先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

公務員が、自分たちのことを悪く言わない、言わせない、のはいつものこと


大阪府警は、えん罪事件を起こすほど「IT音痴」なのは見る人が見れば一目瞭然…(踏み台すら知らない)
いわば、『江戸を斬る』でいえば、利口な北町奉行所にたいするバカなえん罪製造器の”南町奉行所”である。


だが、マスコミにこのような批判や中傷をさせない。
「おのれぇ、卑劣なハッカーめ!」だけを言わせて
「警視庁や京都府警と違い、大阪府警はアホですか」というホンネを書かせない。


建築強度偽装事件でも、電車事故でも、そして原発事故でも、いつでもそう。人に責任をなすりつけて逃げる体質の連中が、少ない知恵とスキルで日本国を独占支配したがるから、どんどん日本の知的レベルや、社会や産業の実態は、次第に次第にレベル低下してやまない。役人ごときの寡占支配で社会がよくなるわけがないのだ。まして公務員とヤクザの2タッグごときで。


もっと言えば、ウイルスファイルが削除されていただけでお手上げならば、それもはっきりいって「IT音痴、素人レベル」だ。プロなら削除されフォーマットされてなおプロツールによってデータサルベージするレベルでないと、国際警察レベルからも、国際IT犯罪レベルからも、お話にならない。(よく「消しちゃったデータ、壊れたHDD、復旧します」みたいなHDDサルベージサービスがあるが、あれだ)


本当に日本の地方警察は低レベルだな。東欧諸国はソ連時代から貧乏だから、西側から入手した数少ないHDDをいつまでも大事に大事に使うために、世界屈指のHDDサルベージ技術(HDD修理技術)を内製開発するに至ったんだ。ポーランドの元KGBが証言していた。

http://mainichi.jp/select/news/20121013k0000m040131000c.html
PC遠隔操作:三重の感染ウイルス発見は大阪府警

毎日新聞 2012年10月13日 02時30分

 インターネット上に犯罪予告を書き込んだとして逮捕された男性2人が釈放された問題で、三重県の無職男性(28)のパソコン(PC)からウイルスファイルを発見したのは、大阪府警の捜査員だったことが、捜査関係者への取材で分かった。一方、大阪府のアニメ演出家、北村真咲被告(43)のPCからはファイルが遠隔操作で削除されており、この時点で府警は北村さんのウイルス感染を見抜いていなかった。ある捜査員は「三重のウイルスも消されていれば、お手上げだった」と話している。

 府警は8月26日、大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人予告を書き込んだとして、北村さんを逮捕、大阪地検が9月14日に偽計業務妨害罪で起訴した。三重県警も同日、伊勢神宮爆破予告をしたとして、津市の男性を威力業務妨害容疑で逮捕。県警と情報交換していた府警が捜査員を派遣し、男性のPCから新種のウイルスファイルを発見した。

 捜査関係者によると、ウイルスのファイル名は「iesys.exe」で、遠隔操作で削除することが可能だが、三重では削除前にPCが押収された。府警は、このファイル名を基に、北村さんのPCを約10日間かけて調べ直し、ウイルス感染を確認した。専門家によると、ファイル名が不明なら、削除されたウイルスを検出するのに数年かかることもあるという。

 ある捜査幹部は「三重と大阪のウイルス名が少しでも違っていれば、北村さんのPCからウイルスをすぐに検出できなかっただろう」と話し、三重の事件がなければ北村さんの身柄拘束が続いていたという見方を示した。【武内彩、三上健太郎、服部陽】


 ◇


元SEからすれば、ここまで調べ上げたなら一連の連続逮捕は時間の問題と見受けるが。
捜査し始めればすぐなんだよね…ITのことを全然わかってない地方県警はそもそも捜査に及ばないだけで。難易度はそんなに高くはないから迷宮入りなんて風にはならない…なんせデジタル通信だからかならずどっかに記録は残る。

http://mainichi.jp/select/news/20121013k0000e040218000c.html

遠隔操作ウイルス:作成者、掲示板を常時監視か

毎日新聞 2012年10月13日 15時01分


 インターネット上で犯罪予告をしたとして男性2人が逮捕後に釈放された問題で、2人に遠隔操作ウイルスを仕込んだとみられる人物が、ネット上の掲示板「2ちゃんねる」を常時監視していた疑いが強いことが、捜査関係者への取材で分かった。2人が掲示板に画像編集ソフトなどを求める書き込みをした直後に、ウイルスが入ったソフトが作成され、掲示板に提供されていたという。

