先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

野生および放流の淡水魚の放射能汚染は、絶望的…


元作業員の激怒。他国でも無能な将校に振り回されて戦死者が増える軍の前線とか色々ある…

http://twitter.com/sunnysunnynismo/status/344059180920999936
sunnysunnynismo Jun 10, 8:51pm via Twitter for Android

何で溶けた燃料の工程見直しを実際にやる奴らじゃなくて自治体や学者と相談すんだよ?金は出さないのに早くやれ?こういうことばっかりやってるからトラブルんだろうと。


https://twitter.com/Happy11311/status/344072178439950336
https://twitter.com/Happy11311/status/344072006158929920
ハッピー ‏@Happy11311 6月10日

続1:でも、それは裏を返せば日本以外の世界各国の主要原発メーカーはスリーマイルやチェルノブイリ事故以降、原発建設が中期的に凍結され先行きの見通しが不透明だった為に技術開発や投資を積極的にやってこなかった結果、日本の技術が押し上げられただけの事なんだよね。


ハッピー ハッピー ‏@Happy11311 6月10日

バンヮ。今日は原発輸出についてちょっとつぶやくでし。日本政府はじめ経団連原発メーカーは海外に日本製の最新原発を世界一安全な原発、技術をアピールして売り込んでるよね。確かに世界的に見れば日本の技術は高く、日本でしか造る事の出来ない部品や機器もあり、安全性は高いのかもしれない。


https://twitter.com/Happy11311/status/343222896560312321
ハッピー ‏@Happy11311 6月7日

おはようでし。賠償請求の前例ができて今後、日本製の原発輸出が増加し設計上トラブったら、日本のメーカーは賠償対応出来るのかなあ?まさか、海外輸出の原発補償まで国税ってことないよね。 停止中の米原発2基廃炉に…三菱重に損賠請求へ : http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130608-OYT1T00465.htm


https://twitter.com/Happy11311/status/341447735955820545
https://twitter.com/Happy11311/status/341447537477165059
ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続9:でも東電と企業間、企業と作業員間に契約書なんてないし、口頭だけの依頼で全て対応作業してたんだ。当時、複数の定期検査もやってたし7000〜8000人位の作業員がいたから集まったと思うけど、他の原発なら集まらないと思うよ。まして小さな電力会社なら尚更集まらないよ。
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ハッピー ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続8:あと原発事故において、対応者の明確化もはっきりしてないのが納得いかないんだよね。福島原発事故の時、事業者である電力社員が対応するのは当たり前だと思うけど、あの時は多くの協力企業の人達も事故対応に駆り出されたんだよね。


https://twitter.com/Happy11311/status/341447260405645312
https://twitter.com/Happy11311/status/341446612465377280
https://twitter.com/Happy11311/status/341446475059961857
https://twitter.com/Happy11311/status/341445976269144064
ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続7:この東海村の事故は、未だにソフト面が確立されてないかってはっきりした事なんだよね。事故対応を机上で決めても実際に機能してないしね。全国の原発立地自治体も同じように事故が起きた場合、真っ先に住民が知るべき事実を伝え避難する事が出来る体制が確立されてるか疑問なんでし。
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ハッピー ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続6:東海村には緊急連絡用の放送スピーカーも各所にあるんだけど、その放送もなかった。近くの公園や学校はじめ屋外にいた人も沢山いたはずなのに、誰一人として放射性物質が拡散してる事実を知らされない状況だったんだ。
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ハッピー ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続5:東海村は以前のJCO事故後にソフト面対策もしっかり決めたはずなのに今回はそれが全然機能してない事が露呈されたんだ。東海村に住んでる人はわかると思うけど、事業者と自治体の連絡体制も機能してないし、自治体と住民の連絡体制も同じく機能してなかったんだ。
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ハッピー ハッピー ‏@Happy11311 6月2日

続4:福島原発の教訓を生かし、決めなきゃいけないはずの事が沢山あるはずなのに、そっちは全然見えて来ないんだけど…。先日、茨城県東海村JAEAの研究施設でも放射能漏れの事故があったけど、周辺住民は報道で知るだけで事業者や自治体からは、何も知らされてないんだよね。


http://www.asahi.com/politics/update/0610/TKY201306100396.html
安倍晋三首相の妻昭恵さんがNPO法人主催の講演で、安倍政権が推進する原発輸出について「私は原発反対なので非常に心が痛む」と語った。原発輸出を成長戦略の柱に位置づけ、次々とトップセールスでまとめていく夫の姿勢に、妻が疑問を投げかけた。

