先従隗始・温故知新

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日本社会は、ベンチャーまで利権・公共事業体質に改悪してしまう


利権ありき(頭は悪いが暴力的な政官財・やくざだけが長年シノギを続けられるシステム)であるからこそ、
あんな、ちょっと考えれば危険だとわかる原発をとっとと再稼働してしまう。しかもなんの相談もなく、全廃期限やそれまでの計画の策定も何にも無く、脅迫として計画停電だのとさんざん脅しをかけ続けたあげく。



日本がバカである限り、世界中の才能を集めたシリコンバレー方式には太刀打ちできない。日本のメーカーは奴らには本質的に勝てず、日本の没落は止まらない…結局は稼ぎもシノギも減り続ける。


流動性がない、新陳代謝がない…日本の致命的欠点。死後もミイラ処理されて保存されてるジジイがいまだに支配者であるような本末転倒。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120625/233759/
ゾンビ撃退がベンチャー興隆のカギ

 ここで面白いのが、エバーハート氏の指摘したもう1つのポイントだ。「ただし、ベンチャーがなかなかつぶれない、というのは必ずしもいいことではない。実は破産せずに頑張ってしまうのが日本のベンチャーの問題だ」と言う。

 そもそもベンチャーというものは、失敗に終わるのが大半。アメリカ人が特にさっさとあきらめる傾向があるのかもしれないが、一方で日本のベンチャーがこれほどすべてがうまく行っているはずはない。

 日本でもどうしようもなくダメならば商売をたたむし、あるいは本当に成功していればいいのだが、その中間に、ヨレヨレになりながらもやめられない「ゾンビ・ベンチャー」が膨大にあるということになる。

 ゾンビが多い理由は、我慢強い日本人の気質もあるだろうし、また上記のように、お金を出してくれたのが親類縁者や友人なら、ドライに「やめました」では済まない、という心情的な要因もあるだろう。さらに、「会社を始めたけれど潰した」ということが、その人の経歴の中で、一生の汚点としてついて回ることへの恐怖がある。


多くの国で起業促進のための政策をいくつも打ち出しているが、ほとんどが起業を支援するという「入り口」側だ。これに対し、実は「出口」側、つまり失敗のハードルを下げることが、質の高いベンチャーの起業を促進することに効果がある、とエバーハート氏は主張している。

 ただし、破産が増えたといっても以前と比較しての話で、まだまだ先は長い。ダメな事業に無理してしがみつき、ゾンビのまま現世をさまようより、いっそ破産してさらに新しいアイディアに道を譲り、当事者も新しい道を行く方がいい。ゾンビを撃退する「創造的破壊」がもっと日本には必要だ、というのも、多くのパネル参加者の見方だった。


綱渡りのようにでも、ちゃんと食っていけるシステムに変えようとすると、やれ派遣は使い捨てだの、正社員義務化だのと、阿呆な時代逆行政策を行って喜ぶような土人国家だからね…こういう利権・公共事業・シノギありきの国はもう成功はない。ハードにせよソフトにせよランディング…不時着するしかない。