 捜査関係者によると、大阪府のアニメ演出家の北村真咲被告(43)は7月26日午後7時1分ごろ、掲示板の「こんなソフトありませんか」という書き込み欄に、「英単語を覚えたい」と記載し、タイマー機能があるソフトを求めた。ウイルス作成者とみられる人物は翌27日午後1時21分ごろ、第三者に依頼し、この書き込み欄にタイマーソフトの張り付けを代行させたとみられる。北村さんは掲示板経由で、このソフトをダウンロードして感染した。一方、津市の無職男性(28)は9月9日午前4時43分ごろ、画像編集ソフトを掲示板で要求。翌10日午後2時43分ごろ、代行者がソフトを張り付けた。

 北村さんらが掲示板でソフトを要求して間もなく、ソフト張り付けの依頼が代行者にあったことから、府警はウイルス作成者が掲示板を常時監視し、感染させるターゲットを探していたとみている。【武内彩、三上健太郎

日本社会の水面下隠匿犯罪工作の、半数以上は2ちゃんねるにこもっているか、流用している。だいたいが開設者のニシムラヒロユキ自身が「日本中のIT犯罪や地下工作をすべて2chに集めてデパート化し、もらさないようにしてむしろすべて2ch運営側の管理監視下に置く。2chを潰すとそれら組織犯罪が方々に散ったり国外へ逃げて分散し、むしろ逮捕どころか把握すらできなくなるぞ、どうだ2ch潰せるならやってみろ」みたいなことを何度か公言してるわけでね。そもそも論的にかなりの知能犯が2chを開設している。それは個人運営だった先代の「あめぞう掲示板」がいとも簡単に潰された反省点も込められてはいた…がこんどはサバイバリティ旺盛な地下犯罪ギルドになってしまった。いわばリヴァイアサン


…何はともあれ、2chでほしいフリーソフトを質問するなんて自殺行為であり…せめて質問サイトの過去ログを自分でググって探せと(それでベクター窓の杜に到達すればそこでは公開ソフトの健全性が評価欄や、公開年数で、ある程度は保証されている)。
あとウイルスについてはITセキュリティ・エンジニアの実務経験並みのスキルを身につけること。ISSツールやスニファツールでパケットの出入りやアクセスしてくるホストの監視とログ記録。送信ばかり多いとか、何もしてないのに常に送受信があって重いとか、ISSでアクセス状況を見ると数名のわけのわからんホストからのおもしろ半分のアクセスがあるとか…色々とウイルス感染に独特の兆候がある。コマンドプロンプトnetstatぐらいは引数付きで使えること。タスクマネージャを毎日みて、なんか見慣れないおかしなプロセスがいないか調べる癖をつけること。


こういうのも、バレてしまえばしょせん「時間稼ぎ」だから。あんまクラッカースキルとしては高くないし実効性も高くはない、少なくとも各国警察の捜査レベルに対する防御措置としては。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00557.htm
PC遠隔操作、身元隠しで使い捨てメール悪用か


 遠隔操作型ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯罪予告メールが送られるなどした事件で、PCを遠隔操作した人物が、1時間限定の使い捨てメールや、個人情報の登録が不要な米国のデータ保管サービスのサーバーを使っていたことがわかった。

 警察当局は、身元特定を困難にするために悪用したとみている。

 捜査関係者によると、大阪府警に逮捕されたアニメ演出家・北村真咲さん(43)(釈放)のPCは、ウイルスによって、国内のインターネット掲示板に自動的に接続し、メールの送信指令などを読み取っていた。遠隔操作した人物は、掲示板に送信指令を書き込み、北村さんのPCから、大阪市のホームページ(HP)に犯罪予告メールを送らせていたとみられる。

 使われた掲示版は、「2ちゃんねる」とは別の国内の掲示板。捜査当局が調べたところ、掲示板の開設申し込みは、使い捨てメールで行われていた。使い捨てメールは個人情報を登録せずに取得でき、一定時間が過ぎるとアドレスが使用不能となる。匿名での内部告発など自分のアドレスを知られたくない場合に使われるという。
(2012年10月13日15時55分 読売新聞)


まあそんなことより「人の脳みそを直接乗っ取って、操って、脅迫させたり、大量殺人鬼を実行させたり…その手の”テレパシー通信犯罪”のほうが脅威」だな。生身だけで行うからログは当然残らない。証拠を得にくいのに実態だけは数多いと来ている(そりゃ、バレないし逮捕されないんじゃ悪党連中も調子に乗るわ)。テレパシー通信自体は人間という生身だけでは遠方に飛ぶわけもないので、デジタルのモバイル通信などでバイパスや増幅を測る手段が確保されているようだが。


