先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

どのみち日本は、つぶれる宿命

なんか日本は経済大国だからって、財務省経産省のカサの下の識者や官僚自身が、いろいろうまいこと言ってるけどさ…
そういう人たちと接してて常々思うのは…いやどんなジャンルの専門家もだが
『ある専門家は、隣のことはもうド素人』
『専門家として優秀だとつねに都心でエリート待遇、また多忙で都心を離れられず…現場とか、実社会のことを、けっこう知らない。…全く知らない場合も。』
たとえば高橋洋一さんは森永よりなんぼか優秀だけど、どっちもどっちの側面も大きいのですよ…

http://www.j-cast.com/2012/04/13128825.html
高橋洋一民主党ウォッチ
「おカネの使い方はお上に任せろ」? 消費増税論にひそむ「官僚迎合」の影

いくらCDSの数字がいくつだと言っても
現に福島被災地はどんどん滅びの一途をたどっております。けど『経済学者にとって災害被災地は専門外』なのです。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/04/post_3657.html
【避難区域の市町村】早期退職増える 業務拡大、原発事故も影響


 東日本大震災東京電力福島第一原発事故から1年余りがたち、避難区域を抱える市町村などで退職する職員が増えている。復旧・復興業務の拡大や、原発事故の影響が背景にあるとみられる。南相馬市は職員の12%以上が早期退職する事態となり、行政サービスの停滞が懸念されている。役場機能の移転を余儀なくされた双葉郡でも退職者が相次ぎ、復旧事業を進める上で職員の確保が大きな課題になっている。

■焦り
 「市の財産である職員を次々と失い、自治体が崩壊しつつあるとの恐怖感がある」。南相馬市桜井勝延市長は焦りを募らせる。
 市では今春、全職員約830人のうち101人と全体の12・2%が早期退職した。体調不良や家族の避難が主な理由で前年度の5倍近くに及んでいる。このうち68人は医師や看護師などの医療職員で、多くが原発事故の影響を心配したとみられている。定年退職者を含めると138人に上る。
 今年度は一般行政職を11人採用したが早期退職による減少分は埋め切れない。一方、除染、復興に向けた都市計画づくりなど業務は増えている。震災前とは違い、夜間や土、日曜日に市民に向けた説明会を開くなどし、役所では連日夜遅くまで机に向かっている職員もいる。
 今月からは災害時相互援助協定を結んでいる東京都杉並区から職員30人の応援を受けている。ほかの県外自治体にも派遣を求めていくが、派遣元となる自治体も職員数に余裕はなく、今後いつまで支援を受けられるかは不透明だ。
 また、避難区域外だが、津波被害の対応などに追われるいわき市でも23年度は早期退職者が132人に上り、前年度より54人増えた。ただ、市は「震災の影響かどうか、詳しく分析はしていない」としている。

■職員確保に課題
 役場機能移転を余儀なくされた双葉郡8町村など避難区域を抱える他の自治体も同様で復旧作業などへの影響が心配されている。
 浪江町は3月末までに全職員の8・3%に当たる14人が退職し、うち5人は体調不良などによる早期退職だった。今年度は震災対応に追われて新規採用の見送りを余儀なくされたため、県の緊急雇用対策事業などを活用し、補う方針だ。
 ただし、避難区域の見直しで復旧工事などの業務が増える可能性がある。多くの職員を現場に回せば、町民の生活支援サービスが低下する懸念がある。担当者は「臨時で職員を雇用しても、専門的な知識が求められる職場に配置できず、機能強化には至らない」と心配する。
 23年度に10人退職した双葉町の新規採用は一人だけ。浪江町と同様、採用業務に手が回らなかったためだが、担当者は「職員が減る影響は大きいが、限られた中でやるしかない」と苦しい胸の内を明かした。

【背景】
 双葉郡8町村と避難区域を抱える4市町村のうち、今年度の新規採用が最も多かったのは南相馬市の30人で、田村市が19人と続いた。このほか、広野、楢葉両町が各5人、川俣町4人、富岡、双葉、飯舘各町村1人。川内、大熊、浪江、葛尾の各町村は新規採用がゼロだった。


だいじなこと…
原発放射能=遅効性の毒
・遅効性で実態把握がほぼ不可能のため『心理的負担』に誰も耐えきれない


原発爆発があった時点で、じつは日本経済は終わっており
しかし、「すぐ」パニックでスプレッド=破綻させるわけにはゆかず、
日本政府は、あらゆるレトリックや乱暴な工作を駆使し、世間を欺いて、ひとまずパニック破綻を回避した。


だが


しょせんは世間を欺いたならば、世間は正しいことをあまり知らない。
知らなくても、福島県内に住む人々は、だんだんと生活や職のうえからいろいろと分かってくる。あるいは耐えきれなくなる。
コワイ放射能被害や、病気の話…
ちっとも進まない福島の復興…
除染の話を聞くだけでも恐ろしい、気が遠くなるほど何十年何百年も続くという事実…


