先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

むしろ夏の薄着で、自転車やオートバイで腹を冷やして困る人に…『前掛け』

最近、リカンベントが対向から走ってくると、仮面ライダーキックされそうで怖い…
最近の平成ライダーは乗り物に乗ったままキックするし…


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既製品ではなかなかいいのが無い。体調が若々しい人々はなくてもなんとかなったりするし。


ワークマンでいろいろ探してみて、エプロンコーナーに行き着いた。
雨具と同じナイロン繊維の防水エプロンがある。ビニールと違い適度な通気性。これを購入。


持ち帰ったら加工する…よく飲食店や食品加工工場などでやるように、胸のエプロン部分は折ってしまう。首掛けヒモも切り取る。
下も股のあたりで切ってしまう。面倒なので”折り返し縫い”はしなかった。
あとは八百屋の前掛けみたいに、少し上の方…あばらの下端あたりで前掛け装着。


スクーターオートバイで試したが、上々。黒い生地にしたんで日が差すと適度に暖かくなるので腹をむしろ保温する。やや蒸れるが通気性はある。休憩や到着地で外して通気してもいい。
好日山荘などでデイパック補修用に売ってる、ワンタッチロックをヒモにつけるとより簡単に装着できるだろう。


以前は、夏に500mlドリンクを飲み干した後に中大型スポーツオートバイなんか乗り回すと、かならず腹を下してあわててコンビニへ駆け込んだ。


きょうのスクーターツーリングでは、上尾市榎本牧場に出向いて、ゆっくり溶かしながらとはいえ一気にアイス4玉食べてしまったが、その後も500mlドリンク30分で飲み干したが、全然平気だった。シャツをめくって腹に触ってみると、普段あり得ないぐらい暖かい。
http://ameblo.jp/odebulog/entry-10128449953.html

こんど多摩サイで自転車でも試してみよう。前回の青梅市〜23区のツーリングでは見事に腹を下した…涼しい通気性シャツはいいんだけど腹だけは冷えるんだよね。


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ちなみに榎本牧場ではアイスしか売ってないが、これは厚労省=保健所の営業許可が細分化されているためだ。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kyoka/kyoka_0.html
おれもかつて和菓子製造の現場にいたが、ゼリーっぽい試作品をみんなで試食したときに「牛乳が入ってないと薄いですね」と重役に告げると「牛乳を入れる和菓子だけはできない」といってあきらめていた。『乳製品製造業』の営業許可を取るための基準が厳しいんだそうだ。おそらく隔離された無菌環境室とか、高額な生産設備とかだろうけど…
その工場は、古くていわば汚かったし東京都心の一等地なので狭かった。榎本牧場も狭い牧場の中でアイスを作って売ってる…つまり衛生基準を満たせないのだろう、牛のにおいが充満してるような牧場敷地内では。那須の牧場で現地製造の牛乳とヨーグルトを飲食したことがあるが、やはりあっちは敷地が広い…アイスは凍らせてしまうので基準がゆるいっぽい。乳飲料やヨーグルトなどは保存温度が高いし、糖分含有率も低いし、仕上がりも牛乳に近いので衛生基準が厳しいのはわかる。牛乳そのものを製造できる『乳処理業』はさらにハードルが高そうだし…
かつてイギリス在住歴のある中国人に90年代に話を聞いたが「日本の牛乳は長持ちしすぎる…イギリスのはもっとはやくダメになっておなかを壊すよ」と言っていた。日本人が「山崎パンが消費期限を過ぎてもカビも生えない」と気味悪がっていることがあるが、いずれも衛生基準が厳しすぎてカビも雑菌もほぼ介入できないからだ。

PDF
http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/nkc/kannkoubutsu/20nyu/kouryumanual.pdf
何故、「生乳」使用がダメなのか。


牛乳や乳製品ほど取扱いについて法律などで厳しく定められている食品はないと言ってもいいでしょう。それは、いくつかの過去の食中毒事件や日本人の食生活に定着してからの歴史の浅さ等にも起因するかもしれません。衛生環境の整っていない時代に策定された「乳等省令」が現状に即していないのではないかという意見もあります。しかし、関係法規
の根幹にあるのは、牛乳が「栄養豊富な食品であるからこそ微生物の影響を受けやすい」という認識です。市販の牛乳は厳しい検査をクリアし、安全が保障された上で流通しています。
もちろん、酪農現場においても衛生や乳質に十分配慮した上で生産しています。しかし、生乳は病原性細菌や抗菌性物質残留というリスクを孕んでおり、検査結果がでる迄は安全の確保ができていないのが現状です


http://blog.goo.ne.jp/1138honey/e/db3f537056ae583ec20765bde3c283df
作業場の検査では【製造室内】に、手洗い場がなかったので(製造室を出ればすぐある)
別に新設したのでちょっと工事代がかかりましたが、蜂蜜のビン詰めの際、
卸先の業者が厳しく、指示通り工事をし、新設したばかりでしたので 
床の防水塗装や、ステンレスの作業台、二層式シンクなど、条件をクリア
蜂蜜も毎日ビン詰めする際、製造日毎の記録、サンプルを残してロット管理を
行っているので、それと同じようにする事などを言われ無事合格しました。
これも、食品衛生責任者を持ってたのでスムーズに事が運んだんだと思います。


http://www.dairy.co.jp/archive/91ra2s0000000rds-att/91ra2s0000003eg5.pdf
「 乳処理業」や「乳製品製造業」は、一般の食品加工プラントと比較して、厳しい衛生基準(設備規格)が

コージーコーナーとかでアルバイトするとわかるが、手術室に準じるような隔離環境だよ。
まず白衣とマスクと衛生帽を着用、粘着クリーナーでほこり取り、手を消毒液で洗い、工場入り口でブロワーでほこりを吹っ飛ばし…トイレに行くとこれの繰り返し。
乳処理業はさらに、生乳を牛乳にする設備が必要で…たぶん有名な生産地の体験牧場は、メーカーに委託して作ってもらってるんじゃ無かろうか…たとえば北海道なら融通が利きそうだし。榎本牧場は有力な提携先が無いんだろう。