先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

エアコンのカビ掃除


(冒頭に追記:よほど内部が「カビのジャム」でべっッタベタでなければ、定期的にエアコンスプレーと分解清掃を施してれば、冬に暖房最強30℃設定。弱風。でしばらく運転すればカビは死滅しきれいな風が出るようになる。弱風だと室内に暖気が行き渡らないので天井付近から首振り扇風機をかける)


 ◆


よほど常に結露でしずくが見えてる様な部屋でない限り
エアコンに埃の衣があつくかぶってない限り


ちょっとくらいカビが活性化してけむいくらいなら
ホームセンターのカビ取りスプレーでOKみたい。


ただし、ラジエーターフィンをうまくジェットスプレーでカビ取りできても


シロッコファンのほうはカビが埃を苗床にして固着しており
構造的にも深いところに隔離され
こいつのカビ取りは至難を極める。
市販スプレーではファンの掃除はできるとは書いていない。


ネット通販では、
泡状でしばらく滞留するタイプの、
ファン掃除スプレーも売ってるけど …高い


結局、エアコン一台に最初は2本使い切るように念入りに行い
(説明書きでは1本)
季節の変わり目つまり2〜3ヶ月ごとにマメにまたやるしかない。


フィン掃除はふつう、ドレイン経路があるので防水はしないでOK
しかし外装にスプレー液がかかるとしたたるけどね…壁と床はビニールした方がいい。


無論ファンの部分にドレイン経路なんて無いから
ここをクリーニングスプレーするなら、徹底した流水経路を設営しないとダメ。
プロ業者はそういうツールを完備しているか、
ガスを抜いたエアコン自体を取り外して分解しまくってから、部品ごとにクリーニングしちゃう。


で、面倒なので捨てる間際のお総菜ケースをつなげてみました。
凸凹でうまく流れないので液はたまる。
掃除が終わったら一気に外してベランダへ投げ捨てて一晩乾かす。
壁の養生に使ったスーパーの袋も、サンマみたいに開くと結構でかい。


予後は大事で
しばらくは死滅カビをまき散らすので、本運転の前に


・窓開け換気扇換気のうえ、送風強風運転
・それが収まったら、暖房30度弱風運転
でカビ殲滅
暖房を最後にやって電源OFFすることで、熱と乾燥によりカビ大打撃。


これを毎日やる。徐々に、最初から臭いがしなくなる。
電気代も手間もかかる…エアコンとはそういうものだと言うこと。


くさい
目や鼻がかゆい
うちは、死滅カビの脅威が残っている。


30分も送風し換気すれば消える、においや症状。
さらに暖房運転30分で追い打ちをかける。


・冷房運転『後』も、30分送風で内部乾燥狙う。
最近の機種はその機能がついてるけど。
冷房後が一番結露する。放置してはいけない。


要するにエアコンって
維持メンテだけでもかなり大変なんだよね、マジメにやると。


こういうのはすでに旧態依然であり
冷蔵庫や洗濯機と同じく。


モバイルにして
分解清掃をたやすくして
小型化して


そういう手法で、『生まれ変わる製品』が、
ゴロゴロ転がってる、ようには見える。世間には。


液晶TVにマイクロHDDかSDDつけてモバイルにしたい。
旅先に持ち出したり録画する。


洗濯脱水機もポータブルにして室内を持ち歩きたい。引っ越しもラク


冷蔵庫…あんなの冷凍庫不要じゃん、なんならスイッチ切り替えでどっちかにできればいい。
すると女の人でもどうにか抱えられるサイズと重さにはなる。


つうか誰か、長方形薄型ロータリー装置を開発して
冷蔵庫の小型化に貢献しろw
いやべつに、ロータリーメカニズムでなくてもいい
要は省スペース装置でも冷媒循環できれば、何でもいい。


