先従隗始・温故知新

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うさぎのほっぺ、ただしい食べ方 =蒸す スーパー総菜、肉まんにも応用


これは、スーパーのお総菜弁当にもいえる。
「ガスレンジで再加熱して、やっとスタートライン」


面倒なようで、かなり適当で簡単。
たったそれだけの労力で、くそまずいスーパーの総菜やメーカーのパンが
へたな個人パティスリーやレストランに劣らなくなる。特に寿司と揚げ物だ。


うさぎのほっぺ…
http://www.pasconet.co.jp/system/bread/index.cgi?action=search_bre_list
パスコが出してる、クレープ地のような蒸しパン。


だいたいこういう安物は、クリーム地が冷えて固まっておいしくない。
高級店は生乳とバターなどで固め、早く食べないと分離しうまさが失われるほどフレッシュに作る。


・蒸す
これに限る。
ベイクにはしりがちだが、決して特段においしくはない。
なんたって蒸すのは速い。3分程度だ。電気代やガス代も節約。


肉まんあんまんも同じ手が使える。
コツがあって、中まで素早く熱を通すため
『四分割』
することで、中身も素早くあたたまる。
中華街の大きな肉まんは、だからてっぺんが割れてるのが多い。
家庭で蒸し器や、鍋に土鍋のふたを入れて蒸す場合、さらに完全に4分割することで素早く3分以内に熱が通る。
チーズたっぷりのピザまんなんて、反則の仕上がりになるよ。


 ◇



電子レンジでチン…
これは、馬鹿の一つ覚え。
最適な加熱法はいろいろあるのだ、料理によって。


たとえばスーパーの総菜で済ませる日は
・唐揚げやコロッケ、焼き魚、揚げ餃子=網焼きあぶり
(ものすごい『カラッ』ってなるよ、ジュージュー言って。品物によりアルミホイルを箱状にしてかぶせてふたにする…油がしたたって火がつくので注意)
・ご飯や焼きそばパスタ、焼き肉系、炒め、ソース煮系=フッ素フライパンに少量の水とともに放り込んで混ぜながら弱火加熱
・寿司=フッ素フライパンに並べ、少量の水を周辺にたらして弱火で2分ぐらい加熱


寿司なんかは、うまさまずさの原因がいかに「冷や飯」なのかを思い知らせてくれる。
ネタは加熱したくなければ取り外しておく。マグロをのせたまま加熱すると”あぶり”みたいになって、これはこれでよい。
これを段取りよくやると、コース料理のようにアツアツを堪能できる。


レンジも活用すれば同じことはできるが、達人になるのは難しいし、
こったことをやると結局は難しくなり、専用用品も複数必要になり、
だったらガスレンジのほうがいいやとなる。同じフライパンで寿司から焼き肉から次々に暖めてしまう。


馬鹿の壁を破れ。
いわば発想の壁、固定観念の壁を。