先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

国が業界再編を主導したってうまくいかないのをわかっててやるバカ


政府はせいぜい、「治療を勧めます」と言えばいいだけの立場で、治療に入る準備のサポートまでをすればいいのであり…
政府みずからメスを入れて執刀したって、患者は死亡するか悪化するだけだ。


『大きすぎる政府』
『なんでもほしがるだだっ子政府』


じつは民主党=左派のていたらくとまったく同じになってきていることに、気づくほど聡明な方は少なかろう…
こんなあほ政権に経団連はついていくというのだから、一家心中にまで連れ添い遂げる妻のようだね…


日本経済はあと5年もすれば今より劇的に悪化しているだろう…基幹産業も虫の息になるだろう…クルマメーカーも日本企業といいながら事業所が世界各地にあって有名無実となろう…株ブームをあおること=パチンコだけに依存したバカノミクスがそれに追い打ちとなる…


ほんと、第二次安倍政権は発足後から民主党とそっくりですよ?やってることのすべてが。違うのは軍国を夢見る右翼とつるんで自衛隊と情報機関を強化したがってるぐらい…これもお子様がロボットかっこいい!って喜んでるおままごとレベルだからまず成功しないけど。
長年、自民も民主もなくつきあって政治を動かす一助をしてきたけど、今回のアベからはつるまなくなったのはそのせい。筋が通ってないし、あんなの自民じゃ無いもん…そりゃ古賀さんも赤旗に出てくるわけだよ。
英米流の競争主義がしたいのか、社会主義をますます強めたいのか…原発事故は主導も丸抱えもしないくせに、変なところでは独裁的主導権を持ちたがる…システムエンジニアとしてはこういう支離滅裂でポリシーというモノが無い姿勢は嫌悪感がするんだよ。
あるていど以下のような政策が必要なのは、公共交通インフラなのに過当競争で干上がってるタクシー業界ぐらいでしょ。大メーカーのkらむ業界にすることではない…増税還元セール禁止とか、かんぜんに政府がしゃしゃり出る欲望が第一の社会主義政策ばかり目立っており、経済刺激策を標榜するアベノミクスとやらを完全にぶちこわすほどの悪政策だ。
悪貨は良貨を駆逐…すこしだけいい経済政策をやっても、悪癖である政府しゃしゃりで社会主義政策がいくつか混じれば台無しになろう…ケーキに泥がひとはねすれば台無しだよね。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130531-OYT1T01593.htm
過当競争の業界再編、国が指針…成長戦略素案




 政府の産業競争力会議が6月上旬にとりまとめる成長戦略の素案の全容が明らかになった。

 企業数が多すぎる業界の再編を促す指針や制度を作るほか、民間の投資を促す税制の優遇措置などを用意し、企業の国際競争力を復活させる。同時に雇用の流動化にも力を注ぎ、6か月以上仕事が見つからない失業者数を現在の260万人から今後5年間で2割減らす目標を掲げた。業界再編や人材育成を進め、日本が世界で戦える力を引き出す。

 素案は2013年度からの5年間を「過当競争」「過小投資」「過剰規制」を是正する「緊急構造改革期間」と位置づけた。

 焦点となる過当競争への取り組みとして、国が業界再編を進める指針を作る。具体的には、欧米や韓国と比較した同一産業内の企業数や利益率などのデータをもとに、再編の必要がある業界を示すことを検討している。例えば、電機業界は、主要企業が集約された韓国勢に比べ、企業数が多いと指摘されている。

 指針で示された業界の企業が事業再編を進める場合は、特別な優遇税制や雇用支援策を適用して後押しする方針で、8月末までに中身を固める。政府は成長戦略を推進するため、「産業競争力強化法(仮称)」案を今秋の国会に提出する。
(2013年6月1日03時01分 読売新聞)

・過当競争:国際グローバル競争なので内政が絡む意味が無い(海外のインターネットに規制はできないように)
・過小投資:へたな数年事業計画のためだけの投資がかさんでグローバル競争に負けてつぶれたのがシャープと松下。昔と同じノリでの投資はむしろ危険…グローバルでは国の大きさが資本力に直結するので(中国、EU、東南アジア、南米、という規模)、せまい一国しか無い日本では勝てない
・過剰規制:過剰規制撤廃のためといってあらたな規制を作って政府が業界に口を出すとは…