びっくりした。室内の壁際や窓際の線量が高いのだ。
Soeks01Mの旧バージョンは、平均値を出さず生の値だけだから、高いときは高いのだ。常時カウント音がするし、シーベルト/20sがすぐ出る。
0.11μぐらいから、ある1スパン(20sec)だけ一気に0.3とかいう、いわき市や松戸市みたいな現象。
安定して出る0.3x台…
室内の中央や、壁際だけど隣室側の、ほうで測るとぜんぜん高くない。時折0.03とかになるぐらいでおおむね0.1xだ。
よく考えた。
昼間、近所の旧家でみつけた『雨樋出口+こけびっしり』で、やけに高い1.4μだったよな…
お向かいさんの、いつも測る雨樋出口、いつもは0.40前後なのに、きょうは0.5超だった…
でウチは室内でも屋外に面した隅っこだけ高くなる…ベランダ側も横壁も出入り口側も…
雪か!
雪はいつまでも地表に残っており、面積あたりの線量は低いが、量が多くどこにでもびっしり積もってるので、
空間1m線量が高くなる(高度が高いほど、遠くから飛んでくるガンマ線もたくさんキャッチするため…遮蔽物がないほどよく入るラジオと同じ)。いわば面線源だ。
ってことは、今でも降雨降雪によるセシウム加算はバカにならず、あるんだなあと。
上空の気流の中で浮遊はしている。福島から今でもかなりの量が来ている。
お向かいの家の、いつも測る雨樋出口が高いのが証拠だ。雨にセシウムが多分に含まれているのだ。そこの付近は日当たりのいい土壌でありすでに雪は溶けて残ってない。
いまも「おまえとっとと西国へ引っ越せよ、関東にいたらガンになるぞ」と忠告を受ける日々である。
医療RI治療経験者だから今更だが…治療後30年だから、ウクライナにおけるチェルノブイリ事故30年ごと同じ、確率的影響による発症の懸念がある時期だし…
がん細胞ができていたら、それが増殖転移して暴れだすかもしれないし、何もないかもしれない時期…
どの病気が発生する確率が何%というのは大まかにわかるが…どの病気になるのかも、いっさいならないのかも不明…ゆえに『確率的影響』と呼ばれる。
ウクライナやベラルーシにおいてがん(被爆病)発症は30年後の今がピークなのだ。
普通の人と違い、ある程度放射能被爆の影響を肌で知った身の上での、恐怖と悩み。機会やカネや仕事(生業)があればそりゃ引っ越したいとも思うが…ねえ。