先従隗始・温故知新

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自転車 ロングクランク、ショートクランク


・ショートクランク:
重いときに不利(膝や健を痛める)
軽いときに有利。(回転半径が小さく回転独度が遅いので筋肉や関節に無理が小さい)
常に重め(テコの原理から、ロングレシオの性質であるため)


・ロングクランク:
重いときに有利(回転半径が大きいので軽く回せる)
軽いときに不利。(軽くなると高速回転であり回転半径が大きいので関節や健に無理がかかりやすい)
常に軽め(テコの原理から、ショートレシオの性質であるため)


なので、ショートクランク向けに筋肉をしっかり作って、無理のない動作を覚えておくと、往復150kmぐらいでもショートのほうが楽に感じる。
輪ゴムを指でフラフープするのはカンタンで楽だが、
フラフープを腰でやるのはとても大変だ。
…かように、人体はエンジンのような機械と違った固有の得手不得手の特質がある。エンジンクランクはその直径が大きくても小さくてもニガテなんてものは発生しないが、人間の脚は旋回半径の大きなロングクランクをニガテとする。脚の筋肉を痛めたり、疲れてくるとぞんざいな漕ぎ方になって脚を痛める原因を作ったりする。
ショートクランクだと動作じたいはこじんまりしていて理想的なので慣れてくると脚を痛めにくい。
つまり、漕ぎの重い軽いだけでクランクは選べないと言うこと。