先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

アメリカの企業・資本を追い出すと、その国際市場はジンバブエになってしまうと言う、定説


スポーツでも東アジア勢は、敵チームの宿付近で大騒ぎして眠らせないとか、観客席からレーザー発射してスペインを負けさせるとか…
フェアプレーしてくれる、好感持てる民族ばかりではない。


日本国内の市場でも、劣勢で、どんな手を使ってでも追い上げたいというヤクザまじりの”二番手以降”はけっこう見かけたりはする。大阪の裏社会勢は311震災直後からネット掲示板において「大阪へ遷都遷都」とやたらにうるさかった。一大キャンペーンを展開していた。


建機は、ハヤリモノではないので、乱高下が起きにくい。若い奴が「この会社で作ってるものはつまんなさそう」と思うようなのほど逆に長期安定的だったりする。マテリアル系東レ、トイレのTOTOなんかもそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2901Y_Z21C12A0000000/
なぜコマツは底堅く、シャープは大赤字なのか


■シェアをいたずらに求めない米国勢

 もうひとつはやはり米国企業の経営規律だ。シェアをいたずらに追い求めず、利益をしっかり確保するのが米国流。ゆえに米国企業が主導権を握る市場では価格競争が起こりにくく、市場全体が安定する。今のデフレの時代でも、「建機の世界では今でも毎年数%の値上げを実施している」と関係者はいうが、これも「キャタピラーの傘」の下にいたおかげである。


 逆に米国企業が駆逐された市場では何が起こるか。米国のテレビメーカーは日本勢が追い落としたが、それと同じ現象が攻守ところを変えて日本と韓国・台湾勢の間で起きている。業界全体として価格を維持しようという機運は乏しく、泥沼の安値競争のなかで弱い順に脱落していく。そのプロセスの中に今のシャープの大赤字がある。

 似たようなことは、半導体モリーのDRAM市場でも起こった。ここもインテルテキサスインスツルメンツ撤退後は米国勢の存在感が小さくなり、力任せの価格競争が進んだ。韓国サムスン電子の攻勢の前に、独キマンダに続いて今年初めにはエルピーダメモリも法的整理に追い込まれた。