んで実は冷蔵庫は熱を出してるので(冷やした分ね、等価交換で)
換気扇へ導風して熱を逃がすダクトパイプでも付属しないモノかなあ。


エアコンももっと
モバイルで、あちこちで使えつつ
分解清掃も楽々でないと、ダメだろ、
カビの楽園で、素人には手が出せないし。


窓エアコンをベースに、もっと実用性を加味して。室外機は別体で。
モバイルだと、暖房は床置きにすれば効率がいいし。
冷房は高い位置や縦置きにするといいし。


エアコン用排気ダクトをあらかじめ各部屋に配管するユニット住宅とか。
掃除機が要らない、吸引ダクト各部屋配管ユニット住宅ってあったよね。


シャープが一気に液晶TV時代を築いた
アップルがipod時代を開花させた


ああいうパラダイムシフトがほしい。


 ◇


6/28
結局、二回目の噴霧。
におってきた。送風だとずっと臭ってる。
今まさに梅雨つづきだからな…昨日から熱帯夜だし…
生き残りカビが徐々に盛り返したか。


カビ最盛期こそ
しつこくスプレーするべし。
駆除掃除する気がないなら。


要はアルコール殺菌なので、まんべんなく噴霧してしばらく数分間放置すればいい。
あとはそれを、何回やるかだ。
長年カビまみれであるほど、根を張りこびりつき、厚みがあり、方々まみれており、
何度もやらないと取れないから。死滅しないから。


一度きちんと掃除を終えた上で、その後もマメにやるなら、一回でいい。


イチバンお手軽なのは
画像のような、手製の排水経路を、ずっとつけとけるようにすること。
つけ外しの面倒がなければ、ファンの部分もいつでもスプレー可能。
反面、排水にはカビが含まれるので必要に応じて清掃。
(ただし、生きたカビを洗い流してしまうと、捨てなきゃダメ。
わずかな生きたカビから、無限増殖が開始される…)


…さて今回は、前回と様子がダイブ違う。


・カビがパサパサしてる
・やたら大量に流れ出てくるが、クンクンかいでも、平気


つまり、死滅カビを、流しきれてなかったのね。
おかげで結局、クリーニングや殺菌と言うより、流し出すために
一缶じゃ足りなかった。
二缶使ったよ。


これは家庭用スプレーでは仕方がない。
たぶん業者の場合は農薬用器具(田んぼのおっちゃんが背負う奴)などで大量の高圧スプレーができるので、
流し出すのが得意であることだろう。
水にエタノールと界面活性剤を混ぜると、ほぼできあがるらしいよ。
市販スプレーにはほかに、除菌(カビがつきにくくする)薬と香料が追加されてるくらい。


しつっこく、毎日毎日
送風、暖房、をくりかえしてたので
(最弱風での暖房は、カビ殺しに最適、かつ除湿にもなる)
(送風は、エアコン内部の乾燥に用いる)


カビは死滅しても、大量に残ってたらしい。
カビ大嫌い体質なので、生きたカビなら
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」たまらず逃げ出す。眼鏡割れたムスカみたいにw
くしゃみと眼カユイの権化になる。


カビ殲滅プログラム
・暖房、最弱風で30分(暖房の後に電源を切ると内部に熱が残るので良)
・ドライや冷房の前後に、送風強風を20分前後
 (カビを吹き飛ばす作用と、ニオイを検証する目的と、内部乾燥をもくろむ意図)
 (ここでいつまでもカビ臭がすれば、クリーニング要)
 (くしゃみやかゆみが止まらない=生きたカビ、そうでもない=死滅カビ ただし個人によっては逆のことも…)


google: エアコン 暖房 内部 乾燥

 霧ヶ峰
  内部乾燥運転は
  冷房・除湿など(暖房を除く)の運転停止後に
  上吹き気流で
  送風と弱い暖房を行い
  エアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑制します


なんというか、新鮮な生きたカビは
とれたての魚みたいに、生き生きして、みずみずしい。そう感じる。
なんというか、強烈だ。その生命力でもってこっちにかゆみを起こさせる。


生きてる臭いはいかにも生きている強烈な臭いで
死んでる臭いはいかにも麦わらや畳のニオイがだんだん薄れてくような感じ。


生きてるカビは取れない。取れてもプリプリして弾力や粘りがある。
死んだカビはパサパサ取れてくる。


んで、生きたカビがエアコン風でまき散らされると、部屋中がカビだらけになるが
死滅カビはそうでもない。



ほぼ死滅カビのみなので、臭わず、アレルギー反応しにくいのがまだ良かった。


今のアパート室を引き渡された時点で
すでにこうだった…管理会社も、前の住人も、いい加減すぎ…
模様替えの時、エアコン清掃やってなかった証。
前の住人が、ダラダラ使うだけ使って清掃してなかった証。