 地域活性化に取り組むNPO法人「ふるさとテレビ」が6日に国会内で開いたセミナーで語った。同法人のホームページに掲載された動画では、昭恵さんは「(原発は)日本の大事な技術だ」と前置きしたうえで、「原発に使っているお金の一部を新しいエネルギーの開発に使い、日本発のクリーンエネルギーを海外に売り込んだらもっといい」と提案。「私は家庭内野党。周りの人は嫌なことは(首相が)権力を持つとだんだん言えなくなってくる。少しは嫌なことも言ってあげたほうがいい」とも語った。


 ◇


海水魚は、海底魚でないかぎり汚染されるとは限らないが、
淡水魚は、浅い川で、山々から豊富なセシウムが次々に流入してくるので、どんどん汚染されていく…一年魚でさえ。
セシウムは、泥とよくくっついて一体化する。泥に混じって汚染が広がる。


福島市の、雨水溝から河川への放出口付近で100マイクロシーベルトぐらい、
浪江町津島の、雨樋出口で600マイクロシーベルトぐらい。
セシウム微粒子が次々に水流でやってきては、水たまりの泥にくっついてたまっていって濃縮された結果。


いずれにせよ、常食は避けよう。
ウクライナベラルーシでは、たとえ5ベクレル程度の汚染食品の常用者でも、被曝疑い発症患者になるケースは少なくないというデータもある。予防重視で、避けられるだけ避けた方がいいらしい。

http://www.furainozasshi.com/%E3%81%82%E3%81%95%E5%B7%9D%E6%97%A5%E8%A8%98/%E6%B8%93%E6%B5%81%E8%A7%A3%E7%A6%81%E7%9B%B4%E5%89%8D%EF%BC%9A%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%BB%E6%A0%83%E6%9C%A8%E3%83%BB%E5%9F%BC%E7%8E%89%E3%83%BB%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E3%83%BB%E5%B1%B1%E6%A2%A8/
再確認。2013年3月現在、関東近郊で釣ったり食べる相手としてなら、海の魚より淡水魚の方がおおむねやばい印象。ただし淡水の養殖魚は魚種問わずほとんどNDと思っていい。放射能汚染は『淡水魚の放射能』の記述通りに進んでいる。楽しい本ではありませんがご一読をおすすめします。(2013/3/9)

茨城県花園川水沼ダム上流のイワナから67.5ベクレル/kg、ヤマメから45.8ベクレル/kg。茨城県が今回発表した食品の中でイワナの汚染が最も高い。一方、福島県中通り桑折町産ヶ沢川のヤマメからは540ベクレル/kg。12年4月は810ベクレル/kgだった。けたが違う。(2013/3/13)

中禅寺湖ブラウントラウトから210ベクレル/kg、ヒメマス130ベクレル/kg、ニジマス50ベクレル/kg。神子内川イワナから150ベクレル/kg。(2013/3/14)

中禅寺湖はルアー、毛ばり釣り限定、かつ魚の持ち出しは一切禁止で、4月1日解禁。「【厳守事項】◎中禅寺湖の魚類は放射性物質基準値を上回るため、栃木県からの要請を受けて、魚類の持ち出しを固く禁止します。」(中禅寺湖漁協HP)。解禁できて万々歳だ、とは到底言える状況ではない。(2013/3/14)

中禅寺湖ブラウントラウト放射能汚染は、12年4月から160ベクレル/kg → 250 → 220 → 160 → 140 → 150 → 210ベクレル/kg(今回)で推移している。中禅寺湖のワカサギは12年10月時点で94ベクレル/kgある。魚食性の強いブラウントラウトはそのワカサギを食べていると思われる。(2013/3/14)

茨城県手賀沼のギンブナから180ベクレル/kg、スジエビから63ベクレル/kg、モツゴから58ベクレル/kg。事故から2年でも高い。チェルノブイリ事故の時に汚染がひどかった食品は「キノコ、ベリー、ナッツ、獣肉、淡水魚」だったことを思い出そう。福島事故でも傾向は同じ。(2013/3/18)

