先従隗始・温故知新

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飯舘村、一部地区が完全閉鎖になった

http://mainichi.jp/select/news/20120717k0000e040205000c2.html
避難区域再編:帰還困難の長泥地区にバリケード 2012年07月17日 15時01分(最終更新 07月17日 15時51分)
帰還困難区域に再編された長泥地区に設置された開閉式バリケードに施錠する内閣府の職員=福島県飯舘村


 本格除染開始は当初予定の今年1月から9月ごろにずれ込む見通し。国の計画は14年3月末までに村全域で居住空間の除染を目指すが、高線量の長泥地区は対象外。鴫原良友区長(61)は「長泥だけ見捨てられたよう。きちんと除染を」と村や国に要望している。

 避難区域再編は県内11市町村で4番目。賠償額に差が出ることなどへの懸念から、残る7町村では難航している。4月に警戒区域が解除された川内村田村市南相馬市は住民帰還の準備を進めている。


NHK・汚染地レポート番組ディレクター
http://toriiyoshiki.blogspot.jp/2012/07/blog-post_5135.html
飯舘村でも最も放射線量が高い長泥地区は、
今度新たに「帰宅困難区域」に指定され、
17日午前0時をもって一般の立ち入りが禁止される。
長泥に向かう道路にはバリケードの準備が進んでいた。
長泥に家を持つ人たちは
鍵の暗証番号を教わって入ることが出来るというが、
いままでは防護服を着ることもなく、
自由に人が出入りしていたところである。
それどころか、
事故直後の放射線量が最も高かった時期には、
人々は避難を指示されることもないまま、
ここで普段通りに生活をしていたのである。
計画的避難区域」に指定されたのが去年の4月で、
ようやく避難が始まったのは5月、
遅い人は7月上旬まで長泥で暮らしていた。
被ばくの心配をいうなら、
既にたっぷり被ばくをしてしまったはずである。
それを1年4ヶ月が経って、
ようやく放射線量が下がってきた頃になって、
「帰宅困難区域だから」とバリケードで封鎖する。
政府のやることは、形式ばかりで、実に頓珍漢である。


現地を見てきて、線量をくまなく計って、思えることは
「除染できるという発想には無理がある」
「長泥だけは除染できず、ほかはできるという発想もしかり
村全体を実質閉鎖するしか無いと思う。国道399だって分断されたからいわき方面もいけないし、もう地域は壊滅している。
どうせ政府と自治体は補償費用と引責しか頭に無いので、
住民側が「徹底的に、村に帰らない」徹底抗戦の努力で応答するしか無いだろうな…どのみち無人であれば住めないのだから。


 ◇


響くというか、もう詰んでいるでしょう。


ノダ支持はごく一部の産業、政官財のみで、ノダポチを便利だと思う賞賛のみで、数のウエでは非常に少ない。カネの大きさと、地位の大きさの、寄せ集めだけの支持だもの。いわば米共和党みたいな?日本は、軍や世界支配の絡む米国のような共和党手法は通用しない。

そんなこと重々承知してるからこそ、彼ら側は焦っており、数を大きく見せようとか、賛成と反対は五分五分なんだとか、『自演 虚飾』することに躍起だ。連日のヤラセ報道を見てもわかるとおり。
貧すれば鈍する。追い詰められるほど小悪党になり、小細工を重ねる。


こう言ってはたとえが良くないが、群衆の意思は大津波だ。どれだけカネをかけて地位を総動員しても、防潮堤にしかならない。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012071700839
首相、脱原発デモに神経とがらす=「無関心」から反発拡大


 首相官邸前で毎週金曜日夕方に行われている原発再稼働への抗議デモに、野田佳彦首相が神経質になっている。「消費増税以外は関心が薄い」(民主党幹部)とされる首相。その素っ気なさがデモ参加者の反発に火を付けた。今のところ沈静化するのを見守るしかない状況だが、政権の体力を奪いかねない事態に発展することも否めなくなってきた。
 「国論を二分するテーマになっていると考える。さまざまな声に耳をしっかり傾けていきたい」。首相は16日の民放番組で、関西電力大飯原発福井県おおい町)再稼働を受け、全国に広がる抗議活動の感想を聞かれ、慎重に言葉を選んだ。
 国民の賛否が割れる政権の主要課題にもかかわらず、首相は6月29日、官邸から公邸に戻る際、抗議デモを「大きな音だね」と、傍らの警護官に語り掛けた。このことが報じられると、デモ参加者は一斉に反発した。


 その後、官邸前デモは1960年の日米安保闘争当時の国会周辺デモをほうふつとさせるような規模に拡大。衆院議員会館の野田事務所にも、消費増税より再稼働に抗議する電話が多くなったという。首相側近は毎週金曜夜は首相日程に外食を入れづらくなった」とこぼす。
 首相もこうした動きを無視できなくなったのか、国会答弁で「(音と)言った記憶がない」と釈明。また、毎週金曜のデモのたびに記者団に「さまざまな声が届いている」(7月6日)「多くの声を受け止めていく」(同13日)と、穏当な表現で語ることが多くなった。
 もっとも、首相周辺は「再稼働に賛成と反対の差が縮まっている世論調査もある。60年安保当時の岸信介首相についても、現在では評価する声が圧倒的だ」と指摘。首相が再稼働方針を見直す可能性は極めて低いとみられる。
 藤村修官房長官は17日の記者会見で「原発を(中長期的に)少なくしていくという方向ははっきりさせている」と強調するが、政府が具体策をまとめるのはまだ先。


脱原発の抗議運動が収まる気配はなく、29日には国会議事堂をデモ行進が取り囲む「脱原発国会大包囲」が計画されている。民主党内からも「次の選挙に響く」との声が上がり始めた。



http://gendai.net/articles/view/syakai/137646
脱原発「10万人集会」に17万人が押し寄せたワケ


うだるような猛暑にもかかわらず、17万人(主催者発表)が集結し、“警視庁調べ″でもこれまでとはケタ違いの「7万5000人」という数字を出さざるを得ない規模に膨れ上がった。


「昨年9月の明治公園の脱原発集会は、主催者発表で約6万人でした。1年経って参加者が3倍にも増えた。いまや連合でも、これだけの組合員を集められない。毎週金曜日の首相官邸デモの影響でしょう」(関係者)
 実際、「報道で首相官邸デモに多くの人が集まるのを見て、今回は参加すべきだと思った。子どもたちに原発を残したくない」(福島県出身で東京都在住の主婦)など、ツイッターやネットで知って初めて集会参加の人も多かった。