でTorなる暗号化込みのソフトが登場してきた。要はヤクザなり暴走族が、人数をたくさん用意したりみんなで覆面をかぶり、ダレが実行犯かわからんようにするのと同じ。Winny系のP2Pソフトの暗号化仕様と同じだ…つまりWinnyで逮捕者が出るのだから当然、完璧ではない。
こうなるとwinnyとおなじで「犯罪に使用される可能性が高く、またその意図により作成されたソフト」というような開発者なり使用者の重点的摘発劇の方向性との『両面』で追い込んでいくようになるのか。
とにかく犯罪取り締まりの基本は「クライム・ヘイブンを作らせない、残させない」ことに尽きる。郊外に薄暗い自販機コーナーがある限り悪童が群れるように。明るくして監視カメラを置いて見通しをよくするとそうしたやばいスポットではなくなる。環境改善努力。この努力ができない…たとえば原発事故の立入禁止地域ではクライム・ヘイブンになってしまった。


現場の日本のIT環境は、軽度の個人犯罪(ライトユーザ)ばかり相手にしていて、重度の組織犯罪(ヘビークリミナル)を見過ごしてばかりいる印象がある。
麻薬を買う渋谷とかの一般人兄ちゃんばかりつかまえてないで、麻薬取り扱いのプロ悪党組織を追いかけているのだから、IT界隈にも同じようにしないと警察は負けっ放しと言うことになる。
ヘビークリミナル側の実態もノウハウも全然知らなかった大阪府警…彼らは素人と同じで、つまり取り締まるプロではなかった。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121013/t10015720201000.html

“遠隔操作”発信元特定防ぐ特殊ソフト
10月13日 17時4分


遠隔操作できるウイルスに感染したパソコンが犯罪を予告する書き込みに悪用され、無関係とみられる男性2人が逮捕された問題で、大阪の事件では、外部からの遠隔操作の際に発信元を特定できないようにする特殊なソフトが使われていたことが分かり、警察は高度な技術に詳しい人物が関わった疑いが強いとみて調べています。

インターネット上に無差別殺人を予告する書き込みをしたとして大阪の男性が逮捕され、その後、釈放された事件では、遠隔操作できるウイルスに感染した痕跡が男性のパソコンから削除されるなど巧妙な手口が使われていましたが、警察のその後の調べで、遠隔操作の発信元が特定できないようにする特殊なソフトが使われていたことが新たに分かりました。
このソフトは「Tor」と呼ばれるもので、このソフトを備えたコンピューターどうしがネットワークを作り、その中の複数のコンピューターをランダムに選んで経由し、通信を行う仕組みです。
経由するコンピューターには通信経路が記録されず、発信元の追跡は極めて困難だということで、最近では警視庁のものとみられる国際テロに関する内部文書がネットに流出した事件でも使われていました。
警察は、高度な技術に詳しい人物が遠隔操作に関わった疑いが強いとみて調べています。

>経由するコンピューターには通信経路が記録されず、発信元の追跡は極めて困難だということで、最近では警視庁のものとみられる国際テロに関する内部文書がネットに流出した事件でも使われていました。


つまり警察と組織犯罪との癒着というか、接点だよな。とうぜん2chの『中』にも警察系人物もいるだろう。運営側は知らんが住人というヤツラの中には。
警察までもが2chを「つかおう」とすれば、甘くなる。温存側に作用してしまう諸刃である。


古来より、支配者側がアウトローを「つかおう」として、特にそれをメインストリームとしてしまって、長年うまくいった例は乏しい。日本とてそれに甘んじれば、社会は荒廃し、衰退へ向かい続けるだろう…なんかすでにそうなってるようだが…



2ちゃんねるを母体として、したらば(旧ライブドア(現NHNジャパン)が運営していた国内のネット掲示板)、まとめブログ…これらはいわば”系列ファミリー”だから。どんな組織も、外へ外へ行けば行くほど「関係ありません」でパージする仕組みになってるように。

http://www.asahi.com/national/update/1013/OSK201210130041.html
感染PC、遠隔操作終了を通知 証拠隠滅図る?


 遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)からネット上に犯行予告が書き込まれた事件で、ウイルスは、感染PCが指令を実行すると、書きこみが終わりました、などとの文面を日本語で返信させる仕組みだったことがわかった。ウイルス発信者は指令完了の返信を確認し、ウイルスを削除するなどの証拠隠滅を図っていたとみられる。

 捜査関係者によると、逮捕・起訴後に釈放された大阪府吹田市のアニメ演出家・北村真咲(まさき)さん(43)はネット掲示板2ちゃんねる」経由で、別のサイトから無料ソフトをダウンロードし、PCがウイルスに感染。ウイルス発信者が北村さんのPCを遠隔操作し、7月29日に大阪市のホームページに無差別殺人の予告を書き込み、3日後、日本航空に旅客機爆破の予告メールを送ったとされる。

 ウイルス感染先のPCに指令を出す際、旧ライブドア(現NHNジャパン)が運営していた国内のネット掲示板に、アルファベットなどのプログラム言語で投稿。感染先のPCが掲示板に定期的にアクセスし、指令を読み取る仕組みだったことが確認されたという。