霞ヶ浦(西浦)のワカサギは28.8ベクレル/kg。半年前とかわらず。最近は流通品の海の魚で20ベクレル台はなかなかでない。対して淡水魚ではそれ以上でもごく普通。いかに淡水魚の放射能汚染がきびしいかということ。(2013/03/19)


埼玉県が半年ぶりにフナ、コイ、ナマズ放射能汚染を測定。越谷市フナから32ベクレル/kg。(2013/05/01)

栃木県内の養殖ヤマメ、イワナニジマス、ヒメマスからは不検出。(2013/06/03)


郡山市 養殖ドジョウ 240.5ベクレル/kg 2012/6/20 


福島県郡山では、養殖ドジョウすら…ドジョウは泥まみれだ。
おそらく屋外養殖で、河川から水を引いていたのか…
どうも水田を転用するらしいので
http://gravetou.com/950/dojounoyousyoku.html
放射能汚染地図をみるとわかるが、福島県内で汚染度が高いのは国道4号沿いの「中通り地域」なので、郡山の水田でドジョウ養殖というのはあまりに無茶ではある…市街地でも、ただの地面なのに線量計を置くと1〜3マイクロシーベルトだった、なんてのは普通にある。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120715


東京西部もおおむね低いとは言え…
毎日のように小川のヤマメを見てるけど、あいつらもやっぱり汚染されてるんだなあ…10cm以下の水深でも生活してるからなあ…
青梅市原発事故直後から「汚染を見ないふりする、苦情市民は追い返す」政策をとってきた側の自治体の一つなのだが…そのせいか調査結果が一つも無い…

東京都 2013/08/05まで


千葉県印旛沼ギンブナ32ベクレル/kg、埼玉県越谷市の天然ウナギ39ベクレル/kg、利根川の天然ウナギ21ベクレル/kg、群馬県渋川市のヤマメ70ベクレル/kg。(2013/07/21)
千葉県香取市利根川ウナギから15ベクレル/kg。同テナガエビから10ベクレル/kg。テナガエビから出るのだから、テナガエビを食うウナギから放射能が出るのは当然だ。(2013/08/05)


荒川下流域(江戸川区) ウナギ <15ベクレル/kg 2013/08/01
荒川下流域(江戸川区) ウナギ <15ベクレル/kg 2013/08/01
荒川下流域(江戸川区) ウナギ <13ベクレル/kg 2013/08/01
荒川下流域(江戸川区) ウナギ <14ベクレル/kg 2013/08/01

新中川(葛飾区) ウナギ 22.4ベクレル/kg 2013/07/11


多摩川 奥多摩町 ヤマメ 7.9ベクレル/kg 2013/02/05
多摩川水系浅川 八王子市 ヤマメ 9.3ベクレル/kg 2013/02/05
多摩川水系秋川 あきる野市 ヤマメ ND 2013/02/05
多摩川水系峰谷川 奥多摩町 ヤマメ ND 2013/02/08
多摩川水系日原川 奥多摩町 ヤマメ ND 2013/02/14
多摩川水系峰谷川 奥多摩町 イワナ ND 2013/02/08
多摩川 狛江市 アユ 19ベクレル/kg 2012/10/10
多摩川 奥多摩町 ヤマメ 10.8ベクレル/kg 2012/8/9
多摩川 調布市 アユ 13.4ベクレル/kg 2012/8/7
多摩川水系秋川 あきる野市 ヤマメ 36ベクレル/kg 2012/7/17
日原川 奥多摩町 ヤマメ 8.1ベクレル/kg 2012/7/5
浅川 八王子市 ヤマメ 26ベクレル/kg 2012/5/31
多摩川 世田谷区 アユ 15ベクレル/kg 2012/5/20
多摩川水系秋川 あきる野市 ヤマメ 81ベクレル/kg
多摩川水系峰谷川 奥多摩町 ヤマメ 17.4ベクレル/kg
多摩川水系浅川 八王子市 ヤマメ 33ベクレル/kg
多摩川水系日原川 奥多摩町 ヤマメ 29ベクレル/kg
多摩川水系日原川 奥多摩町 イワナ 28ベクレル/kg




放射能は差別しない。しかもまだ出てる。

河川がいったん放射能汚染されたら、20年以上たっても魚の汚染は消えない。それはチェルノブイリ事故で明らかだ。かといって河川や山を除染するのは不可能だ。きわめて残念なことだけれど、福島第一原子力発電所の事故で放射能汚染された山や川、そしてそこに棲んでいる魚たちは、ぼくたちが生きている間はもとには戻らない。

