先従隗始・温故知新

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らららクラッシックはムードを壊した


というか地上波は、庶民向けすぎて、万民向けしかできず、
すこしだけ高尚な、ムードとか、流れというものを軽んじてきたので、そっち方面のノウハウが乏しい。


地デジもなんだかアナログ時代の延長で全然見るものがない。
・ずっとヒーリングタイムのMX
・ずっとクラッシックや絵画のETV


せっかくマルチチャンネルなら、空いてるチャンネルはそうしてほしい。
そういうのは熱心にかじりつくものじゃないけど、
ムーディとしてずっと選局し続ける…FMラジオやCDと同じで。


もはや、いくら地上波が一生懸命に騒いでもムダでしょう。流行遅れのソースがかつてほど注目されることはない。


もっと、特化したり、これまでやらなかったマイナーソース…CS専門チャンネルの領域みたいな、そういうのもやってくれと。
…はっきりいって、今の時代にすこしは注目されそうなプログラムってもうCSのほうにしか無い気がする。

http://lazy-hironomin.blog.so-net.ne.jp/2013-01-24
2013-01-24
 昨日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。

 NHKは23日、4月の番組改編の概要を発表した。BSプレミアムでは、幼児向けの新番組「おとうさんといっしょ」(日曜朝8時)をスタートさせる。Eテレでは、昨年3月に終了した「N響アワー」を事実上復活させる形で、「クラシック音楽館」(日曜夜9時)を新たに始める。

 「おとうさんと――」は近年、育児に積極的な父親「イクメン」の増加を背景に制作される。新キャラクター「シュッシュ」「ポッポ」が活躍するコーナーのほか、50年以上続く老舗の幼児向け番組「おかあさんといっしょ」と同様、うたのお兄さんやお姉さんも登場する。NHKは「子どもと父親が週末一緒に楽しめる番組」と説明する。

 「クラシック音楽館」は、視聴者からのN響アワーの終了を惜しむ声を踏まえて制作。司会者を置かず、NHK交響楽団の定期公演の模様などをノーカットで放送する。N響アワーの後継番組として始まった「ららら♪クラシック」は、日曜から土曜の夜に移り、放送を続ける。

らららって…たとえがあれだけど
エロビデオに解説者がいるような…いらねーよ的な。


斬新さを、研究者=番組開発者が独断でやってる感じで
視聴者側の求めるムード、センスを、みてなかったな。


みんな、民放や総合はうるさい、低俗…いやだからETVに逃げてくるんだよ…
そこをまた狙撃してどうするんだ…


交響楽のCDいっぱいもっててステレオもあるとか
CSやゆうせんまで契約してるとか
そういうのはもう、いまのデフレで豊かな時代には「ゼイタク プチセレブ」だからね…


90年代に、それまでケーキ屋にしかない400円以上のモンブランプリンが
コンビニへ降りてきた。それでも250円以上した。
したけど「コンビニで安く買えるなんてすごい」と、若い頃は頻繁に買ってた。


いまはどうか…スーパーで200円のでも値下がりしないと買わない。
ましてコンビニでデザートなど絶対に買わない。まだ数ヶ月に一度だけ都心の有名店へ行く。


放送契約って、ステレオセットって、たまにプチゼイタクと言うことができない。
だから、ETVだけの貧民か、CSにCDになんでもござれの富裕層か、二極化する。