先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

おっかない”妥協”やなぁ…

http://www.asahi.com/national/update/0512/TKY201205120155.html
青空の下、2年ぶりの運動会 福島、除染された校庭で


青空のもと、玉入れ競技はマスクをして行われ、子どもたちの歓声が響いた=12日午前9時32分、福島市の市立三河台小学校、金子淳撮影


 三河台小では震災後、校庭の放射線量が毎時2マイクロシーベルトあり、昨年は運動会を中止した。夏休み中に校庭の表土をはぎ取るなど除染し、0.15マイクロシーベルトまで減少。今年は屋外で開催することを決めた。ただ、校庭にいる時間を減らそうと、例年の終日開催を半日に変更。競技数も親子での種目をなくすなど9種目に減らした。


N95マスクしてまで運動会するなら、街ごと集団移転すべきなのに。(まさかフツーの風邪用マスクじゃないっすよね??)
せめてバスで移動し、県外や会津地方の低線量のグラウンドを借りて行うべきでは?


これが経済大国ゆえの『悲劇』か。捨てられない。断捨離できない。


除染後も、雨のたびに、風が吹くたびに、徐々に増えてくるんだぜ、原発に近い地域では。山も平野も、放射性物質の総量が多く埋め尽くしているから。豊富にあるものがあちこちからまた飛んできて降ってきて元に戻しちゃう。随時、線量計測で監視してないと危ないぞ。


ガンなどの”奇病”が多発してくるのは10年後以降…いまは大丈夫とか安全とか言える段階ではない、気の遠くなる戦いなのだ。
いまは何も起きてないように見えるからってタカをくくってきている市民や、原子力利権の手下の右翼も、いずれ泣きを見る。


いわば、子供のうちに成人後の成人病の心配を、するかしないかということだ。だが成人病は心がけ次第で発病しないが、被曝病は確実に確率論で一定人口に出現する…
・老人が「どうせすぐ死ぬんだし、20年後の発病なんか怖がらなくていいや」と割り切るのと
・子供に対し「成人後の被曝病発症なんか気にしなくていいや」というのは
全然違う。後者をやってはならない。(田舎者はこれを混同したがるし、利権右翼も混同させたがって扇動する)



原発作業員のシタッパに、発病が少ないのは、『防護装備を徹底しており、内部被曝が少ないから』しかも原発域内での作業時間は限られ、体の除染も事後検査も徹底しており、ほぼ外部被曝だけで済む。たまにマスクを外すなどして重度の内部被曝をしたらしい末端作業員だけは、急に老け込み喀血するなどして悲惨な死に方をしている。


だが一般人は、たとえシーベルト線量やベクレル的には少ない環境下でも、防護装備を持たず、どんどん内部被曝していく。しかも24時間365日何十年の人生と、『休むことができない被曝』だ。たとえまめに検査したって追いつくものではないし、低線量の検査の精度を上げるのは並大抵ではない。


アレルギー&アトピーのストレスを想像するといい…あれはアレルゲンを排除するのは難しくないが、似たような放射電磁波ストレスを発する放射性物質は排除が困難かまたは不可能だ。


…かように色々とむずかしい予備知識をえて、かつ正しく理解する必要がある原子力発電災害は、庶民には無理だ、難しすぎる。
原子力産業がオワコンであることは、この点ですでに決定的なのだ。誰もがアインシュタインになることはできないが、まさにアインシュタインほどでなくても大学生の専攻レベルのただしい知識と知的レベルが要求されるから…原子力の有害性は。


 ◇


CRP原子力が産業となる際に、様々な決めごとをした民間団体だ。年間1ミリシーベルトなどもここが決めている(きわめておおざっぱに)。
(参考リンク:国際放射線防護委員会 武田教授のICRP解説 ICRPの欠陥 薬学生の考察 )


http://www.dailymotion.com/video/xncvsv
NHK 追跡!真相ファイル 「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」


以下はこの団体の調査結果グラフであるが、
・一時期に大量に摂取して、その後は一切摂取しない方が、どんどん減っていく
・微量でも毎日の継続摂取してしまうと、高い線量(ベクレル総量)が体内で維持され続ける
ことが明示されている。