誰だって、キツイ場所から逃げて、楽園に引っ越したい。福島を逃げれば、ふつうの生活を送れる土地がまだまだある…


放射能まみれの土地で、すでにみんなが線量計を持っていて、空間1m線量が3マイクロだの30μだのという話を毎日聞かされ(郡山駅の新幹線高架下の雨樋付近では120μsvが検出…)、「どうも双葉郡周辺の帰村や復旧は無理そうだ」みたいな情報・材料がそろってきていて…んで自治体もそれらの対応ですり切れきっている…


地獄も一過性なら人はがんばってしまうが
無限に続く地獄では、いずれすり減ってへたれこんでしまう…


まさに『燃え尽き症候群


今後も続々と、福島離脱者が続くだろう…
だが政府は、永久に、本当のことがいえない。言うとパニック破綻が再燃するし、「嘘を言っていたな」と大騒ぎになる…


徐々に、しかし確実に福島はゴーストタウンになる。あるいは岩手宮城でも津波被害甚大の地域はそうなる。東北の経済的クオリティはがたがたになる。=GDPも生産性もあらゆる価値も下がる。


…だがそんなこたぁ、財務官僚や経済金融学者には、見えていない。ケインズ派か否かはどうでもよく、かれらは大学レベルの専門知識しか相手にしないし、専門外については素人…


まあ、皮肉なことに、こうして福島自体が過疎っていくことで、
そんな潜在的危険が高すぎる地域で、無理して暮らす人々はいなくなる。
種の保存という意味では、安全のカードを引いていることになる…


政府による除染事業や、帰村促進には、表と裏の2側面があるとみている。
・現地住民に安心感を与えるポーズ的な側面
・現地の実情を目の当たりにさせ、誰も言ってやらないが、当人たちに「悟らせる」残酷な手法


 ◇


なんというか、
「あきらめなければ、なんとかなる」のは
従来の人類のように、火をつけて燃やす程度の範疇であって…


無数の原子を破壊して物騒な高エネルギーを取り出すほどのヤバイ技術(技術とも呼べない…だって簡単な事故によって制御不能になり大爆発、200年も現地をセシウムまみれにする(200年以降は今度はバリウムまみれにし続ける…永久に)…技術レベルではない)
ではもはや「あきらめるしかない、なんともならない」のだよ…


人類はやっと、そこへ到達できた。人類ではどうにもできないものを扱うことができて、取り返しのつかない事態になってしまった。
人類初の快挙…まさに我々は人類初なのだよ。


人類初なのだから「あきらめるしかない、なんともならない」
ことを、初適用するしかないんだ。

無題 Name 名無し 12/04/13(金)18:55:27 No.437296 del

国が平気だって言った年20ミリの被曝は
1年に400回全身レントゲン撮影するのと同じ事
それにすぐそこにぶっ壊れ原発があるんだから
そんな所に誰が居たいもんかよ

上記レスは、外部被曝のことしか言っておらず、内部被曝や、ベータ線被爆のことは無視してるけど…コワイのは内部取り込み被爆のほう。


年間1msv上限とか20msv上限というのも、
原子力の国際機関が、適当に決めただけ。
ほんとうはもっと厳格な値だったが「それでは原発作業員が成り立たない」と電力業側からクレームが出たので、無根拠に修正緩和した。まったく根拠のない1msv上限とか20msv上限…まして100msv上限。


「1msv以下だから安全、大丈夫…だって政府がそう言ってるし」なんてのは実は、無根拠なのだった。国際機関ICRPかどっかが適当に決めただけ。


…米国はいまだに原発産業を、金儲けの視点でしか見ていない…

 今後20年間に世界の原子炉の多くが寿命を迎え、後継となる原子炉の需要が大幅に増えるだろう。中国とインドでもエネルギーの需要増大に対応すべく、新原子炉の需要が高まるはずだ。昨年7月、韓国とインドは原子力協力協定に署名。インドは今後20年間で原子炉40基を建設し、50年には電力の4分の1を原子力発電で賄う構えだ。
 トルコの黒海沿岸部に原子炉4基を建設する総額200億ドル規模の計画についても、両国はほぼ1年ぶりに交渉を再開することで合意したという。韓国製原発の拡散は今後も続きそうだ。
 3月末には首都ソウルで核安全保障サミットが開かれる。主要議題は「核テロ防止」。原発周辺の住民にしてみれば、安全確保のほうがずっと重要だろう。


ニューズウィーク日本版3月 7日号掲載)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120410-00000301-newsweek-bus_all
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2506.php


