傀儡に徹する総理=きまって中間管理職となる。
部下の顔など見ていない…ウエの作文を読み上げて伝えるだけ。こういう教師も嫌われやすい。
なんというか、福田と野田はよく似ている傀儡総理だ。
「私は会社のことに必死になるあまり、自分を過信した。思った通りの結果が出ていたことで、だんだんと自分の思い通りに部下が動かなかったり、自分の考えに異論を唱える部下を排除してしまっていた。彼らにみじめな思いをさせてしまっていたんです。もう、こんな状態になってから反省しても遅いけれど、部下たちに敬意を示すことを疎かにしてしまっていたんだと反省しています」
崩壊は外部から攻撃ではなく、内部から起きる。内部の敵によって、つぶされるのだ。
10年前にある中小企業のトップに就いた知人が、先日、その座を退いた。彼はトップに就任してから、会社の業績を上げるのにいかんなくリーダーシップを発揮した。ところが、ある事件をきっかけにフォロワーである部下たちが、一気に反旗を翻した。
その事件は極めてプライベートなことで、リーダーの資質を問うほどでもない、実にささいなものだった。だが、リーダーへの反感が10年の歳月の中で少しずつ蓄積し、そのささいな出来事に尾ひれがつき、大きなスキャンダルに発展した。
フォロワーたちはあの手この手を使って彼を引きずり下ろす行動を繰り広げ、「自分が辞任しない限り、会社がつぶれてしまうかもしれない」という状況にまで彼を追い詰めたのである。
彼は会社の業績や財務の面では全く批判されるべき立場にはなかったのに、最後はカッコ悪い、後ろ指を指されるリーダーの烙印を押されてしまったのだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120626/233855/