 ◇


これは、同種のウイルスによるものか、一連のウイルス犯罪報道に便乗した若い模倣犯による手動の犯行か。
すぐ逮捕される場合は、多重の情報隠蔽工作を施していないので素人による手動犯行であろう。

http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201210140167.html
西武ドームを爆破する」 2ちゃんねるに書き込み


 プロ野球の西武は14日、インターネット上のサイトに西武ドーム(埼玉県所沢市)の爆破を予告する書き込みがあったと発表した。球団によると、インターネット掲示板2ちゃんねる」に13日午前3時半ごろ「西武ドームを爆破する」と書き込まれていたのを、同日朝、球団職員が発見し、所沢署に通報。警備態勢を強化し、13、14日のクライマックスシリーズ、西武―ソフトバンク戦を開催した。15日夜の試合も予定通り開催するという。


 ◇


主犯格をにおわす投書がTBSに。


JNNニュースの内容だと…

警察・検察をはめてやりたかった、醜態をさらさせてやりたかった
警察・検察のかた、あそんでくれてありがとう、またいつかあそびましょうね
横浜の件はウイルス以外の方法でやった(7月に逮捕された明大生の事件)

と、逃げ切る気でいるように見えるが…


テクニカルスキルはあるが、一般人に近い人物、もしくはヤクザの準構成員よりさらに下の下っ端ワル、といったところか。じっさいは逮捕を覚悟で投書していると思える。


2ちゃんねるは基本的にインターネットヤクザの根城であるから、「変な使命感をもった一般人」にすべて実行犯をやらせて、お膳立てだけしているヤクザ(運営側)は内心ではバカだなーと思いながら影で眺めてるだけ、という構図が多く見受けられる。ヤクザが自分でやると面倒な悪事を、勝手に一般人がやってくれる構図へ落とし込んでいる。ゆえにカルト宗教などと同じく、勧誘は地方の田舎民に集中している。未だにコアな2ちゃんねらーをやってマスゴミだのと叫び続けているのは地方民ばかりである。彼らは実情を察する情報に疎く情報過疎に陥りやすい。


こないだも、極道幹部が署の取調室内へ麻薬を持ち込んで注射投薬していたという報道があったが、あれは珍しくヤクザ当人が「警察のセキュリティー・ホール」を突いて世間に知らしめた事案であった。

http://mainichi.jp/select/news/20121016k0000m040089000c.html

PC遠隔操作:「犯行声明」で「7件関与」弁護士にも送付

毎日新聞 2012年10月15日 22時08分(最終更新 10月16日 01時30分)

 インターネット上で犯罪予告をしたとして逮捕された男性が釈放された問題で、東京放送(TBS)に送られた「犯行声明」とみられるメールが、都内の弁護士にも送信されていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。ほぼ同じ内容とみられる。警視庁や大阪府警などが扱った7件だけでなく、ほかにも脅迫的なメールなどを少なくとも6件送ったと記しており、警察当局が確認を急いでいる。

 警視庁などは今回の「犯行声明」について「かなり信ぴょう性が高い」としており、発信元の特定などを進める。捜査関係者によると、TBSに送られたメールは海外のサーバーを経由していたことも分かった。

 TBSのほかに「犯行声明」が届いたのはインターネット問題にくわしい落合洋司弁護士。落合弁護士は「メールの送信者が犯人なら、無関係の人を犯人だと誤解させるような行為は絶対にやめるべきだ。容疑者を誤って逮捕しないことは捜査の基本。捜査に誤りがあったのだとしたら、その原因を厳しく検証し、今後の捜査に生かすべきだ」と話している。

 「犯行声明」メールは「警察に照会すれば私が本物の犯人であることの証明になる」と強調。事件に使われたウイルスについては「私が一から開発した。『iesys.exe』(アイシス・エグゼ)が実行ファイル名です」と明かしており、大阪、三重両府県警に逮捕された男性2人のパソコン(PC)から発見されたウイルスのファイル名だったことが確認されている。

 一方、メールでは三重の男性のPCに意図的にウイルスを残したとしており、「警察が見つけるか見つけられないか試す意図があった」と記述。実際、一連の事件でウイルスが残っていたのは三重の男性のPCだけで、大阪の男性のPCからは削除されていた。

 犯行声明について、警察幹部は「警察にかなり挑戦的な意図が感じられるメールだ」と分析している。

 一方、別の6件については「桜田門前で皇居ランナーを無差別殺人」「コミケで大量殺人」などの脅迫的な文言を「2ちゃんねる」などに書き込んだという。具体的な組織名などを挙げているものもあり、警察当局がそうした書き込みが実際に行われたか確認を急いでいる。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121007/crm12100712310009-n1.htm

