先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

脱藩官僚のことは、今後も大いに応援したい『が』


俺からすれば、
表の政治や、裏の裏社会マフィアが、
どっちがこのまま国を動かしていってもだめだと思うよ。こいつらも結局は、『政府とヤクザ』の両輪関係とおなじだから、今すでにあるそうした勢力は必ず、『利権のぶんどりあい』をするばかりになる。いわば右翼と左翼、自民と民主だ。永久に不毛な争いをすることでメシをずっと食ってく方向で、けっきょくは水面下で調整されてしまう。


誰かが表舞台で国会議員や大臣になってもだめで
だからって裏社会の怖いアウトローマフィアのドンになればいいのでもなく


もっと第三軸…今までにないようなやり方でヤルしかない。
たとえば「なんでこんなやつが、こんな勝手なことをやってるんだ」ということだ。

そいつは政界側でも裏社会マフィア側でもない。どこの犬でもないし、ぜんぜん貧乏でなんの権限も資産もないし、阿呆で中途半端でさえない人間にしか見えない。

ただそいつがやれることは『一般的で常識的な人が理解できない独自的なことをヤル』だけ。だって…国民全員横並びを世界一極めた日本が、そういう『全員ロボット日本』にしてしまったおかげで…


ってことは、たとえば全員ファミコンしかもってないことを法律で義務化したのと同じだ。
もしメガドラに大敗すれば、ファミコン持ってる全員は飯が食えなくなる。全員で首になって干上がる…


日本の失敗は「これさえやってりゃいいんだ!例外は一切認めない」を、やりすぎてしまったことだよ。
公務員独裁大国と言われる日本だから…ああいう役人のような「なんでも自分ルールを設定しては、そのルール『だけ』を一元的に世間に適用させようとする」シキリ欲も、独占支配欲も、旺盛な人種が一手に仕切る国は、そうなりやすい。
田舎民たちを見ればわかるとおり、疑うことを知らなくなっちゃう。応用力がなくなり、危機や没落へのセンサーが麻痺する。どっかの誰かがやってくれると思って常に他人事…自分では何も決めないし考えない。


だから
「なんでこんなやつが、こんな勝手なことをやってるんだ」
と言われちゃうような人物が
『一般的で常識的な人が理解できない独自的なことをヤル』
ということはつまり…


一億国民全員がファミコンユーザだったので国家心中になるはずが
ひとりだけメガドラなりプレステなり様々に精通していたというわけだ。つまり保険だ。


バイファムにおいて、子供たちは生きのびるために軍の宇宙艦も操縦したし軍用機で異星人の軍と戦闘までやって生き延びていた。彼らも「勝手なことをやった」と、自分たちを発見した軍艦の軍人たちに怒られ、宇宙艦も取り上げられそうになったが、むしろ逆に軍人の方を助けさえしたのだ。一日の長…


まあ要するにだ
いまの日本は「国民の大半が、裏社会経由で、公務員に操られている」
ので、つまり
・公務員や皇族と
・そいつらに操られてる兵隊としての国民たちと(自由も個性も許されない、公務員や皇族に(ヤクザなどを経由して)リモート電波で無線操縦されてるただのロボット同然の国民たち)
この二種類しか居ないんだ。


応用パターンがたったの一種類しかない、いわばファミコン一色の国。
しかも「公務員だけで全部ヤルから!」とか、早期破綻連想するしかないような絶望的な宣言をして…


個人論と組織論がよくけんかするけどさ、そいつはバカで安直だ。バカにとってわかりやすいようにしてある概念だ。
・『個人的性質の濃い組織』というのがある
・『組織的な性質で動く個人』というのも居る


私利私欲とか、感情的な悪事で一致団結して動いちゃうような組織は、きわめて個人的といえる。


翻って…国とか大組織の末路が悲惨であると明白であり、何をすればそれを回避したり、組織腐敗をぬぐえるかを正しく見抜き、滅私無欲でそれを行おうとする…それは組織のような組織そのもののような個人なのだ。



