先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

基地疲れ

丸二日、炎天下の基地内を徘徊しまくったのと、行き帰りが自転車だったので、放心するぐらいの疲労が…人生でもめったにない疲労度だ。風呂に入らずシャワーで済ますだけで翌日に乳酸のアレでバテバテになるとは…帰路はどうせ洗濯するからとダッシュしてきたからなー…


それにしても基地の中でもオトナ子供問わず美形がいっぱい歩いていたが、東京の子供はダメダメだな。ありゃただの『仏頂面人形』だ。
「嫌な顔」をし続けて他人を寄せ付けないのが『常識』になってしまってる。昔はそれはオトナだけだったがいまや子供にもすっかり定着…きもちわりー、こえーー…お菊人形みたい。


地方に行けば行くほど、子供の純真な屈託の無い笑顔があふれている…とくに日本海側。太平洋ベルトはぜんぶダメだが、西国はややマシだ。あちらでは、おれが子供に大して身構えると「なんで?おじさん人間不信なの?」という態度をされることの方が多い。東京ではむしろそれでなくてはいけないムードだとしてもだ。


ゆえに東京の子供はキレイに着飾っているがそれは見た目のハードウェアであり、内面のソフトウェアは空っぽだ。しかも流行の服装なんて雑誌などの受け売りでしか無くて…自分で内製開発・創意工夫するチカラはゼロだ。


だいたいなあ…いまどきの子供が着たがる服装は「わたしはもう性的に成熟したのでセックスしたいです、男のかたおそってください」という格好なんだがね…あれは。


そういう自覚も無い、自分たちが着ているセクシャルな服装の意味もわかってない(親もわかってない、かつておなじくバカで頭空っぽな若者だった世代)で、半裸みたいな格好で外を歩く小学生以下、あるいは高校生以下を見ていると、哀れでもあり「ばかじゃないのか」とも思う。


薄くて半裸の服装は男性をセックスに誘うための専用装備だ。なのに逆に、仏頂面しつづけて人間自体を遠ざけている…なんなのだ、あの奇行は。しかもべつにセックスはしたくないがオッシャレーだからセクシャルな服が着たいのだという…・馬鹿の発想ではないか。ただの衝動的な流行追っかけでもあるし。


古来の…日本や、中東アラブにアフリカ、そして欧州とも、
女性の特に早熟における性的魅力は「ジャマ」として社会では忌み嫌われ、性器を切り取ったり、使えないように縫ったりと、残虐の限りを尽くして弾圧し続けた。イスラムの女性衣装も同じことだが…だが、そういう堅苦しい側の意見も一理もっともだ。


社会や風習と、女性魅力は、相反し続けて今日まで続いている。


その意味では「戦場の最前線」である学校、塾で、「先生」による生徒セクハラ事件が絶えないが、これも「度重なる敵兵からの挑発」を受けている、過酷な最前線兵士のストレスがこうじての暴走と捉えれば、無自覚に挑発している格好である女児側も大いに問題ではないか。
実際にこれは冗談ごとでは無く、アメリカのノンフィクション・レイプ裁判映画でも「挑発的なセクシーな服を着ていた」ことは被害者側の重過失と認定されている。


アメリカはまだいい、セクシーな洋服のネイティブだから。
だが日本人は、洋風文化の輸入で短い年数の内に格好だけ真似ており、その服が示す意味が全然わかっていない。