先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

4Kテレビもすぐにデフレ淘汰されるか、最初からあんまり相手にされない


・4Kが世界中でニーズがあるのか(グローバル時代において世界ニーズが必須前提)
・たとえ、かつて王侯貴族しか食べられなかった料理ですら時給100円のパートが作って100円で売られるような時代…国際デフレ競争(よりコストが安い国が生産と雇用を得る奪い合い競争)であるグローバル時代ではそれが加速する…米ウォルマート傘下の西友がやってる路線でもわかるが。


メーカーも省庁も、ぜんぜん学んでないというか、


負けるのが、無駄なのが、うすうすわかってるからこそしらを切ってる感じ。薄利過ぎるイベントであっても打たないことにはもうけが全然貼らないから。負けるのがわかってた日米戦争だからこそモルヒネヒロポン打ってラリって思考停止してでも戦争をやり抜いた大本営幹部たちのようだ。
90年代までに世界中の家電・半導体ニーズを独占しすぎた反動で、いくら売っても足りない病気にかかってしまった日本…クルマには日本車にしかできないことがまだまだあるが、それ以外の多くが「べつに日本で無くても」となって久しい。というかクルマは家電製品より大きいのであまり世界中へばらまけない。現地生産するか、棲み分けである程度は欧州メーカーなどに配慮している。

http://www.asahi.com/business/update/0528/TKY201305280311.html
4Kテレビ、大手3社出そろう 早くも低価格化競争


写真:東芝が6月下旬に売り出す84インチの4Kテレビ「レグザ 84Z8X」=東京都内拡大東芝が6月下旬に売り出す84インチの4Kテレビ「レグザ 84Z8X」=東京都内

表:各陣営の4Kテレビが出そろった各陣営の4Kテレビが出そろった


 東芝が28日、フルハイビジョンの4倍の解像度をもつ「4Kテレビ」3機種を発表し、発売を表明している大手3社の商品が出そろった。東芝は58インチの機種が50万円で、1インチあたりの価格は2年前の約半分になった。高価だった4Kテレビに、早くも価格競争の波が押し寄せている。

 東芝が6月下旬に売り出す「Z8X」シリーズは、58インチ、65インチ、84インチの3タイプ。フルハイビジョン映像を画像処理で4Kの画質に変換する機能や、ハードディスクに最大6チャンネルの番組を80時間分録画する機能などを備えるが、最大の特徴は価格だ。


テレビゲーム市場にしてももう伸びしろは、欧米陣営であるスマホとPCにしかない。だいぶまえからそうなっている。
日本が得意分野にしていたのはアナログ時代と、初期のデジタル製品だけだった。ウインドウズ後(i mac後)のデジタル媒体はどうあがいても日本が勝てない仕組みになっている…20世紀末に日本が世界を独占したのだからそれを二度とさせまいと欧米が布石を積み重ねてきたのは当然。


 ◇


平成のアムンゼンとスコット…


日本の家電や霞ヶ関行政は、まさにスコット隊になりそうだ…
過度のテクノロジー過信、金さえ積めばしばらく安泰…
アムンゼン隊のように、マンパワー犬ぞりなどローテクであっても柔軟に実情に合えば導入すると言った「現実主義」「現場を見て判断する」ということを怠った。ロジカルオンリーで学力知力だの理屈だけで隊を編成してしまった…


三浦さんは伊能忠敬に似ている…年寄りの冷や水と馬鹿にされながら、黙々と自分を鍛えつつ地図作成のための測量と製図に没頭し続けた。

http://mainichi.jp/select/news/20130529k0000m040084000c.html
エベレスト:81歳が登頂断念 三浦さん、最高齢記録保持


毎日新聞 2013年05月28日 22時55分

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂を目指していた81歳のネパール人男性ミン・バハドゥール・シェルチャンさんが28日、共同通信の取材に対し、登頂を断念したことを明らかにした。これにより、冒険家三浦雄一郎さんが23日に打ち立てた80歳の史上最高齢の登頂記録は守られた。

 シェルチャンさんは既にネパールの首都カトマンズに移動したという。

 断念した理由について近く記者会見で説明するとしているが、親族はシェルチャンさんの登山に対するネパール政府の資金援助の決定が遅れ、登頂のタイミングを逸したと話している。(カトマンズ共同)


http://mainichi.jp/select/news/20130529k0000m040093000c.html
ヒマラヤ遭難:不明の河野さん絶望か 遺体、確認急ぐ


毎日新聞 2013年05月28日 23時45分

 ネパール中部にあるヒマラヤの世界7位の高峰ダウラギリ(8167メートル)で行方不明になった登山家、河野千鶴子さん(66)=東京都練馬区=に同行していたネパール人シェルパは28日、在ネパール日本大使館の事情聴取に対し、河野さんが23日夜、疲労や体力消耗などにより、7700メートル付近で「力尽きた」と証言した。大使館が明らかにした。

 日本勤労者山岳連盟に入った情報によると、河野さんはネパール人シェルパ2人と登山していたが、22日から連絡が取れなくなった。ダウラギリの標高7500〜7800メートル地点で遺体が発見され、河野さんの可能性がある。(カトマンズ共同)