だから、せめて、もうこれ以上の放射能汚染を引き起こすような原発はやめましょう、という結論になる。ごく単純な理屈だ。そもそも原発が出す核のゴミ捨て場さえ決まっていないのだ。「リリースなら釣らせてくれてもいいんじゃないか」とだけ喧伝しても汚染は消えない。

趣味の釣り業界にとっては、じつはかなり深刻な汚染被害なんだな。
知られざる。


 ◇


できもしないことを、その段階からできますみたいに宣言してしまう…
アベノミクス政権の常套手段ではある。


穴の開いた原子炉の穴をふさぐなんて、もはや魔法でも無いと無理なんでは…新技術以前の話だ。
所在不明のメルトダウン燃料(無数)だって、ダウジングで探した方がましなんじゃないの?

http://mainichi.jp/select/news/20130611k0000m040064000c.html

福島第1原発:燃料位置まだ不明 廃炉予定も変わらず

毎日新聞 2013年06月10日 21時58分(最終更新 06月10日 23時43分)
 ◇「絵に描いた餅」「参院選へのアピール」の見方も

 東京電力福島第1原発事故で、原子炉に残った溶融燃料の取り出し開始を最大1年半、前倒しする改定案が10日公表された。しかし、廃炉予定時期は「30〜40年後」と当初計画のままだ。溶融燃料の場所なども把握できていないのが実態で、新たな技術開発が伴わなければ工程表は「絵に描いた餅」になる可能性もある。

 福島原発では1〜3号機の原子炉に計1496体、1〜4号機の使用済み核燃料プール内に計3106体の核燃料がある。原子炉内の燃料は「デブリ」(塊の残骸)と言われ、金属などと混じり合って固まっているとみられる。燃料は1体約300キロ。散らばった放射性物質の塊約450トンを遠隔操作で切断し、回収するには高度な技術を要する。

 前倒しには炉内を水で満たす「冠水」作業の成否も鍵になる。放射線を遮蔽(しゃへい)するための手法だが、福島原発では水をためる原子炉に穴が開いており、損傷場所の特定・修理作業が課題だ。

 政府と東電は来年度中に、廃炉技術を精査したうえで、前倒しが可能かどうかを最終判断する。

 「前倒しは研究開発次第。場合によっては今より後ろにずれる」。経済産業省資源エネルギー庁の担当者も10日の記者会見で、計画が遅れる可能性を示唆した。改定は茂木敏充経産相主導だったこともあり、前倒しは「政権交代の成果を示すための参院選へのアピール」との見方もある。

 廃炉に詳しい東京大の田中知(さとる)教授は「住民の早期帰還を促すために、計画を前倒ししたことを評価したい。だが、未知の技術が多く、政府は技術開発を今後も支援する必要がある」と話す。

http://mainichi.jp/select/news/20130611k0000m020106000c.html
玄海原発:1、2号機維持に年間計約100億円


毎日新聞 2013年06月11日 07時00分(最終更新 06月11日 07時49分)
運転開始から40年が迫る玄海原発1号機(手前の円筒形の建屋。奥は2号機)=佐賀県玄海町で2013年5月24日、本社ヘリから徳野仁子撮影


 再稼働のめどが立たない九州電力玄海原発1、2号機(佐賀県玄海町)を運転停止のまま維持するのに、修繕費だけで年間計約100億円がかかることが九電への取材で分かった。人件費などを合わせると維持費はさらに膨らみ、経営圧迫は避けられない状況だ。一方、維持費は値上がりした電気料金の原価に入るため消費者の反発を招きかねず、老朽化が問題となっている1号機の廃炉を求める声が強まりそうだ。


http://mainichi.jp/select/news/20130611k0000m020105000c2.html
玄海原発:1号機存続の判断に疑問の声 


毎日新聞 2013年06月11日 07時01分(最終更新 06月11日 10時30分)
運転開始から40年が迫る玄海原発1号機(手前の円筒形の建屋。奥は2号機)=佐賀県玄海町で2013年5月24日、本社ヘリから徳野仁子撮影


 しかし、九電の今年3月期連結決算は最終(当期)損益が3324億7000万円の過去最大の赤字額となった。本来、発電もせず年間約100億円を投じる余裕はない。立命館大の大島堅一教授(環境経済学)は「動いていない施設に巨費を投じられるのは、原価として認められれば電気料金から徴収できる仕組みになっているからだ」と指摘する。