「留置場で覚せい剤注射」身体検査すり抜け署内へ 埼玉・浦和東署
2012.10.7 15:33 [暴力団

 埼玉県警浦和東署は7日、道路運送車両法違反の現行犯で3日に逮捕した、さいたま市緑区中尾、指定暴力団住吉会系幹部、浜明彦容疑者(53)が、留置場内に覚せい剤用の注射器を持ち込んでいたことを明らかにした。調べに対し「留置場内で覚せい剤を打った」と供述したため、覚せい剤取締法違反の疑いで浜容疑者を再逮捕し、さいたま地検に送検した。

 浦和東署によると、浜容疑者は4日昼の取り調べ中、署員に注射器を見せて「実は昨日持ち込んだ」と話した。尿検査で陽性反応が出たが、使用場所についてはあいまいな供述をしているという。

 逮捕時の身体検査は行っていたが、異常はなかった。山崎満副署長は「注射器を留置施設内に持ち込まれたことは誠に遺憾。再発防止に向けて指導の徹底に努めたい」とコメントした。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121016-OYT1T00200.htm
「トロイ消さず、警察試す」PC操作で犯行声明


 遠隔操作型ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれるなどした事件で、TBSなどに届いた犯行声明とみられるメールには、4都府県警が捜査している7事件のほか、5件の脅迫メールを送ったなどと記されていたことが警視庁幹部などへの取材で分かった。

 また、三重県警の事件でパソコンに残されていたウイルスについて「わざと消さず、警察がどう出るか試した」と書き込んでいたことも判明。警察庁は16日、関係する警察幹部を集めた緊急会議を開き、一連の事件の解明を進める。

 警視庁幹部などによると、犯行声明とみられるメールはTBSのほか、9日に東京弁護士会に所属する落合洋司弁護士にも送られていた。

 メールでは、大阪市のホームページに大量殺人の予告メールを送った事件など大阪府警、三重、神奈川県警、警視庁が既に捜査している7事件のほか、「皇居ランナーを無差別殺人」や「コミケで大量殺人」など5件の脅迫メールなども送ったとしている。

 このうち、神奈川県警が19歳の少年を逮捕した事件では、非公表の脅迫メール全文やメールアドレスが掲載されていた。また、大阪府警の事件では、威力業務妨害容疑で逮捕され、その後釈放されたアニメ演出家・北村真咲さん(43)のパソコンに接続した結果、大阪に住んでいることが分かり、犯行予告の舞台として「(大阪の)オ(ヲ)タロードを対象に選定した」としている。

 動機については、「警察・検察をはめてやりたかった」と記載。さらに、ネット掲示板伊勢神宮を脅迫する内容の書き込みをしたとして三重県警に逮捕された男性のパソコンから遠隔操作型ウイルスが見つかったことについては、「この時だけ、わざとトロイ(ウイルス)を消さないでおきました。彼らを釈放するのか、犯人扱いのままか、警察がどう出るか試す意図がありました」などとも記していた。
(2012年10月16日11時05分 読売新聞)

学園闘争時代の、永山則夫被告による連続ピストル射殺事件にやや似ている。


 ◇


アニメーター北村の釈放の日より何度か、警視庁メール通報コーナーより「警視庁・京都府警といったIT取り締まり先進チームが、大阪府警三重県警と行ったえん罪を生み出してしまった地方警察と連携して、ティーチングする必要があるのではないか」といった指摘を送っておいたが、どうやらその重要性には気づいたようだ。…少しでも追いつくといいんだが。


同じく、北村氏逮捕当日からさっそくおなじ警視庁メールなどに、元SEの見地として、えん罪可能性を釘を刺しておいたわけだが、それが早期釈放・起訴取り消し、へつながったなら幸いではある。
結局、2ちゃんねる(2ch)などITの闇に潜むサイバー犯罪者およびその集団は、原発事故がらみのもみ消し、口封じの時は、政府側に味方したのだ…震災直後から2ヶ月あまり…2chの原発事故板のスレッドに、政府や東京電力に不都合な事実や指摘をレスした(書いた)ユーザのパソコンが瞬時にハッキングされ、いきなりリブートさせられる現象が「かなりたくさん」相次いで、騒ぎになっていた。いつもは「気のせいだろ」程度にしか被害がないのだが、このときばかりは数十名の被害報告が相次いでいて隠しきれなかった。
…そういうハッキング犯罪のプロたちが、脅迫メール事件については政府の敵側になっていたと。

http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY201210160186.html
PC遠隔操作、警察庁が緊急会議 「真犯人」メール受け


 ネット上に犯罪予告を書き込んだとして逮捕された男性3人のパソコンにウイルス感染が確認され、釈放された問題で、警察庁は16日午後、警視庁と大阪、三重両府県警の幹部を集めた緊急会議を開いた。