結局、後釜の人は負債を押しつけられて苦労するハメに…



まあいい、本質は見えた。あとは根治まで貫徹するのみ。
奧までよく届く、コップ用のブラシみたいな、もっと小さく細い奴を買ってこよう…
施工業者向けで、ないかなあ…
スキマ用歯ブラシに割り箸を取り付けるか??


http://www.eakon.jp/buse2/situnaifansouji.html
    _, ,_  にやり
 ( `∀゚)

 ◇


この程度のクリーニングを、友人知人相手に3千円くらいでやってやるのも手だな。
本質を押さえていれば、そう業者と結果に大差はない。
一度で完了しないものは、継続的にアフターケアし、根絶へ向かえば同じこと。


 ◇


7/6
本日1630時、メイルシュトロウム作戦を敢行した。
これは殲滅戦である。


カビこすり落としブラシ(急須などパイプ形状用、台所用品コーナーにて)
お手製ファン用スポンジ(日立のをマネ)



クリーナー剤はいつもの2本500円のホムセンの。
十分充分


最初に軽くスプレーし
あとはコツコツ地道にブラッシング…これが時間と手間がかかる…
高圧洗浄か、完全分解洗浄がいちばんいい。速いしキレイになる。
これは、色々な業務経験を踏まえて言っている。車両分解整備とか含め。
なんでも、ライン設備とか自動機といった
インフラ投資をした者が勝つ。
ラクに、高水準を得られる。車両整備なんてまさに。


面倒でも自分で原始的方法でクッキーを焼くのは、手間が趣味に含まれるからだ。
そのノリで、エアコン掃除もこなすしかない。
汚れて、時間かかって、疲れて、二度手間で…


ブラッシング2時間、どうにかほぼ除去。
常に上を向き首痛い
常に腕を上げて腕痛い
休みをかねて、数分おきに洗面所に走りブラシのカビを洗い流す。
死滅カビはもはや土、泥。還りかけている。


スプレー剤には界面活性剤つまり洗剤が含まれるため、
こすれば泡立ち、カビは浮いてくる。



ただし、長時間やってると揮発エタノールにより喉が痛くなったりするので注意。
噴霧中と直後が要注意。しだいに揮発が進めば洗剤だけになり心配はなくなる。


ブラシは、表面上を広範囲でなでるときは中くらいのを。
ファンの一区画全体を一気にぬぐうときはスポンジを。
細部を漏らさず完全除去する丁寧ブラッシング工程では最小のを。
ラジエータには最大のを。


皿洗いスポンジを切って自作するのだけど
柄には事務用クリップの長めの奴を使い、
ラジオペンチなどで折り曲げしっかりスポンジを挟み込んで、
抜けない、動かない、
ようにすることが必須。


しっかし家庭用エアコンは
シロッコファンが細かいし奧にあるし
整備性が最悪…
「今度から女達にやらせよう…これからは女の時代だ」


メーカーは完全分解清掃を念頭に置いて再設計し
清掃業者から仕事を奪ってください。
カビをまき散らす殺人エアコンはテロリストですよ!
部屋中、家中をカビだらけ、カビ胞子まみれにして
アトピーの子どもを窮地に陥れる。
「元々は米軍が開発したからおれたちはよくわからない」は、通りませんよ?


エアコンがカビをばらまいているかの判断は
過去にかびた、かびやすい、衣類やバッグなどを監視する。
布団もいい。生えたカビの種別もよく注意する。白青黒どれなのか。




無論、言うまでもなく
根絶クリーニング作業の際は
・導風フィン(たいていは、二枚、横に長いのが)
・外装カバー(フィルターがつくとこ)


は、取り外すよね。


いま現在、組立てて、内部乾燥のため送風運転中。
最後に噴霧後から約2時間。雑巾で拭けるところは拭いてある。


スプレーしてから後で、カバー外すとわかるが、したたってくる。
一日後でも。


「執事たるもの、エアコンクリーニングくらいチャッチャとできなくて、どうします?」

黒執事2おめ
2の奈々ぼっちゃんビッチすぎ
1のシエルぼっちゃんは単にツンツンだったのに…


 ◇


うちはオフシーズンに、
(シーズン前でもいい。前後ともにやれば最強)


表カバー取り外して(でないとくまなく掃除できない)
フィンの大掃除。
例によってビン用の長いブラシ数種類で(カインズホーム調理器具コーナー)


