先従隗始・温故知新

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民主党に接近していた外務次官が、異例の一年未満で下ろされた…アベチャン政権の悪癖…オトモダチ内閣体制は悪化の一途


一般市民みんな、こんな大事なことに気づかないほど政治音痴なんだな。
オトモダチしか近づけない、オトモダチじゃ無いとみんな首…
そんな国家のボスでは、ますます傾くだけだと…国家経済だけではなく、いろんなところが。


郵政人事も自民カラーにする期満々で通しちゃったし、
アベは明らかに「やりすぎ」
しかも第一次政権のときからのこの悪癖が、みじんも改善されてない。
なので政務官はオトモダチの若い無能なヤツばかりで、外務政務官のキウチなんてのはその風評はさんざんである。


あいつもこいつも気に入らないからクビにしまくったあげく
今度は逆に
本能寺の変」でまた一年で退陣させられる可能性は実は高い…
政官サイドからの愚痴や要望を拾っていると「本能寺はまだか」などというぼやきが漏れてきたことが何度かあった…


みんなで仲良くしようなどとキモチワルイことをやっても意味希薄だが…国家を束ねるリーダーともなれば各方面をそつなく統率し、感情的人事で感情面でギクシャクさせたり、現場の実務を混乱させるなど…しないのがベターである。低姿勢の調整調整、ここぞと強面で一喝あるいは冴えたアイデアや采配で現場側を支援する…そこをバランスよくうまくやれるかが手腕となる。
そういうのは民主党もかなりやったので不評を買った…じつに第二次安倍政権はじつは民主党とうりふたつで、鏡写しの側面が濃い…


ただ今回は、より使える人材が必須だったための人事なのか、微妙なところではある。

http://www.j-cast.com/2013/06/15177340.html

外務次官に斎木昭隆氏を起用へ 1年未満での交代は異例
2013/6/15 12:33


政府は外務省の河相周夫事務次官を退任させ、斎木昭隆外務審議官を後任とする人事を固めたと2013年6月14日、各紙が報じた。6月中にも正式発表するという。

斎木氏は1976年、外務省に入省。アジア大洋州局長やインド大使などを経て2012年9月から外務審議官に就任した。これまで6か国協議や北朝鮮との実務者協議を担当し、安倍晋三首相と近い関係とされる。

河相氏は2012年9月に事務次官に就任した。事務次官は2年務めるのが通例となっており、1年未満での交代は異例だ。


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/601998/
佐藤優の地球を斬る】「民主色」払拭に躍起 保身に走る外務官僚
■「上がり」から次官転出

 外務事務次官の河相周夫氏は、霞が関(官界)でも、極めて政治的な動きをする官僚として知られている。民主党への政権交代後、多くの外務官僚が政治から距離を置いたのに対し、河相氏は民主党に接近した。特に野田政権が成立した後は、野田首相玄葉光一郎外相の歓心をひくことに全力を投球した。

その成果が出て、通常「上がり」のポストである内閣官房副長官補(事務次官級とされる)から、異例の次官への転出となった。

 もっとも政治的嗅覚の優れた河相氏は、次の民主党が下野すると見て、その後の生き残りを考えている。それだから対中国外交を外務官僚に一元化することにより、政治情勢がいかに変化しようとも外交テクノクラートとして生き残ることを考えているのである。

 前出の産経新聞は、<藤村修官房長官は24日の記者会見で「尖閣諸島をめぐる情勢についてさまざまなレベルで意思疎通を図っている」と強調した。玄葉光一郎外相も会見で「(関係修復には)一定の時間は必要になる」としながらも「日中双方の意思疎通をさらに維持、強化していく必要がある」と指摘した>と報じた。

 お人よしの藤村官房長官、玄葉外相には、河相次官の腹黒い意図を見抜くことができていない。河相次官は、自民党政権になってからどう生き残るかを考え、民主党色を消し去ることに必死になっている。その実態が首相官邸にも玄葉外相にも見えていないようだ。

 ■様子見の政治エリート

 もっとも河相次官が「外務官僚による、外務官僚のための外交」をいかに画策しても、筆者はそれがうまくいくとは考えていない。中国人は現実主義者だ。外交交渉は、実質的な権力を持つ相手としか行わない。中国が、野田政権に見切りをつけていることは間違いない。しかし、尖閣問題をめぐり、日中関係が緊張している状況で外交交渉を行わなくてはならない。そこで、とりあえず、両国の外交当局を窓口とするという話にして、中国の国家政策に実際に影響を与える政治エリートは、様子見をしているのだ


http://www.sentaku.co.jp/category/politics/post-2442.php
《罪深きはこの官僚》河相周夫(内閣官房副長官補)官邸外交崩壊のA級戦犯


「領土問題などで緊張が高まる中で、事務次官に一番相応しくない人物」
 外務省幹部は、内閣官房副長官補の河相周夫をこう評する。しかし、九月以降の人事で、河相は次期事務次官になることが内定している。実際、この間立て続けに持ち上がった、竹島尖閣を巡る日韓関係、日中関係について「河相が率先して動くことはなかった」(官邸キャップ)。そればかりか、猟官運動を水面下で続け、事務次官ポストを手に入れたというから呆れかえる。河相については「絶対に上に盾突かない」(前出外務省幹部)ということで衆目が一致する。原因は政治に翻弄され、手痛い挫折を味わったためだという。



外務次官に斎木氏、政府が人事案 対北朝鮮シフト鮮明
共同通信 2013年6月14日 08時58分 (2013年6月14日 08時59分 更新)

 政府は外務省の河相周夫事務次官(60)を退任させ、後任に斎木昭隆外務審議官(政務担当)(60)を充てる人事案を固めた。政府筋が14日、明らかにした。月内にも正式決定する。斎木氏はアジア大洋州局長を務めるなど対北朝鮮政策に長年関与し、安倍晋三首相とも近い。政権として拉致問題へ本格的に取り組む姿勢を鮮明にする狙いとみられる。河相氏は、民主党政権当時の昨年9月に就任。任期1年未満での交代は異例。

斎木さんにはお会いしたかもしれないなあ。
…とはいっても、外務省でPC設置設定といったなんてことはないIT関連派遣アルバイトの時だけど。
本人と同室にあいなったか、週末で職員全員不在の時に机上の名札だけ見たのか、よくは覚えてない。昔はこの手のアルバイトはたくさんあったので、農水防衛厚労を除いてほぼすべての省に出入りした。