先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

日本人は、日本国内や、日本方式村を一歩出ると、全然ダメ


これはMOTOGPやF1でもおなじ。以前からずっと言われてきた。
「日本の一般道より劣る路面品質」の欧州コースに歯が立たない。遠征もしにくいからいつまでも慣れない。


例外はサッカーだろう。ドーハの悲劇以降の日本勢の「国際化」ぶりはすごかったから。万年最下位のレッズもいつのまにか最強に。


つまり日本の田舎者どもが大絶賛するような「決まりを守ったり、多くの支持を得たりするだけのエリート」では、ゼッタイではないが、世界を相手には『ほぼ』勝てない。部分的に、たまたま、勝つことはあっても長続きしない。結果が安定しない。


最近はスポーツでも経済産業でも、日本が従来方式のチームで勝つことは減ってきており、
異端児が孤独に勝ってくることがだいぶ増えた。日本流を捨てることでやっと勝てるのだ。


原発事故関連でも同じだ。決まりを守って「セシウムなんか無かったことにする、たいしたことが無いと思い込もうとする」政府の心理誘導(&世間締め付け担当=下請け、のゴロツキ連中)にのっかってる市民は鋭敏なセンサーを失っており…いずれ数年後以降に健康被害でえらい目に遭うだろうが、後の祭りだ。『誰も本当のことは教えてくれない…口にするのもはばかられるほど厳しい統制環境』

http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/ballgame/volley/1/20120528-OYT1T00266.htm
 バレーボール・ロンドン五輪世界最終予選兼アジア大陸予選女子最終日(27日・東京体育館)――世界ランク3位の日本は、同6位のセルビアに2―3で敗れたが、フルセット負けによる勝ち点1を獲得。


 世界ランク算定の主な対象となる2010年世界選手権(3位)や昨年のワールドカップ(4位)は、国内で開催された。試合時間も日本戦だけは一定で、コンディションも作りやすい。ここまでの順調な成績は、「温室」と言ってもいい環境に恵まれた面も大きかった。


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巨大戦艦ヤマトをありがたがる日本社会ムラ方式では、海外で自由競争を勝ち抜けない。(20世紀のは自由競争ではなく「日本のしか選択肢がないから渋々みんな買ってただけ)


いまやイージス艦CICですら、新しいわけでも無くなってる時代に…ノートPCと自宅一つで世界を動かせる時代に。


「いちど進み出したら止まらない」タンカー巨艦のようでは、もはや日本は正面衝突玉砕しかできない…

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120524/232546/
ユニクロ」とパナ・シャープを分けるもの


 不振の家電メーカーが海外勢との価格競争や円高といった逆風に直面しているのは事実だが、経営の差が両者の業績の違いになっている面が大きいのではないかと筆者は感じている。具体的には、経営判断のスピードと合理性を突き詰めたシンプルさの有無だ。


福島原発が爆発してなおも、幾度も事故が起きて火災も起きて現地幹部に自殺者まででた、「まだ実験炉の」もんじゅに、一銭でもカネをかける日本政府・経産省…往生際の悪い、走り出したら止まらない霞ヶ関機関車…

http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000m040084000c.html
 福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」で10年8月、燃料交換用の炉内中継装置(約3.3トン)が落下したトラブルで、日本原子力研究開発機構は28日、新たに製造した同装置を原子炉容器に設置した。経済産業省原子力安全・保安院の検査などを経て、6月中旬に完全復旧する見込み。装置の回収や製造など復旧に約21億円かかった。

 炉内中継装置をつり上げる機器の設計ミスが落下の原因。もんじゅは研究開発の継続が見直しの対象になっており、文部科学省は今月23日の原子力委員会新大綱策定会議で、廃炉を含む四つの選択肢を示している。ただ、炉内中継装置は廃炉の際にも必要だという。

 この日の設置作業は、保安院の担当者が立ち会い、原子力機構とメーカーの担当者35人が約1時間かけて装置を原子炉容器内に挿入した。【柳楽未来】


こんなUFOキャッチャーのアームが抜けなくなって、想定外の引き抜き回収作業をするハメになったために「あわやナトリウム爆発火災で近畿圏が死の土地に」という大騒ぎになった。(ネット上では高度な情報がまたたくまに広まるから)


もんじゅでは水ではなく、200度近く加熱して液体にしたナトリウム液が循環冷却液なのだ。
ナトリウム純物質の液体は、酸素に触れると発火する…いちどそれが漏れて大火災が起きた。昨年の引き抜き作業も、まかりまちがえば空気とNa液が接触して大火災であった(しかも原子炉のふたの真上で、ふたがあいてる最中に)。基本的に、ビニール容器で被覆しながら作業してるだけ。万一やぶれたらアウト。
さらに「水をかけると激しく反応し燃える」ので消火に水が使えない。


もはやこんなあほらしい研究を続けてるのは日本だけで、他国は撤退済み。そういう「暴走機関車ぶり」のせいで、たったそれだけで今や、日本国はボロ負けを繰り返している…


http://www.youtube.com/watch?v=xl0tuDFiXHg
ナトリウムの燃焼