わずかでもカビ床が残ってると、シーズン中の頻用で確実に増殖するので
見える限り、存在が予測される奥の方も、ぜんぶ取り除く。
(うちのも結構黒いカビコロニーが付着…フィンの端部に苗床化)


エアコンクリーナーのスプレーは、アルコールと洗剤のセットに過ぎず
なので噴霧して数分がアルコール殺菌時間(ショワショワ泡立ってる)、
その後はごしごし磨く。(その頃にはアルコールは揮発してる)
磨くとカビが取れるので、またスプレーで洗浄。


表カバーもカビ天国になることが多いので、
風呂場か外に持っていって、ジョイくんで洗う。
ジョイくんは界面活性作用が異様に高いので、これで十分。
マジックリンでもいいが、手が荒れたりいろいろと面倒でもある。
じっくりとカビを落としたら、天日で日照のある限り干す。
あまり数日とか放置すると紫外線でプラスチック分解によりもろくなるので注意…ヒビ割れる


 ◇



ハッキリいって家電メーカーは、甘すぎる。ズレている。
消費者の家庭と、開発部の距離が開きすぎだ。遠い異国のようだ。


松下東芝三洋日立ほか…
『エアコン室内機は、ウォッシャブル設計にしろよ…』
分解しやすく
洗いやすく
年末大掃除のついでにやっちゃえるように…


問題はラジエター(熱交換機)だな…


室内に、カビ天国を常備させ
カビ毒をまき散らして室内をかびだらけにする「陰謀」
ユダヤの陰謀だよ!!!!な、なんだってーーーーー
家電メーカーの防衛策を待つ!!!!
杉花粉も戦後占領によるユダヤの陰謀で略


 ◇


2012/06/04追記


今や、カビ根絶できました。完全勝利。
念入りに、一ヶ月一回か二回、1本スプレーしてるけど。においをかいでもカビの気配はしない。むしろ再発防止だね。


結局、計画停電や節電呼びかけ以降、ぜんぜんクーラーもヒーターも使わないのが大きい。温度差があると結露してカビが出ちゃうから。ヒーター部分が特に。


送風だけなら一日20wぐらいでしょ。


夕方になったら窓を開けて天井の熱気を追い出すのに使う。深夜までやってるとやや寒くなったりする。そうして冷気を少しでもいれて、建材を冷やして、また翌日の屋外の暑気をなるべく室内へ移さないようにする。


いまは今年の暑さ対策に、屋外のベランダなどの金属を遮蔽して熱を持たせない工夫の最中。すだれ、銀マット、いろいろ試している。屋外に熱いものがあると、室内に伝播しちゃうからね。




2013/07/10追記
またすこしうっすらとカビが再発してきた。
においはしなくて、送風に当たるとすこーし目がかゆくなることがあるくらい。
シロッコファンをチェックすると、やはりうっすらとはえてきてる…多いところと少ないところがある。


昼は暑いので、夜に掃除。
10節に分かれてるので、一晩で5節…疲れちゃうし。
エアコンカビ取りスプレーを、一節にかるく吹く、回転させて全体に吹く。
石けん成分とアルコール分が入ってるので、掃除効果抜群。
綿棒を一節に1〜3本使う。カビが多いところは多く使う羽目になる。
ファンが細い部分は、綿棒の綿を引っ張って細くして入れる。


結局、完全にカビを取るのは無理…分解清掃がいいけど冷媒のガスを抜くかガス止めするかで専門技術が必要…
夏シーズン前にエアコンスプレーしておけば大半のカビは死ぬけど苔のような屍骸は残る。
どうやら梅雨シーズン、まったく使ってはいなかったんだけどカビは少しづつ増えていたみたい。


いま半分掃除が終わり、乾燥させ、始動時だけ送風口にビニールかぶせて飛散する液体をガードし、送風させてるけど、あきらかにニオイというか、カビの気配はだいぶなくなっている。


2013/07/30追記
今年は、梅雨模様が長続きしているので、ドライ運転のみ使っている。
それと、今年から湿度計をいれたので、夜中に換気していると95%とかいくのがさすがにまずいと思って…梅雨シーズンが長引くとなりやすい。
ここは山の中腹…海抜200mで盆地なので、夜は湿気がたまってうっすらガスになりやすい土地。


