ラスクruskはスペイン語roska＝輪を由来とする、とある。
昔の欧州では、パンも肉も古くなっても味付けなどで工夫して食べた…そこに由来するようだ。
オーブンなどでかりかりに焼く、ペーストやスパイスなどを塗る…
保存食なり間食にしてしまう。
つまり二度焼き（製パンの、次の焼き）で堅くすればラスクであり
加熱の仕方はなんでもいいことになる。
では、べつにオーブンなど火を用いなくとも良い。
せっかく湿度も下がってるし、日当たりもいい。
では風通しのいいところで天日干ししてしまえばいい。薄切りにして早く仕上げる。
1時間ぐらいで片側が乾燥するので、ひっくり返す。
味が凝縮された、干し肉のような風味に仕上がる。
ライ麦配合のロッゲン ミッシュブロート
http://panpedia.annex.jp/world/germany.html
ライ麦50％以上90％未満 = Roggenmischbrot ロッゲン ミッシュブロート
http://www.geocities.jp/deutschebaeckerin/Brotland/DeBrotGetreide.html
ちなみに、焼きたてパンを再現する方法は簡単だ。
１ 蒸し器で蒸す。ある程度手で割って、蒸気と熱を通りやすくすると早く仕上がる。
２ 弱火で網焼きする。
中も外も焼きたての状態になる。好みに応じて加減すると良い。
スーパーの総菜、弁当、寿司も、こうして工夫すればレストランで出てくる状態にできる。フッ素加工フライパンが要。ご飯は加水して蒸す。揚げ物はあぶる。
電子レンジしか知らないと、このように素材ごとに異なる手間のかかる調理というのがやれない。
料理へたくそで、マズイものしか食べられない、ということになる。
