が経年劣化で荒れてきたり、10年単位で進行する虫歯が顕在化したり…


中年に入学する、一歩手前で、
腔内衛生の認識を一度、刷新しておいた方がいいだろう。


せめて、一日二回、寝る前と昼食後ぐらいは液体歯磨きで内圧をかけつつ『うがい』し(歯周病予兆の部分は特に念入りに)、日に一回は歯磨きしよう。歯磨きは一日一回以上やると歯の表面を荒らしてむしろ菌が多くなり、付着しやすくなる。
歯磨きは一日分の歯垢を一掃できればいい。基本は殺菌だからうがいで十分。
毎食後に内圧をかけて水うがい。強い酸味は歯を溶かすので飲食後すぐ水うがい数回(酸の水希釈)。


単糖類ともうひとつ、酸が虫歯を助けることは知られていない。
ノンシュガーでも酸味料でアウトだ。