 会議には刑事、生活安全の両部長ら幹部が参加し、捜査情報の共有や今後の捜査態勢などについて話し合った。

 一連の事件をめぐっては、弁護士や民放のTBSに「私が真犯人です」と書かれたメールが届き、警視庁が捜査。警察庁は2008年4月以降に摘発したネット上の犯罪を予告する事件のうち、容疑者が否認した事件について調べ直すよう各都道府県警に指示した。

真犯人がTBSに送付したメールによれば全部で12件の犯行であり、そのうち逮捕者が出たぜんぶがえん罪と言うことだ。警察史上最悪のえん罪顛末であろう。
まるきり、「江戸を斬る」における南町奉行所、「相棒」における捜査一課だな…


問題なのは「国際社会に『日本の警察はIT犯罪に無能・素人』と大恥をサラした」ことであり、IT超一流の米国相手にハッキング戦争を仕掛けてばかりいる中国政府筋も苦笑していることだろう…日本国内がIT犯罪やスパイ犯罪のカモにされてきたのはもう何十年も前からの話のようだがね。


Torにしても、こんなソフトは昔からあって、たいしたものじゃない。「日本の警察はたいしたことが無いから、こんなもんで十分」とナメられてるだけ。要は世界中のIPを経由してくるので「解析作業が増えるだけ」であり、増えた手順をひとつひとつ丁寧にこなせば犯人は見つかる。むろん、世界中を捜査するから大きな手間には違いないがね。それだからできないというのではいつまでも各国政府ハッカーや民間ハッカーから日本の警察はなめられ続ける。
たとえば過去のテレカ偽造でわかるように、新技術とそれを悪用する犯罪はイタチゴッコだ。警察がイタチゴッコをやめたら犯罪集団の天下だ。


wikipediaでわかるようにhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Tor
(これも参考に…google検索:Tor 警察
米軍が開発に寄付するとか中国政府が模倣する、というようなソフトではあるがあくまでオープンソースで民間的なものだ。Winnyのように、Torを常時立ち上げてるパソコン同士で互助してるだけで、パケット内容は出口側では暗号化されていない。日本の警察がWinnyネットばかり監視してTorネットを監視傍受してなかったのがマヌケだと、当の真犯人も明言しているわけで…


中国政府はさすがハッカー部隊で米国政府と戦争するだけあって、Tor模倣ソフト金盾を国内インターネットの監視ツールに使ったり、Tor弾圧を強めたりと、本来なら日本の警察が部分的にでも後追いすべきようなことは先にやっている。インターネットは自由なんてうたい文句は幻想で、放置すればするほど犯罪パラダイスになってしまうように設計されている。(タックスヘブンとおなじく、一番IT犯罪者が過ごしやすい日本みたいな国がカモられる)

http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000m040163000c.html
PC遠隔操作:警視庁 福岡の男性再聴取へ 誤認逮捕か

毎日新聞 2012年10月17日 02時30分

 秋篠宮さまご夫妻の長男悠仁さま(6)が通う幼稚園に襲撃予告メールを送り付けたとして威力業務妨害容疑で逮捕された福岡市の無職男性(28)=9月下旬に釈放=について、警視庁が近く再聴取する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁は誤認逮捕だった可能性が高いとみており、パソコン(PC)の解析を進めるとともに、捜査の経緯を検証する。

 警視庁は当初「(男性は)一貫して容疑を認めている。大阪や三重のケースとは違う」としてきた。だが「犯行声明」とみられるメールが東京放送(TBS)などに届いた後は「否認したこともある」と供述に変転があったことを明らかにした。

 一方、「犯行声明」に記されていた13件の脅迫的な書き込みなどのうち、警察が公表していなかった6件中少なくとも5件の被害が実在していることが新たに判明した。

 「真犯人」が8月末に脅迫メールを送りつけたとする学習院初等科(東京都新宿区)は、「犯行声明」の報道を受け、初めて皇太子ご夫妻の長女愛子さまと学友に対する襲撃予告が届いていたことを知ったという。

 部落解放同盟中央本部(中央区)も16日、「本部を爆破する」などとする脅迫メールが8月末に送られていたことを明らかにした。被害届は出していない。「犯行声明」はこのほか人気アイドルグループ「AKB48」への襲撃予告など3件の関与を明らかにしており、いずれも脅迫の事実が確認されている。


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101800063
声明メールも匿名化ソフト=海外経由、送信元隠す意図か−PC遠隔操作・警視庁

 遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、東京都内の弁護士らに届いた犯行声明とみられるメールは、送信元の痕跡を隠す匿名化ソフトを使って送信されていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
 パソコンが遠隔操作された際にも同様のソフトが使われており、警視庁捜査1課などは通信記録の追跡を困難にするのが目的とみて、メールの解析を進めている。
 犯行声明メールは9日に都内の弁護士に、10日にTBSに送られた。犯人しか知り得ない内容が書かれていることなどから、同課は遠隔操作に関与した人物が送付したとみている。
 捜査関係者によると、同課がメールを調べたところ、欧州など複数のサーバーを経由しており、発信者のIPアドレス(インターネット上の住所)を変更したり、暗号化したりする「Tor」という匿名化ソフトが使われていた。このソフトを使うと世界中の中継地点を無作為に選び出すため通信記録の解析が難しくなるという。(2012/10/18-06:08)


アメリカには、米軍だけで数万人のサイバー犯罪(および対策)専門要員がいる。インターネットにおいても世界の警察であるためである。

兵頭二十八『北京は太平洋の覇権を握れるか』


サイバー攻撃には、事前の準備がいる。
外国のシステムの弱点を日頃から偵知していなければならない。
要塞の壁の穴を地図化しておくようなものだ。


・そういったサイバーの作業のついでに、国家の手下であるハッカーたちが泥棒となって、
その穴を通り抜けて、外国企業や外国軍が秘蔵している貴重な技術情報や産業情報を、
相手に気づかれることなくコピーして盗むことができたなら、平時から自軍を強化するのに役立つだろう。
これは、「サイバー・エスピオナージ(サイバー諜報)」の一部分。



・米国内でも、諜報や対諜報の世界に生きていると自認している公務員は、
決して自らツイッターフェイスブック等のソーシャル・ネットワークにかかわったりしない。
必要な閲覧だけに徹する。
日常的に身の回りのできごとについて投稿するという行為は、
閲覧している敵国の情報機関に対して、こちらの内実や、何か有益なヒントをきっと教えることになってしまうからだ。



・米軍は、2010年に、サイバー戦争統括司令部をNSAにも近い首都ワシントン郊外のフォートミード基地に立ち上げた。
この司令部が、外国のハッカーから米国のシステムを防衛するだけでなく、
報復攻撃や、有事のサイバー攻撃も総攬する。



・米陸軍で、バージニア州のフォート・ベルヴォア基地には、
2011年時点で、2万1,000人の将兵が専従しているという。
2012年3月時点で、米海軍は4万5,000人、海兵隊は800人をサイバー戦専従に編成している。


・巧妙なサイバー攻撃で大ダメージが発生してしまった場合のリカバリー法を、日頃から、
二重、三重に考えておくことが、軍隊がタフなサイバー戦争を乗り切る近道だ。

米軍は、このような心構えを、特に後方勤務の将兵に求めている。
民間の電話回線を多用して民間交通輸送機関とも日々、データ通信をし続けなければならず、
それによって中国軍のハッキング攻撃に最も激しく曝されるだろうと予想されるのが、
後方兵站作業(補給・輸送・経理など)だからだ。



・米軍の強みは、敵対的外国軍に関する「諜報・見張り・偵察」手段を、
宇宙から深海まで分厚く多重に配備していて、
そこから得られた情報を各級指揮官が利用するための通信の便宜もよく整えられていることだ。



・なぜ、官僚大国日本は、弱いのか


なぜ、日本では、警察や、教師ら(公務員)に任せておくと、問題解決に結びつかないのか。震災後対応&原発事故後対応だってそうだ。逃げてばかり、逃げ続けるための布石ばかり。
…いいかげん、どんなド田舎でも『オカミ信仰』をやめたほうがいい…平安時代や昭和前期じゃあるまいに、もはや役人だけとかヤクザだけとかで世間全部を仕切れるほど甘くはない。多岐広範囲すぎて。
ごく一部の公務員だけで寡占するから、責任が大きくなりすぎて、切腹首つり沙汰となり、逃げるための布石ばかりするようになるのだ。「いじめなどなかった」みたいな言い訳ばかり毎度聞くことになる。
これが学校イジメも公務員だけではなく親や地域社会全般の合同責任になったらどうか?誰も首つりを要求しなくなるし、無理なくイジメ減少や健全化へ向かわせられよう。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121011/237930/
日本人が想定外の問題に対応できない本当の理由
齋藤ウィリアム浩幸さんに日本の問題解決の方法を聞く【1】


齋藤:1つは失敗を恐れ過ぎて何も言えない、実行ができない状況になっていることです。


なぜ、日本の組織は、問題も、問題の解決策も分かっているのに実行に移せないのでしょう。

齋藤:減点主義の社会の在り方に慣れて、失敗を恐れているからです。何をやるにしても、リスクをできるだけ少なくしようとして、自分の評価を下げないようにする。それはイコール、何もやらないことになります。