それに昨年は送風だけだったので掃除はしなかった。
今年はいちおう、二年分のカビがたまっていることになる。冷暖房しないから育たないけどね。


やはり夏シーズンになると、送風でもカビが漂ってくる。目がしみる、かゆい…ひどくはないがうっすらと。送風が行き着く先のフライパンの取っ手が見事に全部かびたり。


これは、さすがにまた掃除しようと。
カインズホームでエアコン洗浄スプレー二連お買い得パック500円未満。
デザートスプーンやアイスの棒みたいな薄いヤツに、自転車バイク運転で使う綿手袋の使い古しを装着。


エアコンは掃除前提なので常に前ボディーは取り外している。フィルターをつけるためにこれを取り付け直すときはビスを使わず養生テープにしてしまう。オートルーバーは掃除にジャマなので使わないで取り外したまま。


裸のエアコンに、ドレンパンとして業務用ゴミ袋を養生テープでつり下げる。
スプレーのメインは熱交換器のアルミフィンではなく、シロッコファン。こっちに7割は使う。
こいつは古い機種なので抗菌防カビ仕様ではない…いちどカビがびっしりしたシロッコファンは二度と完全には掃除できない。抗菌仕様樹脂だとそもそもカビが付着せず繁茂しにくいはず。


ドレンパンはあるので、容赦なくシロッコファンにジャーーーーびっしょり、ぐっちょり。アルコール水溶液に浸して真菌を殺菌する。
綿手袋ゾーキンでファンのスキマをひとつひとつごしごしやってく。
全部終わったらまたすすぎでジャーーーーーー


で、2年分のカビはこちら。さすがにだいぶ減っている。
けれどこれの大部分は今年に生きて生育したカビなので、量の割には運転時に目がかゆくなる。
また一ヶ月もすればすこしづつ繁茂してくるだろう、毎月スプレーは欠かせない。また目のかゆさが顕著になったら掃除する。

そして今年もシロッコ



「ふふふエアコンのカビ掃除は女がやる時代だ、女にやらせよう…おい、サラを呼べ」
「はっ」
「ちなみにただいま、テレ玉テレビ埼玉ゼータガンダム絶賛放送中だ!私の活躍を見てくれたまえ」(2013)


 ◇


2014/06/30
さて


今までこのように「最初に退治、あとはメンテナンス」を続けてきた。
しかしやはり、除湿や冷房や暖房…いずれの運転でも熱交換フィンは「ぬれる」…熱を持てばカビが元気になる。


こんどは「予防」をする。


・夏になると大量生産で安くなる、2本パックでお得なアースのエアコン掃除スプレーを買ってくる(毎年恒例)
・すでにエアコンのフィンとシロッコファンは毎年の掃除によりかなりカビが除去されている、生きてるカビは激減
・エアコン幅を覆えるサイズの、ボール紙を用意します
・暑くなくて運転させないうちに、フィン側とファン側とにスプレー、放置…を毎日繰り返す(垂れてくるしずくはキッチンペーパーでふいて捨てる)
・除湿シーズンになったら、毎晩、運転終了して寝る前に、スプレー(運転して濡れてる時が一番カビ元気、運転終了後に一気に叩く)
・徐々に、3日に一度ぐらいに減らして良い(運転させると目が痒いとかいった徴候が出ない程度まで減らす)
・用意したボール紙は、スプレー後数時間放置してから運転させる時、ファンの送風口すぐそばにあてがって、液体飛沫を受け止めるのに使う…ほんの5分もすれば飛沫はほぼなくなる


当然このやり方は
・エアコンのルーバーを常に外しておく(勝手に塞いだり阻んでくるため邪魔)
・最低限の運転…起きて生活してる間に湿度が下がればいいという運用法に限る(寝てる間も運転したら、スプレーするタイミングを失うため…寝る前にスプレーして一晩かけてカビを殺す)
・くどいようですが、一度は徹底清掃でフィンとファンのカビを除去してあることが大前提


と、面倒な制限条項がいくつかありますが。


今年はデシカント除湿機もそろえた。シカたないから…
デシカントはいわば食品包装における石灰除湿袋と同じ。
石質ローラーを加熱乾燥してから送風で冷やした温度差で結露させ水滴を得る仕組み。


