ウェズリー・スナイプス主演なので深夜録画で見てみた。
構想、脚本が最低だな…緻密な考証や取材をしてない。
完全に、想像上のCIAになってしまってる。
取引相手が急病で救急搬送されるのも、生かされて金庫まで連れてこられるのも、ぜんぜん不要だった。
現実のCIAはさすがにあそこまでやりたい放題に警察までストップかけたりは出来ない。先進国ですから。すぐバレちゃうし逆に手配かけられちゃうよ。
アメリカって日本以上にコンプライアンス厳しいしな…
よほど、予算半分でももっときちんと構想を練ったら興行収入は倍増いや10倍増していたのでは。
とはいえ世界公開のせいか13億円はとれたようだが…http://www.imdb.com/title/tt1446072/
カネを強奪するのは国際窃盗団にして
そいつらに情報を横流ししてるのがスナイプスの同僚にして
むしろCIAがファンドの社長や取引相手を秘密裏に警護してて
同僚が裏切って窃盗団とともにカネを強奪してドロン
スナイプスたちはチームを再編成して彼らを追う…
そっちのほうがAクラスっぽいよね。
んで終盤は社長警護を成功させ強奪金を取り返したお礼を大枚もらうんだけど
スナイプスはそれを受け取ると近所の孤児院と教会に全部あげちゃう、と。そしてかつて仲睦まじかった同僚を銃殺したことを告白し懺悔する。
それだったら世界興行130億円はいけたんじゃないかな。
結局は、キャスティングやビジュアルって、予算次第ではあるけど。
やっぱ手足がスラリと長いよねアフリカ民の血統だから。デモリションマン時代から変わってない。