 原発が経済的に優位だとする九電の主張についても「現時点で1号機にどの程度の安全対策をすれば20年延長できるという確証はなく、コストの試算はできないはず。事故が起きた場合を想定し、賠償費用や事故収束費用も加えれば優位とはいえない」と疑問視する。

 1号機は原子炉圧力容器の想定以上の老朽化が判明し問題となった。昨年、規制委の前身の原子力安全・保安院は「2033年までは十分健全」としたが、老朽化の原因は不明のままで、中立的な研究機関で解析すべきだという専門家の意見も根強い。再稼働を強く求める玄海町の岸本英雄町長でさえ、「20年の運転延長は不安」と漏らしている。

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
すでにこの時点で、作業員たちの大量被ばくをとるのか、多くの国民が被ばくして、命を短くするのか、どちらかしか選択肢がない状態が、日本で示されたと話しています。「ソフィーの選択」というのは、ホロコーストの犠牲に、我が子、二人のうち、1人を差し出さねばならない選択を母親が迫られた話によるものです。

 これと同じような究極の選択が、迫られたのですが、おそらくこの筆者がやはり正確に理解していなかったのは、アメリカと違って、日本政府はその究極的な決断を逃げ続けたということです。政府が決断をしない場合、ずるずると状況が長引きます。おそらく、チェルノブイリでおきたような作業員の究極的な被曝にも至っていないです。そのかわり、一定程度は被曝している状態。そして、日本国民全体も、何もかもぶちまかれたほどではないでしょうが、抑え込むことには失敗したため、関東や南東北の住民は生命が短くなるリスクをある程度は引き受けた状態です。福島は言うに及びません。

 一億総被曝まではいかなくても、5000万人程度の人口が被曝し、命が短くなるリスクに直面している状態と言えます。つまり、決断があいまいになったために、現場も国民も、双方、ある程度は、喪失する度合いが減ったものの、しかしながら、やはり命が短くなるリスクが確実に襲っている文明社会に、僕たちはいるということです。これは、放射性物質の拡散をとめない社会構造とさらにシンクロしてゆきます。日本らしい光景ではあります。


http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/bc9299c18bed4792c69380b4cdc03886
次に引用するのは、東京の小学生の娘とその母親の話である。

「この小学生の御嬢さんは、それでも自分の命をまもる、と言って、
マスクをしたり、 水筒を持っていこうとしたり、

おかあさんに言われるというよりも、
自ら進んで対応しようとするのです。
これは、本当は偉いことだと思います。

しかし、このお子さんに、今度は、クラスメートの小学生が
『お前だけ助かればいいのか』と詰め寄ったりするそうです。

そればかりか、教師が『水筒を持ってくるな』
こ ういうことを平気で言うそうです。

日本の、東京の公立小学校では、
小さい女の子にこ うしたことがおこなわれています。

政府や文部省の体制側が、

被曝なんて 大丈夫という雰囲気を捏造することで、
それが学校現場でも、無言の圧力として浸透し ます。

否、無言でなく、はっきりとした方針と押し付けられます。
完全に狂った所業で す。

こうした所業を、率先して執り行おうとする学校の教師がいます。

戦前の国民学校で日 常的に展開した状態が、
今、21世紀の日本で、さらにグロテスクな形で展開します。




当地に疎開移住するまで、親友ママ友のお子さんとうちの息子が、私の実家近くの我孫子の空手教室に短期通っていたのですが、先週、そのママ友から、事件!との連絡が来ました。

三十代の屈強な、そこの空手の男性の先生。健康そうに見えたのだが、突然、お教室の先生が交代した、と。メンタル面の事情で、と当初は説明していたようですが、よく聞くと脳梗塞だった、とのことでした。

これ以外にも、脳梗塞ではないのですが、東京東部の知人の小学生のお子さんは、先日、だるさで早退→小児科受診、似たようなお子さん多数、など、あきらかに、知り合いのママ友からの情報に、関連性のありそうな事例が増えて来ました。


我孫子周辺の汚染状況
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
23区北東部の汚染状況
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111208/1323292945
東京・多摩西部〜都心〜23区東部〜松戸
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111026/1319581243
セシウム半減期は30年…むこう20年ぐらいは大差ない。しかも雨水流路に沿って移動し、それが蓄積するスポットでは安定して高いままだ。