つまり
・フクシマから遠く線量も低い地域に住まい、食品のベクレルも気にしてつねにゼロベクレルを心がけ、たまーに年一回ぐらい割り切って福島宮城の高ベクレル食品を酒や宴会の席上で食べるのに比較し
・福島を応援しようとか、福島を離れたくないとか寝言を言って、つねに現地の食品を食べ、つねに現地に住まい続けて現地の空気を吸って土埃をすう…ことが自殺行為である(大塚アナ、急性白血病の急激な悪化で入院)
ことを示す。常日頃からへんな体調の不良や体力の低下を感じ、十数年後にはその常時低スタミナも手伝って様々に発症…日常的にも、将来的にも、いいことはない。いいことはない確率が低くない(ゼッタイではないのは確か)。


そんな苦しい思いをしてまでしがみつく…愚かな選択でしかない。
選択には自由があるが
選択を誤ると人生や命や、子孫の未来まで奪う。

https://twitter.com/#!/ICRPbot/status/201053246788341761
図2.2に、1000Bqの137Csを一時的に摂取した場合と、毎日1Bq及び10Bqの137Csをそれぞれ1000日間にわたって摂取した場合の全身放射能の変化を示す


ゆえに一般庶民は「安全側=タカくくり側の選択を、極力避けるべき」
流言飛語を利用し、危険環境に順応させ経済社会の社畜を減らすまいと政府も経団連も営利ヤクザも付け狙っているから…母体は米国。

https://twitter.com/#!/ICRPbot/status/201166492992151553
被ばくが起きた後の可能な医療処置よりも、被曝を回避するために対策を講じることがはるかに有効であることが強調される。ICRP勧告 Pub 96


元々が危険なものが、左翼側有利になってしまうのは、あたりまえだ。
それを勝負の領域に持ち込めると思ってしまうことがすでに甘く、乱暴である。
それでなくても政府・行政機関だの利権だのやくざだのは、原発なら原発の専門家・技術者が、いくらその技術的危険性を説いても、ぜんぶもみ消してきた。


技術を、政治家や商売人やヤクザが、ねじまげてきた…「クルマにブレーキなんかいらん!もんくあんのかころすぞてめえ!」と。


技術文明の時代に、技術者を頂点に据えないならば。その国は技術によって滅ぶでしょう。


日本が技術大国と言うが、そうかな。
『技術を政府役人政治家とヤクザがねじまげてしまい、案の定、爆発事故に至った大国』、ではあるね。


 ◇


何度か言ってるがおれは頭部ガン治療のための放射線治療経験者だ。あれは一回に500msv照射を午前に30分、休ませてまた午後に30分、これを30日間行って累積被曝30シーベルト。徐々に細胞を衰弱させ腐敗させ殺していく。
以下の通り、

http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2728921.html
傷つけられたDNAは、生物学的・物理学的に修復されます。「放射線はゆっくり浴びれば問題ない」とたびたびテレビで聞きますが、これはDNA修復作用を考えてのことなんですね(図右)

まったく浴びない治癒期間と、浴びる被曝時間を、明確に二分すればまだ、『被曝管理』の範疇に治まり、問題は少ない。
だが日本列島の地表面にばらまかれるほどの大規模な福島原発爆発事故では、「休む暇が無い」治癒しながらもずっと被曝し続けている。


治療後30年のいまでも、頭部や頸部の特定部位(直線的なコバルトビームの照射範囲内)が、ヒリヒリしたり、堅かったり、鈍かったりと、軽度の後遺症はのこっているが、医療被曝だったからこそ、たいした問題にはなっていない。
なにより、医療被曝では放射性物質そのものがペレットに封じ込まれ、密閉容器で隔離されている…原発の構造と同じだ。患者も医師も、ビームとして計画線量を浴びるだけだ。体内や皮膚に放射性物質が付着したり、内部取り込みしたりは100%しない。


だから断言する。
・30シーベルトの『せまい局所の医療被曝』よりも(小さい子供の30svなので、大人だと60〜100svぐらい)、
・年間20ミリシーベルトであっても365日常時、『全身が被曝』し、皮膚にセシウムが付着し、吸った空気にも食べたものにもセシウムが混じってる、地表面にも川の水にも目の前のすべてにセシウムが混じってる…ような『そっちのほうが危険だ』と。
管理されてないからだ。管理できないからだ。


医療被曝は1日に30分が二回だけ。これを30日間繰り返せば終わる。
原発事故による世間の被曝には休みがない。
医療被曝は外部被曝100%。
原発事故による世間の被曝では盛んに内部被曝してる。