デシカントの守備範囲:高効率20℃まで 低効率25℃まで
エアコン等コンプレッサーの場合:高効率22℃ぐらいまで 低効率18℃まで


つまりエアコン除湿は22℃を割ると途端に湿度が下がらなくなってきて、18℃になると絶望的で動きもしない。
エアコンは極度に冷たくなって水滴を作るのでこうなる。その代わり暑くて飽和水蒸気量が多い時の除湿能力は高い。


翻ってデシカント除湿は熱くなってから送風で冷やす方式なので、18℃以下の方が元気がいい。
けっこう室温が上昇するので、暖房効果がほしい時にもちょうどいい。


これを補完関係にしたのがハイブリッド式…デシカントの加熱除湿とコンプレッサーの冷却除湿を同時に行っている。
べつにエアコンとデシカントを交互で運転したって構わない。デシカントで室温を上げてからエアコンで除湿する。


デシカントは熱なので洗濯物乾燥能力は高い。浴室乾燥と同時並行で威力を発揮。入浴時に洗濯を済ませたいところ。


ただし、くれぐれも室外から導風換気はしないように。
浴室乾燥を兼ねるときは浴室内をよく拭いて湿気や水滴を減らし、しばらく15分ぐらい換気扇と乾燥機をかけて乾かしてから
こんどは洗濯物乾燥のために【換気扇を切る】。
とくに雨天時に換気扇を回してしまうと、せっかく除湿しても、外の95%湿気が入ってきて無駄になる。
湿度計があるとわかるが、ある程度乾かした浴室の換気扇を止めても、除湿機運転によりむしろ湿度は下がっていく。
いちおう浴室の扉は閉めておくといいだろう。扉の隅っこから除湿機のコードだけ出す。しばらくするとむしろ扉の隙間から乾いた風が漏れてくるようになる。


「執事たるもの、エアコンクリーニングくらいチャッチャとできなくて、どうします?」

黒執事サーカス編おめ


2014/07/24
追記…せっかくだから、梅雨明けで暑くなったら綿棒でシロッコファン掃除も…
というのも、エアコンスプレーは、洗剤+アルコール殺菌剤なので、ファンにかけただけでは「もったいない」
洗剤をかけてからゴシゴシしてこそ効果的。
だいたい、一区画一周に1本〜2区画で3本。
ファンを手回ししながら軽くスプレーをシュッシュとまんべんなくかけて
ゴシゴシして
終わったらまたすすぎ用にスプレーして、
例のボール紙を用意し、エアコンをかける。
するとシロッコファンが回転し始めて液体が飛んでくるので
ボール紙で受ける。5分も覆っていればほぼ飛ばなくなる。
一回で全部やるのは大変だから、3区画づつヒマな時にやってる。
このやり方は養生とか排水が不要なのでお手軽。…ただし一回は本格的な洗浄作業をしていることが大事…カビの塊がうじゃうじゃあったら意味が無い。


暑くなると同時にカビは大繁殖…近づくだけで目がチクチクかゆくなるのでわかる。




これは虫歯菌も同じで、ブドウ糖類を摂取直後に餌があることで大繁殖。雑菌は小さいのでわずかな栄養も莫大なエネルゲン(ハエやゴキブリにとってもそう)。口内が甘さから酸っぱさへ変化するのは虫歯菌が排便した強酸であり、それはすでに歯を溶かしている。歯はスポンジや軽石のようであり、そのハシゴのような構造が少しづつ減ってもろくなる(その隙間に虫歯菌が済んで繁殖してるので溶解力抜群)…進行するとある時に歯が欠けたり大穴が開く。
…ということは、普段から食後すぐブクブクうがい…しかも内圧をかけて浸透力を増して。これを何度か水を交換して繰り返し(特に奥歯、親知らず)
すぐ液体ハミガキ液でまたうがい(歯肉ポケットや奥歯の隙間からネバネバして臭いのをまず吸い出して、次にうがい水や液体ハミガキ液を注入する感じ)
、今度は食物残渣を一掃し、つねに口内を唾液ですすぐために、クロレッツをかむ。3時間は甘さが続くのですっかり食べかすはなくなり、隙間の雑菌液も洗い流されている。