 ◇


津波は、密閉密室には入って来にくい…考えてみればなるほどそうだ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130611/k10015230521000.html
津波水没のビル 22人助かる
6月11日 19時22分


おととしの津波でほぼ水没した、宮城県女川町の5階建てのビルで、中にいた22人が溺れずに生き延びていたことが、当時の映像や証言で明らかになりました。
窓がなく、空気の逃げ場がない部屋だったため、空気の圧力で水が一定以上侵入しなかったとみられ、専門家は「震災の重要な教訓であり、今後の津波対策のために細かく検証すべきだ」と話しています。

女川町の中心部にある「女川町生涯教育センター」は、鉄筋コンクリート造りの5階建てのビルで、東日本大震災が発生した際、周辺から多くの人が逃げ込みましたが、高さ20メートルある屋根まで津波が達しました。
当時、町役場の屋上からこのビルを撮影した写真では、最も高い津波が押し寄せた際、屋根の先端だけを残してビルが水没した様子が分かり、撮影した役場の職員も「5階までは水没していた。中に人がいても生きていないと思った」と話しています。
ところが、5階の機械室に逃げ込んだ、高齢者や子どもを含めた22人は全員無事でした。
当時、機械室に避難した中学校教諭の色川洋二さん(45)ら、複数の人によりますと、水はひざの高さほどまで上ってきたものの、それ以上は上がらなかったということです。
機械室にいた人たちは、子どもやお年寄りがぬれないよう、高さ1.5メートルほどの空調機などの上に上げ、室内にあったフィルターに使われるシートを切り分けて、毛布代わりにして寒さをしのぎ、周囲から津波が引いた翌日、ビルから脱出したということです。
津波からの避難施設に詳しい、東海大学海洋学部の田中博通教授は、「機械室の気密性が高かったために、外の水位が上がっても室内に水が入らなかったのではないか。コップを逆さにして水の中に入れても、中に水が入らないのと同じ現象だ。今後の防災に教訓となる事例であり、細かく検証することが重要だ」と話しています。


津波シェルター」開発に生かす

女川町のビルで起きたような現象を生かして、建物が水没しても室内の浸水を食い止める「津波シェルター」を開発する動きが相次いでいます。
このうち、静岡市の住宅メーカーは、住宅の屋上に設置する津波シェルターを開発しました。
鉄筋コンクリート造りで3畳ほどの広さがあり、室内のあらゆる隙間が特殊な樹脂で覆われ、空気を逃がさない構造になっています。
メーカーが行った実験では、シェルターを水没させても、密閉された空間になっているため、空気の力で浸水を押さえ込み、50センチほどの高さで浸水が止まります。
メーカーは、密閉したシェルターの中で大人4人が最長で8時間滞在できるとしています。
開発のきっかけは、津波の被害にあった住宅を調べていた際、水没したのに1階の天井がぬれていないことに気付いたためだということで、この1年半余りで54戸を販売したということです。
メーカーの担当者は「静岡県沖で起きると言われている津波の想定では、揺れから津波の到達まで早ければ5分以内と言われている。お年寄りや体が不自由な人など、遠くへの避難が難しい人の命を守る手段になるのではないか」と話してます。
津波からの避難施設に詳しい東海大学海洋学部の田中博通教授によりますと、こうした「津波シェルター」は、震災のあと、東海地方や四国のメーカーなどが開発を進めていて、船のように浮く形のものを中心に、10社以上が商品化しているということです。
しかし、課題もあるといいます。
一つは、津波で流されたがれきなどがシェルターに衝突した場合に耐えられるかどうかです。
大型の漁船など、かなりの重量があるものが衝突することを想定すると、相当な強度が必要になります。
また、東日本大震災では火災も相次いだことから、防火の機能も必要です。
このほか、船型の場合は引き波にさらわれて沖に流されないかや、建物型の場合は、水に沈んでいる時間が想定より長くなると呼吸のための空気がもたなくなることなども課題に挙げられるということです。
こうした津波シェルターの安全基準は、国土交通省が船型のシェルターのガイドラインを今月公表したものの、十分には確立されていないと田中教授は指摘しています。
田中教授は「企業の開発が盛んになっているが、どのようなシェルターが安全なのか、あらゆる角度から議論する場を国が作るべきだ」と指摘しています。