先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

日本車の陰り…中国編


日本国内で、中国・韓国との領土紛争を盛んに煽った勢力は、激しく『断罪』されるべきだろう…
こういうのはボディブローで徐々に響いて、長年尾を引くだろう。そのままイメージ定着しかねない。
浅慮・短絡の連中は、安易に他国にケンカを売ったり原発再稼働したりするが…なにも悪影響で国が首を絞められるのは、忘れた頃とは限らない…そのとき彼らは逃げられず断罪追求を受ける。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0204X_T01C12A0000000/
反日」だけでない 日本車ブランドの中国での陰り


 そんな中国で今回、8連休どころか、12連休になった企業がある。トヨタ自動車の乗用車合弁の天津一汽トヨタ天津市)と広汽トヨタ広東省)。反日機運の高まりで販売が低迷、9月26日から工場を止めた。日産自動車の現地合弁も同27日から11連休だ。

 「ショッキングだった」――。9月最終週。中国全土の販売店の実績を聞いて、ある日系自動車メーカーの担当者は耳を疑ったという。この実績は同21日までの1週間の販売データ。中国全土で反日デモが吹き荒れた同15〜16日の週末や、満州事変発生日で大々的な反日デモが呼びかけられた同18日を含んでおり、デモ隊の襲撃を防ぐために営業を停止した店舗も少なくない。

 とはいえ、販売の落ち込みは想定以上だったようだ。「このままクルマを作っても在庫がたまるだけ」。そんな危機感が強まり、休業の前倒しを急きょ決めたという。


 小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝で、日中関係が悪化した『2005年』も中国全土で反日デモが吹き荒れ、不買運動が起きた。その影響はいかほどだったのか。

 トヨタ系の一汽トヨタの05年の販売台数は15万5000台と前年実績を9割近く上回った。日系メーカーでは比較的早く中国に進出し、日本車ブランドの代名詞だったホンダの広汽ホンダも同年、13.9%増の23万台を記録した。業界関係者は「不買運動の影響は全くと言っていいほどなかった」と口をそろえる。
 当時は、まだ日本車の輝かしいブランド力があった。欧米系は本国市場の旧世代モデルを中国に持ち込むばかり。その一方で、日本車メーカーは中国市場になじんだクルマ作りにまじめに取り組んでいた。「日本製品は品質がよい」。そんな好印象を持つ中国の消費者へのアピール度は高かった。

 では、今回2012年の不買運動も取るに足らないと言えるだろうか。ここに一つのアンケート結果がある。中国共産党機関紙、人民日報系のニュースサイト「環球網」が9月29日に掲載した読者調査。3万4000件の回答を得たという調査の中で、実に4分の3の回答者がこう答えたという。「日本商品は他国の商品に置き換えることができる」――。

 そう、時代は変わった。


 その傾向はすでに現れている。米コンサルのアリックスパートナーズによると、中国の乗用車市場に占める日本ブランド車のシェアは2008年には31.4%と国別でトップだったが、今年1〜7月期には21.6%まで低下した。

 代わって伸びたのが独フォルクスワーゲン(VW)など独車と、米ゼネラル・モーターズ(GM)がけん引する米国車。中国の独自ブランド車も足元では販売減に苦しむが、05年と比べれば、間違いなく力をつけている。


ノンキすぎるんだよ日本はね。
利権を作るのと長続きさせるのがうまい=一度イスをつくるとドカッと腰を下ろして二度と立ち上がるまいとする。嵐も地震も来ない前提で無敵安泰ぶってる。
利権に長年あぐらをかく=どうしたってバカの一つ覚えになり応用力が乏しくなる、状況をシビアに観察し判断することをしなくなる
=何十年後に奢りと慢心がこうじると「危険だと?貴様は絶対安全の利権様を侮辱するのか非国民め!左遷するぞ!」とまでなる…


その最悪の結果は、なんといっても原発事故と、大津波被害だ。
津波にのまれた人の少なからぬ割合の人は「大丈夫だんべえ」という甘えがあった(津波襲来直前の現地民の様子を各映像で見るとわかる)。いかな百年単位で津波がこなかった土地であれイイワケにはならない。40年も事故がなかった原発だから大丈夫だんべというのと同じだから…


リスクに弱い者(国)はリスクに淘汰される…


某はkほー大学の実話…
創立当時…周辺の各高校へケーキ持参で挨拶回り、
やがてベビーブーム世代になり経営安泰、挨拶回りしなくなったうえに各校の優先枠も削減
…そんな感じで日本国政府、日本企業も、各国にお土産持参でペコペコしにいく時代がすぐそこにきている。


関連エントリー記事
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120904/1346724371