先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

自分だけ、しゃかりきになったって、相手が居るわけですから…

過去エントリーの通り、(この記事のタイトル左の『金融経済経営政治』リンクを押すと過去記事が一覧表示される)
自分のこと『だけ』を考え、気に入らない市民はみんな敵だからおいこみかけて脅せ潰せ殺せと、そういう右翼ゴロを大人数投入するような『自分勝手な安倍政権』は、日銀へ乗り込んで白川総裁に「おれのインフレ誘導政策に協力しないならお前なんかクビだからな」と恫喝したあげく、オバマ相手にも…やらかしてしまったわけだ。一事が万事、性格は万事に共通して表れる。
民主党政権になったからと行って、左翼がこのような市民追い込み工作を大々的に展開したことなどない…せいぜい警察に似たようなことをやらせるぐらいだ。右翼=ヤクザだから産業やマネーファンドに食い込んでおり、左翼よりも悪事のプロとして工作を展開する)


自分勝手のままでは、オトモダチ以外いらないという幼稚さでは、また失敗するだろう…第一次のように。
リフレ政策もそうだ。円相場や国債金利をいじると言うことは、世界各国の相場と連動する…基本的に日本が得をする相場介入は相手国に損をさせるから…

http://www.asahi.com/politics/update/0107/TKY201301060428.html
安倍首相、1月訪米困難に 米側、成果重視で慎重姿勢


 安倍晋三首相の1月中の訪米が困難な情勢になった。2期目を迎えるオバマ米大統領の多忙さに加え、早期の首脳会談では成果も乏しいと見られるからだ。外務省の河相周夫事務次官は7日にも訪米し、米政府高官らに安倍内閣の外交方針を説明したうえで、改めて会談日程を調整する。

 岸田文雄外相は6日、首相訪米について「大統領就任式の準備などで外交日程が組めない」と記者団に語り、1月中は難しいとの認識を示した。首相は就任前の昨年12月18日、大統領との電話協議を踏まえ、「1月に首脳会談を予定している」と語っていた。

 ただ、大統領は「財政の崖」問題を乗り越えたばかりで、21日には2期目の就任式、月末には一般教書演説を控えている。米側は「首相を迎えるには時間が足りない」として、月内の会談に難色を示している。

 また、現状では環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題や米軍普天間飛行場の移設問題などでの進展は望めない。外務省幹部は「大統領は会談で具体的な成果を望んでいる」としており、米側が早期の首脳会談に慎重姿勢を示しているようだ。1月末に通常国会が始まると首相が予算審議に縛られ、訪米がさらに遅れる可能性もある。


おれは自身がイノベーション推進室へ出向き、そこで作成された書類にも目を通してきたので、官製・政官主導の、成長戦略とか、そういうものはあまり信用していない。新銀行東京みたいになりがちだ。
公務員制度改革行政改革、各業界に直接影響する制度改革には、ほとんどタッチする気が無い第二次安倍政権では…いくら竹中や三木谷が招聘されても客寄せパンダになるだけでは。そもそも民主導路線を採用しないで、政官主導でリフレと公共事業により株屋と土建屋だけで儲けて日本を再生しますって言われているから利口な人々はとっくに悟って呆れて見放しているよ。インフレによる投機熱や各国争奪戦による原油高騰で石油や石油製品が値上がりしたり増税まで重なってなにが景気浮揚なのかぜんぜんわかりません。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130107/t10014617921000.html

産業競争力会議」メンバーに竹中氏・三木谷氏ら
1月7日 4時19分


政府は、成長戦略の具体策を検討する「産業競争力会議」のメンバーとして、小泉政権総務大臣などを務めた慶応大学の竹中平蔵教授や、「楽天」の三木谷浩史社長らを起用する方針を固めました。

産業競争力会議」は、安倍政権が経済政策の司令塔と位置づける「日本経済再生本部」のもとに設置され、成長戦略の具体策を検討することになっています。
会議は、安倍総理大臣、麻生副総理兼財務大臣、甘利経済再生担当大臣、茂木経済産業大臣と、民間から選ばれたメンバーで構成されることになっていて、政府は、メンバーの人選を進めてきました。
その結果、小泉政権総務大臣などを務めた慶応大学の竹中平蔵教授、「楽天」の三木谷浩史社長、経済同友会の長谷川閑史代表幹事、みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長らを起用する方針を固めました。
これに関連して、甘利経済再生担当大臣は、6日、記者団に対し、今月中に「産業競争力会議」を発足させる考えを示すとともに、規制改革を担当する稲田行政改革担当大臣に対し、第1次安倍内閣の際に作った「規制改革会議」を復活させ、成長を促すための規制緩和策について議論を始めるよう要請したことを明らかにしました。

結局、政官主導だとこうなりやすいから…数合わせありき。
小泉改革の地方交付金削減ありき、
こないだの震災復興予算の使い込みありき、
ロクな結果にならない…なぜかといえば、自民政治が官僚政治だから、役所のやり方に合わせることしかできないからだ。
こうなっちゃう…これじゃ「どうせ大勝するから誰でもいいからいっぱい立候補者連れてこい」つってタイゾーまで勝ったときと同じだ。小沢チルドレンも安倍チルドレンもまったくおなじ無能泡沫ばかり。=彼等はまず来季選挙で生き残らないので、議員になった意味が無い。つまり小選挙区制は議員を長く育てないで使い捨てでポイなのでいますぐ改善すべき欠陥システムだ。人が育たずして世は育たない。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130106-OYT1T00552.htm
 自民党高市政調会長は6日のフジテレビ番組で、同党が先の衆院選政権公約で「2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする」と明記したことについて、「女性にげたを履かせて結果平等を作るという数値目標は、過渡的な施策であるべきだ」と述べ、疑問を呈した。