…ホント、これをやると虫歯知らず。糖分摂取後に何もしないなんて自殺行為。
しかもカレーやめんつゆなど思わぬ食材にも多量の砂糖が…




2015/07/14
今年はカビの気配ほとんどなし。長年のクリーニングとしつこいスプレーが効果あり。
3日に一度は、その日の使用後に、スプレーをかける。この作業のためオートルーバーは常に外してある。
エアコンはもっと分解しやすい構造にしないとダメだ。松下などが高級機に採用しているけど。


07/28
暖房でカビを殺すって話があるけど
熱交換フィンはあつあつになって死ぬだろうけど
シロッコファンは熱せられないからむしろ繁殖すると思うよ。


シロッコファンは地道に洗浄殺菌を繰り返すしかないよ。何ヶ月でも、何年でも。
最初、大々的なブラッシングが必要な頃は、ルーバーも外しておき、頻繁にスプレーブラシングするけど


だいたい淘汰できれば、あとは3日に一回スプレーするぐらいだから、ルーバーは付け直しちゃう。
ルーバーも電源OFF時は手でこじって開けられるから。初期位置は電源ONすると機械側で検知して戻してくれる。戻してくれなくても電源OFF時に手で戻せばいい。
とにかく、どんな新品エアコンでも加速度的にカビは繁殖すると思っておかないとね。


2015/08/03
やはりカビが増えてきた。例年と同時期だ。
冷房を動かすと同時に目がしみるのがサインだ。


猛暑日続き=カビの最盛期
・冷房使用頻度が増える=湿気が潤沢に


ルーバーを外し、シロッコファンの中と周辺をキッチンペーパーや綿棒で「大掃除」。
良くしなる細いプラ板でキッチンペーパーを押さえつけ、ファンの奥に繁殖するカビを拭きとる。


サイクルとしては、2日おきのエアコンスプレー噴霧、週一回の大掃除かな。
だから真夏シーズンは、ルーバーは取り外しっぱなしのほうが整備・運用性がいい。
ルーバーが電源OFF時に機内を密閉してしまうのでカビがますます元気に繁殖する。


うちは南の日が当たる窓際を遮光遮熱シートと銀マットで完全遮光遮熱しているので日中も室温上昇は緩やかだ。外気最高気温で38度の時でも室温最高31度。
なので冷房も、強風の18度設定で30分、除湿だけしたら消す。これを一日に3〜5セット。
最近のエアコンの2倍の電気代がかかるモデルだけど、エアコンのみの電気代は月額1500〜2000円。
30度でも上半身は着ず甚兵衛ズボンの格好なら、除湿し70%、室温30度で、扇風機を使えば全く問題ない。汗が出ない。


結局、室内で熱中症で倒れるのは、こうした頭を使い知識や技術を使う「工夫」ができない人たち。
生存競争には結局、知識や技術の恩恵は大きい。


2016/09/22
今年は安倍政権の悪行が祟られてるかのように全く晴れず雨ばかりで農作物大打撃。地域差も大きい。


そのため除湿ばかり使ってたせいかカビ繁殖も進んだらしい。
エアコンのカビと、キッチン排水部のカビと、大繁殖。
エアコンの黒カビは目に来るけど、キッチンの青カビは咳喘息と高熱が出た。
白カビと青カビは物件内部すべてをカビさせた。エアコンのみならず換気も影響するようだ。


エアコンのカビもココまでひどくなると、結露ドレンパンがカビてしまうので手は届かず、分解清掃しかない=一部の業者しかできないし、高額になる。


除染徹底。室内すべて点検してはエタノールで拭き取る。洗濯に出す。捨てる。建物設備の場合はマジックリンなどで清掃してからエタノール


エアコンも秋に入るとカビがけっこう育ってるので、シロッコファンに軽く洗浄スプレーかけてからピンセットにキッチンペーパーで時間をかけて拭いて、久々にシロッコファンに洗浄スプレー一本使って流す流す。事前に70Lゴミ袋を装着し、廃液は全てこちらに。


さらに仕上げ…近年の機種は90分かけて送風と弱暖房で内部乾燥しカビ予防する機能がある。
これを応用し、室内機に70Lゴミ袋をかぶせ、暖房かけっぱなしで1時間。
もっと高熱がいい場合は70L袋に穴を開けてドライヤー弱中か布団乾燥機で1時間のほうがいいだろう。
エアコンは温度センサーがあるのであまり高温にはならない。