先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

今週はお休みです、日曜に日比谷公園でやります、って主催者側は告知してるんだけど、別グループが開催したのね


原発による汚染は、日本国民全員が被害者であり、
主な汚染域が東日本や東北とはいえ、誰が発がんするかもわからない。あまりに大きすぎる問題だ。
一般人の参加はとどまるところを知るまい、そして何年も何十年も尾を引くだろう。どこが主催というのは音頭取りの話でしか無い。
水俣病足尾鉱毒、オキナワ基地問題などと、今回も同じゴマカシ手法でやろうとナメてかかってしまった政府と財界は明らかに失敗した。
とかく、規模が違いすぎる。国民全員が汚染被災者なのだから…
これもまた、負のパラダイムシフトなのだ。日本の政官財支配サイドはパラダイムシフトには弱い。


高汚染地帯の除染は、あんな広範囲で山の中まであるし無理だと言われている。
原発事故や再稼働に対するあまりに多数の全国大衆の、抗議の意志を除染するのもまた不可能である。

http://www.asahi.com/national/update/0727/TKY201207270517.html
原発抗議行動、今週も 日曜日に「国会包囲」実施へ


 毎週金曜日の夜に行われてきた原発の再稼働などに反対する首相官邸前での抗議行動は27日もあった。これまで呼びかけてきた「首都圏反原発連合」の主催ではなかったが、午後6時すぎには多くの人が集まり、「原発止めろ」「子どもを守ろう」などと声を上げた。

 ニュースを見て横浜市から初めて参加したという主婦(24)は生後7カ月の長男を抱えて参加。「子どもを生み、原発の問題がぐっと身近に感じられるようになった。私たちには、次の世代にきちんと社会を受け渡す責任があるから」と話した。

 これまで16回の抗議行動を主催していた首都圏反発連合は、日曜日の29日に国会議事堂を参加者で取り囲む「脱原発 国会大包囲」を実施する。国会包囲に先立ち、東京・日比谷公園で集会を開き、東京電力前などをデモ行進する予定。同連合は「結集して(反原発の)意思を示したい」と話している。


企業舎弟でも一番場末のぜんぜん取り分が無い案件をわざわざ取ってくるようなところに、健全性を期待するだけ無駄。
ってかこういうのべつに原発作業に限らないよ。
おれも「右翼側にとっての政敵」として、23区内のIT企業舎弟に報酬詐欺を「工作で」仕組まれたことがある。100万円のはずが30万にもならないとかかなりえげつないのを。

http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m040113000c.html
福島第1原発:多重派遣で作業の男性が是正指導求める 2012年07月27日 21時14分(最終更新 07月27日 22時27分)


 東京電力福島第1原発事故の収束作業にあたった長崎県の男性(45)が、労働者派遣法などに違反する多重派遣や偽装請負の状態で働かされたとして、下請け上位の「日栄動力工業」(東京都港区)に是正を指導するよう東京労働局に申告した。男性は約束通りの賃金を支払われておらず、長崎県内の下位4社についても長崎労働局などに申告した。

 男性を支援する日本労働弁護団は27日記者会見し、「原発労働の下請けの多重構造とピンハネは常態化しており、氷山の一角。東電が下請け会社の雇用や安全管理にも責任を負わなければ改善しない」と指摘した。

 弁護団によると、男性は昨年6月、長崎県内のA社から「原発30キロ圏内のがれき撤去で日当1万1000円」と仕事の紹介を受け、詳細はB社に聞くよう指示された。B社は「原子炉建屋内ではないが原発敷地内の仕事」とし、日当を1万4000円にすると口頭で約束。男性が契約書を交わしたのはさらにその上の「大和エンジニアリングサービス」(同県佐世保市)で、契約書には賃金が明示されていなかった。

 だが実際の仕事は原子炉建屋内の作業で、防護服を着て日栄動力と大和エンジニアリングの責任者の指揮下で働いた。現場では「1日約2万円の危険手当も出る」と説明され同年7月1日〜8月9日まで働いたが、A社から払われたのは日当1万1000円だけ。大和エンジニアリングに差額を求めると「C社の派遣労働者として受け入れているので、日当1万4000円と危険手当はC社に支払った」と言われたという。