 ◇


できないでしょう…10年以上、政権や国内外市場をウオッチしてきた人々なら、また例のパターンに陥るのがオチだともう気づいてるはずだ。
「すべてを元の木阿弥に戻したい勢力がまた結局は性懲りなくケンカを挑んで勝ってしまう」と…日本はもはや、変化アレルギーが国家社会一斉老化とともに悪化しすぎた。いつもこのパターンに歴代政権は使える部分だけ利用され、使い捨てにされてきた。

http://diamond.jp/articles/-/30077?page=5
 結論として、筆者は「アベノミクス」に大きな期待を抱きつつも、規制緩和やTPP参加など日本経済の体質を改善する政策がとられること、選別的に公共投資を行い財政規律を維持すること、という2点が最大の課題であると考えている。

TPPなんかできるわけない、やったら農水票が離反するので自民はまた負けムード突入。
選別的な公共投資なんて徹底されるはずが無い。いつもどおりなんやかんやとイイワケがついてムダな投資がふくれあがる。


構造改革とか規律徹底は、誰もが自由に意見していい風土が不可欠だが、
第二次安倍政権は残念ながら、当エントリー記事にも記載しているとおり逆に、右系ゴロツキを多数動員し「オカミがやってることにとにかく従え、みじんでも意見したり反論したら潰す、殺す」を大々的に社会各地で工作展開するような政権なので…ムリ。タウンミーティングとか民間登用がゆるい雰囲気で実行可能だった小泉政権当時とは似て非なる。
http://www.youtube.com/watch?v=AM5hgAaUbcI


日本はもはや外需依存過ぎる。サブプラショック後の落ち込みもこれが原因。
円キャリーなどで過剰に円安にし続けたために反動がどっと押し寄せた。為替差損で大損するような方式をわざわざとっていた…企業や大学が株投資依存が強すぎて大損を出したようなモンだから自業自得だ。
つまりいくら日本が日本国の環境整備を焦って行っても、欧米中国が低迷したままでは全く意味は無い。空振りがさらなるダメージともなろう。円キャリーの関係とは、欧米がマネーゲームで、日本は製品製造という図式なので、日本がまた円安で儲けるためには欧米はまたマネーゲームをしないとならない=またショック不況がやってきて今度はもっとダメージのほうがメリットより大きい。これが世界各国で製造販売競争だとどの国も通貨安にしたがるので争奪戦となる。


以下、税制のイロハからすればクルマは高負荷価値税対象とすべきで、コモディティをノータックスとすべきだ。自公はクルマは減税するがコモディティは通常課税だ(7%施行時は通常課税と明言)と行ってるんだから、やってることはめちゃくちゃだ。…いくらクルマ製造立国とはいえ、だ。もはや消費税が安くなる(タダですらない)ぐらいでクルマは国内では売れないよ。エコカー減税補助金という麻薬漬けでどうにか売れてたんだから。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130107-OYT1T00019.htm
消費増税、車でも軽減措置を検討…太田国交相




昨晩も大泉リヴィンで逆・待ち伏せしてみたら(普段から、自民公明霞ヶ関の手下の右翼創価が、ストーカー追い込み待ち伏せ嫌がらせ工作を欠かさず仕掛けてくるため、たまには逆に)
数十組のそいつらが入れ違いでやってきては色々仕掛けたり悪口を言って去るんだが…
「おまえはばか、むのうなの、お払い箱」ぐらいはまだカワイイモンだが「おれたち安倍政権と右翼創価はとってもあたまがいいの、おまえとちがって優秀だから成果を出すの、むのうはもうすっこんでな」などと、部落を出たこともなさそうな、嫌がらせ工作の実行犯をするしか無いような、アホどもにさんざん言われたんだけど…
俺がアホねえ…小泉政権期のクールビズやマイナス6℃プロジェクトはおれ発案だしなあ…あのころの全省庁の政策は俺一人で考えたの多いんだけど(農水も文科も外交も警察も経産も防衛も…)、まあそれはいいとして
第二次安倍政権のあのしょうもない政策の数々で、よくまあ自分たちが優秀だとかほかはバカなんだとか言えたモンだ…自画自賛におぼれてしまった人々って悲しいよね。…まあ、絶望的な『結果』に打ちのめされてのみおとなしくなるんだろうから放っておこう。
なんというかやはり、おれは経験10年以上で無数に膨大に手がけてきた先輩なのだ。その先輩の栄華が長かったんで、自分たちは出番なしのまんまでやきもきしてストレスため込んでた、未経験の後輩君たちが今嫉妬バリバリでつっかかってきてるが中身が無いまんまだと先輩には透けてみえている。…そういう感じです。民主政権も政権交代時は同じだった…中身も無いのにいきがっちゃってねえ…