いわゆる遠赤外線効果により
いったん蓄熱すると非常に激しくゆであがる。
火を止めてもしばらくは陶土の遠赤外線蓄熱でゆで続ける。
これがまた、ゆで卵には良い。
アルミなど金属鍋ではまったくゆであがらない卵も
短時間で、
水から一緒に入れて、麺がゆであがって、
食し始めて「そろそろ卵入れるか」というころには
きちんと完熟卵になってる。
アルミ鍋なら、火をかけ続けても、やっと半熟か、どろどろだ。
炊飯鍋だと、厚すぎる。
むしろ直火を避けるための、炊飯専用に近いモノなので
カレーシチュー鍋などとして売っている、
・薄手で
・寸胴で深い ※重要！まん丸のかまど型は火が通りにくい、底が深くないと吹きこぼれ
・幅があって容積もとれる
陶器鍋がよい。これでカレーも雑煮もラーメンもやれる。
お湯をたくさん使えるので、湯が冷めずゆであがりやすい。
これに遠赤外線熱が拍車をかける。
アルミ雪平鍋と違い寸胴なので、強めの火でゆでても、吹きこぼれしにくい。
唯一、欠点と言えば『麺が鍋底にくっつきやすい』
なんせ蓄熱するからね。フッ素加工でもないし。
そこだけ注意して、（底だけに）
よくかきまぜつつ（麺の表面を痛めないように）
仕上げる。