国だけでなく、組織が問題解決できないことの原因に、チームの不在があると齋藤さんは言っています。何かを解決したり、何か新しいことを生み出したりするためには、チームが必要だと。そして、日本にはあらゆる面において、チームがなくて、そのことが問題解決ができない、イノベーションが生まれない原因だと言います。
 そもそも、齋藤さんがおっしゃるチームというのは、どういうものなんでしょうか。


イノベーションは失敗の積み重ねの末に生まれるもの

齋藤:最近、世界経済フォーラムや、サマーダボスOECDといったところでいろいろ話をする中で、チームの考え方も広がってきました。また、なぜチームづくりがイノベーションにつながるのかについて話してくれと頼まれることがすごく多くなりました。

 イノベーションがいきなりぽっと生まれるということは、今までの人間の歴史上なかったことです。イノベーションというのは、いろいろな研究や失敗の積み重ねの過程で「たまたま、運よく」生まれるものであって、いきなりイノベーションが「できた、生まれた」ということはありません。長いプロセスにおける数々の失敗のおかげでイノベーションは生まれるのです。

 だから、国家戦略会議の会合でも、イノベーションという言葉は失敗という言葉と一体として理解されない限り使ってはいけないと強く提言しました。失敗ということが許されなかったら、イノベーションはあり得ません。イノベーションは必ず失敗と隣り合わせで、失敗したとき、どうやってほかのメンバーに助けてもらうか、どのような役割分担で助け合えるかが大事で、それができるのがチームなんです。

失敗したときに、失敗をカバーし合うのがチームということでしょうか。

齋藤:もっと言うと、アントレプレナーシップというのはアイデアを実行するプロセスです。よくアントレプレナーシップはリスクテイカーと言いますが、私はリスクテイカーと言うと、わざわざ好んでリスクを取ることのように捉えられて誤解されると危惧します。そういうことではありません。

 本当のアントレプレナー、あるいは本当のイノベーターというのは、わざわざリスクは取らない。リスクをはかって、そのリスクをどう防ぐかを考える存在なんです。


いろいろな意見とか、いろいろな人がいるというのがチームには重要なのでしょうか。

齋藤:そうなんです。ダイバーシティー、つまり多様性というのがチームには不可欠です。日本は残念ながら、多民族国家であるアメリカに比べてダイバーシティーが非常に少ない。個々の頭脳レベルは高いけれど、組織の在り方は、ダイバーシティーに欠けていると思います。年齢や性別に関係なく意見を普通に伝え、お互いに普通にコミュニケーションできる組織もめったにないし、そのような組織・企業風土もない。悪いことは悪い、間違っていることは間違っている、リスクはリスクと、誰もが自然に言える環境にしないとまずい。そういったコミュニケーションがまともにできない結果が今の日本の閉塞感を招いていると思います。


その「なぜ」を見つけていくプロセスがイノベーションにつながるのですか。

齋藤:イノベーションにもつながるし、問題処理にもつながります。

 想定外とか例外処理に日本が弱いのは、「WHAT」はみんな知っているのに、「WHY」を知らないからです。何をするかではなく、なぜそれをするかを考えれば、どんな問題が起きても柔軟に対応できる。何をするかだけだったら、ただチェックリストの通りにしか行動できない。なぜを考え、知らないと、ちょっとでもマニュアルと違うことが起きると困ってしまう。

日本製の携帯電話が売れないことはみんな知っているんだけど、なぜ売れないかを知らない、というようなことですか。

ほかの国ですと、「WHY」を聞き出すことができる。そして、その「WHY」に対してどう答えるかを決める人たちが社長になる。そうすると、世の中が方向転換しても、柔軟にリーダーシップを発揮できるのです。

(次回につづきます。掲載は、10月24日の予定です)


まったくだ

◆『ブラジルの流儀:なぜ21世紀の主役なのか』


・ブラジルのサッカー監督や選手と話していると、彼らがサッカーを複雑に考えていないことにしばしば気づかされる。
「馬鹿な監督や選手ほどサッカーをややこしくする」と言うのだ。




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・「教えないコーチは、名コーチ」
メジャーリーグにはこういう名言がある。

私もコーチにこういっている。
「なるべく教えるな」

なぜか。教えすぎると、選手が自ら考えることをしなくなるからだ。


・「中心なき組織は機能しない」
これは、長年の経験で得た私の信念である。
強い組織づくりには、中心となる存在が絶対に欠かせない。


・私自身は「野村野球」をどのようなものだと認識しているのか。
ひと言でいえば、「プロセス重視」ということになる。

プロ野球は結果がすべて。
勝てば官軍の世界といっていい。

しかし、結果の裏側にあるものは何だろうか。
「プロセス、過程」に他ならない。


楽天の選手たちに私が口をすっぱくして訴えたのは、
「一に準備、二に準備」ということだった。
準備の大切さ。
これをやかましいほど私は説いている。



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前回エントリー記事
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121012/1350004352