医療被曝で1ヶ月に30シーベルト被曝しても、しょせんは1m先からのビーム照射だが(30svなら30svの影響で確定)
原発事故による世間の内部被曝では、体内でゼロ距離での被曝=その有害性は『線量計で計測した数値の数億倍とも数兆倍』とも言われる…
μシーベルトの100万倍が1シーベルトだから、さらにその100倍が1億倍である…つまり医療被曝で50sv被曝するよりも、食品から内部取り込みする方が致死的悪影響が強いことになる。
(だから原発作業従事者も、気をつけてるのは内部被曝量=WBCのCPM結果のほう、だそうだ。)


一回殴られて大けがしても、いずれ治癒するが
繰り返し殴られ続けたら、ファッショ政権の密室尋問みたいな顛末で死んでしまうだろう…人体…生物とはそういうものだ。


米国のガンダーセン博士が日本の食べ物(数百ベクレル)を持ち帰って検査し、それは法律上、放射性廃棄物として廃棄処理するしか無かったと…


 ◇

http://www.gsic.jp/cancer/cc_04/qa/01.html

Q:遺伝性の甲状腺髄様がん。2歳の娘にこの遺伝子異常は受け継がれるか


A:男女かかわらず50パーセントの確率で子息に受け継がれる

遺伝性の場合、甲状腺の両側に髄様がんができるので、甲状腺全摘手術が必要です。また、副腎や副甲状腺といった他の内分泌腺に腫瘍ができる多発性内分泌腫瘍症のこともあるので、同時に治療をする必要があるかもしれません。異常がなくてもフォローアップが必要です。遺伝性髄様がんの患者さんのご子息には、男女かかわらず50パーセントの確率で遺伝子異常が受け継がれます。娘さんの遺伝子検査も、いずれ行うことをお勧めします。


http://www.kuma-h.or.jp/kojyosen/byoki/akusei/zuiyogan.html
この癌の約2/3はたまたまできた癌(散発性の癌)ですが、約1/3は遺伝性の癌です。遺伝性の場合は血縁者の半分に同じ癌ができる可能性がある常染色体優性遺伝です。この場合には、髄様癌の他に褐色細胞腫(副腎の腫瘍)や副甲状腺機能亢進症を合併したり、分厚い唇や細長い体型などの身体の異常を伴うことがあります。

・元々、家系が甲状腺ガン誘発遺伝子を有しており、原発事故のヨウ素被曝によって発症が促進されたケース=遺伝率50%
ヨウ素被曝のみで甲状腺ガン発症の場合=遺伝細胞が変異して甲状腺ガン誘発遺伝子を有してしまった場合は50%、そうならず当人の一発性変異によるガン化(散発型)で収束のばあい=0%
・これとは別に、親子とも福島現地などで高線量被曝影響下に在住し続け、高いベクレルの食品をとり続けた場合=親も子も、%の数値は確実に高くなるが、数値は個人差であり確定しない(ほぼギャンブル)
ちょっと、ややこしい。



いまから福島宮城、茨城千葉栃木、あたりの高線量地域・原発近隣地域、の在住者は、
甲状腺摘出術をうけることを、心の片隅に忘れずとどめておかねばいけないよ。
そのほかにも、常時被曝により常にスタミナ低下し調子が優れない…ことでも様々な「かからなくてよかった成人病」にかかりやすくなる。


そういう覚悟がないなら、移転した方がいい。経済社会日本の人柱に…福島県の商業経済を萎縮させないために人柱にされるだけだ。「ああかわいそうかわいそう、ガンバッテルね!」というプロパガンダにされるだけだ、チェルノブイリ事故の時の現地映像みたいに。


twitter.com/#!/kasumin777
@chidaisanウクライナや露は設備も術式も粗雑でしかも政府命令で問答無用。日本は美容形成サービスも盛ん…むろんガン発症しないのがベストですが今の政府政策ではチェルノに準じるガン発症総数は不可避でしょう…集団避難させず経済社会のプロパガンダとして福島現地で死ねでは…子供さえも
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@chidaisan http://www.gsic.jp/cancer/cc_04/qa/01.html Q:首に傷跡が残ることが心配 A:対策はいろいろある 抜糸を早めに行い傷にテーピング。また術後は傷に紫外線を当てないようにする。このような対策を講じても肥厚性瘢痕が起きてしまった場合、形成外科手術を受けることもできます。
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@chidaisan http://www.gsic.jp/cancer/cc_04/qa/01.html方針の1つは術前エコー検査結果に応じ、正常部位温存で切除術を行い、術後補助療法は行わない方式。副甲状腺機能低下など合併症発生率が低く、ホルモン剤服用が不要。ただ全摘に比べ再発率が若干高…甲状腺と肺が1%台、リンパ節7%