 弁護団は▽男性がC社から派遣されたとすれば二重派遣▽大和エンジニアリングが雇用主で日栄動力の社員の指揮下で働かされたとすれば偽装請負−−にあたると指摘。未払いの63万円を男性に支払うよう労働基準監督署に申告した。

 日栄動力工業の担当者は毎日新聞の取材に「男性と直接的な雇用契約がないので、話が分からない」と説明。大和エンジニアリングサービスは「社長が不在でコメントできない」としている。【市川明代、水戸健一】


取り調べの映像公開でもそうだが
・部分可視化では、ご都合で編集され、逆の受け取られかたをするよう細工される


ので、
・なるべく全面公開し
・立ち会った閣僚らの証言も詳細に付け加えること

が重要である。
ただでさえ、原発推進ロビー側は、反原発の態度を取る菅前総理のような「格好のエサ」に、すべてをなすりつけたがっている。
小沢が邪魔なアメリカや霞ヶ関の汚いやり口と一緒だ。


 ◇


つねに日本を古めかしく非合理にし続けたのは
公家、武家、名家、そしてヤクザ(右翼左翼含め)と、最近ではカルト宗教である。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120726-00000003-sasahi-soci
「気が狂いそう」な原発作業現場 冷たい水を飲めるのは東電社員だけ

週刊朝日 7月26日(木)8時36分配信


 福島第一原発(フクイチ)で作業員として働くジャーナリストの桐島瞬氏は「東電の行為は、殺人罪にあたる」と怒りを隠さない。

*  *  *
 7月初め、フクイチの免震重要棟(以下、免震棟)に大型冷蔵庫が運び込まれた。

「冷蔵庫の中には、ペットボトル入りの水が大量に冷やされていて、東電社貝がいつでも飲めるようになっていたんです。それを見て、フツフツと怒りがわいてきました。作業員が詰める1階には冷蔵庫もなく、みんな生ぬるい水を飲んでいます。いまの時期、原発構内の作業で流す汗の量は尋常ではありません。それなのに、現場にロクに出ない東電社員だけが冷たい水を飲めるなんておかしいです」(冷蔵庫の搬入を目撃した作業員)

「たかだか、水が冷たいかどうかで目くじらを立てることもなかろう」と思う読者のかたもいるかもしれない。だが、夏を迎えて作業員は放射性物質とは別の敵と闘わなくてはならない。それが熱中症、脱水症だ。

 外気温が30度とすると、作業員は体感温度は50度にも達する。

 フクイチの屋外現場に日陰はほとんどない。私も現場に出ると、あっという間に全身から汗が噴出し、全面マスクのシールドにポタポタと滴り落ちる。ただでさえ、視界が狭いのに、さらに周りが見づらくなる。カッパを着ているときなど、これでもかというほどの汗がマスクの中に溜まり始め、気温と湿度で、気が狂いそうになる。

 なぜ、現場に出ない東電社員だけ冷えた水を飲み、炎天下の下で汗を流している作業員が生ぬるい水なのか。こうした現状をおかしいと思わないことに、東電の体質がよくあらわれている。

週刊朝日 2012年8月3日号


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ふつう、子どもの若い方が「逃げよう」と老人側を説得するのがじっさいにメジャーだが
なかには若いくせに国粋盲信に偏ってる阿呆なガキもいるのだと。まあ頭が弱いとか自分が確立してないから大きな組織に拠ろうとするのだが。http://www.youtube.com/watch?v=xec-YzOv1F4

http://takedanet.com/2012/07/post_ae7a.html
先日、東京で大きな反原発デモがありました。このことをNHKは報道せず、ヨーロッパの報道から「デモは民主主義の一つの大切な手段で、これほど大きなデモを放送しないNHKの放送姿勢を問う」という批判が出ていました。

それはともかく、そのデモで歩いていた福島のお母さんが、「原発が爆発したとき、私は逃げようと言ったけれど、息子は「こんな時こそ、政府の言う通りするのが国民の義務だ」といって避難しなかった。でも、本当は避難しなければならないところだったのです」と言っておられました。

なんという政府でしょうか? これまで日本政府は国民が信用してもよい存在だった、少なくとも命の関わる危険は知らせてくれた・・・それに答えなければならないという純朴な青年をも裏切ったのです.