そろそろカネばかり追いかけることをやめないと
人類が、人類であり続けることをやめなくてはならなくなる。いわば種の滅亡である。


さっきも言ったとおり「人類史上初」に直面し、過去のセオリーは通用しないのだ…もっとその自覚を持てと。


 ◇


何世代もの「お古」で豊かに暮らしてきたイナカビトたちが、


原発の爆発によって一瞬で全てを失えば…


そりゃ、ある人は急激な鬱になって自殺し、ある人はパチンコ三昧以外になんもできなくなるよ。ある意味、自分だけでは何も生み出せない、過去の恩恵を受け継ぐ人々だもの。


何百年〜千数百年と持続できた『富』が
原発などと言う新手の富によって、根こそぎ奪われた…たった30年動かしただけで爆発して。




おれもまた、政府筋の暗殺工作と、裏社会筋の追い込み暗殺工作とが合体して、『襲撃してきた10年前』によって、実家も兄弟の命もすべて奪われた。津波原発爆発と、政府や裏社会ヤクザの弾圧暗殺は、よーーーーーーく似ている。どちらも圧倒的多数、勝ち目はなく、一瞬で家族は死に絶え、全財産を失い、その後は放心状態でヤケになって無職で野外を放浪し畑のくず野菜をかじって生きるような自暴自棄の自堕落生活をずーっと何年もするようになる…
しかも政府公安や右翼ヤクザ裏社会は、まるで原発事故後のように、うちの親族を、それぞれ左翼と、右翼とに、分断し、それぞれに引き入れて、家庭内で「利権抗争の殺し合い」までさせた。弟が殺されたのは真実をたどれば政府と右翼のせいなのに、殺害したことに直接の関係がない親族同士が、「誰のせいで殺されたか、じっしつ誰が殺したか」を巡って、殺しあいをした…家庭内でつぶしあいの殺しあいの抗争をさせられたのだ…


つまり我が家系はもう10年も前に、大津波原発事故と、その後の醜い利権抗争を、体験していた…

https://twitter.com/#!/noor873/status/190121848112021504
柳瀬聡一郎 ‏ @noor873


@NORKUROX 田舎に来て。インフラが金だけでは解決しない事を初めて知った。自給自足?家は?畑は?道は?農具は?ほとんどが過去からの貰い物。現在も道が塞がらない様に草を刈り続ける。一朝一夕じゃーない。


その、何世代も何百年も受け継がれてきた畑のおかげで、端っこに転がってたり、収穫直後で捨てられた、野菜を食っておれは生き延びてきた。右翼ヤクザや公安や創価といった「大津波」に家族を殺され、全財産を失い、放浪する俺は。


だがそこは茨城県南…福島原発事故直後に訪れると、ふだんは地場産レタス1玉が豊作で200円以上なのに、ちょうど旬の春レタスが40円、30円でも、その地元の誰も買わないのだ…とりせん、カスミ…俺はそれをまとめ買いして、ひとつは自分に、残りは埼玉へ集団避難している双葉町の役場へ届けた。なんか、悔しかったからね、モスバーガーでも使われるような上物なのに、ゴミ扱いでなあ。


 ◇


余談だが、
もはや「震災や荒天を仕組める、魔術師のような国際テロ勢力」の実在を認めざるを得ない過去10年間であった。


その意味でのこないだの411スマトラ震災は
「日本よ、大飯原発を動かすのは勝手だが、我々のカモになるようなもんだが、いいのか?」
そういう脅しであったように受け取れなくもない。


スマトラ付近は2004年の大地震・大津波を発端に、もう10回近い震災に見舞われている…
たとえ日本があと10回も立て続けに各地で震災を経験する、ほどではないとしても…たとえ3回でもいや1回でも…どうなっちまうとおもう?そこのあなたは。


福島第一原発震源から遠くて6mしか津波がこなくて、おもに設計不良によって電源喪失したに過ぎない…施設内の津波の深さは3〜5mしかなかったと言われる。しかも津波がくる前に2号機は配管が割れており炉心から生蒸気が吹いてた…見回りが発見して報告。
だがね、もし震源原発の前だと、15mの津波が襲ってきて、原発施設は20mの深さの波にのまれる…震度も7以上だから地震ですでに亀裂になったり割れたりと…


福島原発における津波は小さかった」ことを、決して忘れるな。


それと、西日本で起きた原発爆発は、その煙・雲は太平洋ベルトを横断し、主要都市全てを高濃度汚染地帯にしていく…おそらく現地野菜はもう食べられないレベルで。福島原発のように、東側はぜんぶ海なんてラッキーな条件ではない。しかも琵琶湖がやられると近畿圏は水が確保できずゴーストタウンになる。


昨年、いわき市内で、右か左かどっちかはしらないけどエージェントが接触してきて、こう言った「自治体発表の、水道のベクレルが非検出なんてあれウソで、パニックになるからいえないだけなんだよ」と、政府の内側の情報らしきをペラペラとリークしてきたんだが…琵琶湖の水も「パニックになるからいえない」で、シラを切り通せるのか…おそらくカネがある人々や企業はこぞって水道水もベクレルモニターにかけるだろう…