霞ヶ関や永田町なんてほんの総人口の3%もいないような、しかも優秀とはいえない既得権益でしかない惰性的な連中だけで、「全然優秀じゃないオペレーション」を続けながらも、一党独裁みたいな代わりの居ない実態だから誰も文句が言えないし、代わりにやってくれる組織も登場するわけもない。
ヤクザもこれらと同じで代わりが居ないから、同じ不遜な態度だ。
要は「おれらがつぶれるとでも思ってんの?ばっかじゃね?殺すぞてめえ、つぶせるもんならつぶしてみろやケケケ」とか「おれらはどんな悪事をやっても一党独裁で代わりが居ないから、裁かれないんだ、裁けるヤツなんか居ない…だからおめえの家族なんか何人でも殺してやるしおめえなんかいつでもやっちまうぞ」などと言うし、実際に俺はやられた。

…そんな馬鹿な不遜で傲慢な独占的独裁的な「組織」たちが、まともな国家運営なんかするわけがない。パラサイト…国が死ぬまで寄生し続けるだけ。


政治の世界も、まして裏社会は、いずれもこいつらがからむ。
だから、政治で国を動かしても、裏社会が暗躍して動かしても、けっしてよくならない。いい流れは決してやってこない。むしろその国は、罪を償わされ、バチが当たり続ける…因果応報、それみたことか、である。表を飾って調子のいいことを言ってても、内実は悪いことばっかりやってて本質的な取り組みが皆無なら、
そりゃ詐欺と同じだから…遠からず破綻する。「勝った勝った」と毎日、大本営放送はいってるのに毎日毎日空襲が続くのだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120307/229566/
第4回 「脱藩官僚が日本中枢を変革する」古賀茂明氏(元・経済産業省


金野:「新しい公共」という考え方があります。河村たかし名古屋市長が推進する「地域委員会」もその一つの形です。既存の行政・公共セクターや企業セクターに依存するのではなく、非営利セクターが台頭し、NPO等を核に、地域社会に根付いた人々が、公の多様な課題において知恵を出し合い、互いに助け合っていく。そこには、まだまだ課題も多く、既得権益との争いが生じています。しかし、例えば医療分野の予防医療等のサービスの提供であれば、既得権益との正面衝突を避けつつ、社会全体の豊かさを底上げすることが可能となります。

古賀:「新しい公共」という考え方は、非常に興味深いですね。そして、既得権益との戦いは、容易ではありません。大阪都構想既得権益との戦争といって良い状態です。いずれにしても、その戦いである日本の変革は3.11後において、本当に危急の問題です。このままでは、間に合わない可能性がある。危機感と高い志・政策を持った方々と一緒に世界と日本のために尽力できれば幸いです。


金野:現在の中央政府はフリーズした状態で、ドラスティックな変革は困難な状況です。今後は、大阪をはじめ、地方首長が改革のイニシアティブを発揮することが期待されますが、現在の地方の状況はどのように見てらっしゃいますか?

古賀:地方首長は変革をもたらす力を大いに持っています。しかし多くの市には記者クラブがなく、何か改革を行おうとしても広く知られずに埋没してしまうのが現状です。市長間で情報の共有ができれば、「あの市でもできるのだから自分のところでもやってみよう」という自信も生まれるし、変革をどんどん広げることが期待できるのですが・・・。

 市長間の繋がりというと全国市長会がありますが、これは中央政府に対して主に補助金などについて交渉する機関なので、市長間での情報共有や、政府予算や規制に対する反対アクションを行えるような性質のものではありません。将来的には、何かを変えたいと考えを持っている地方首長や優秀な職員を集めて、政府に対して声をあげられるようなプロジェクトチームを結成し、ヨコの連携を確立できるようにできたらいいなと考えています。

金野:3・11での中央政府の対応からも、情報共有システムの必要性が強く意識されますね。福島県南相馬市桜井市長のお話があります。中央政府に連絡をしても、情報を組織で処理するため、時間がかかる。また、組織の中で情報が加工され、精確に伝わらない。

 結局、桜井市長自らが携帯電話で閣僚や他地方自治体の首長に直接連絡することによって、有効な援助が得られたということです。現場のリアルタイムの情報を、権限を持つ首長・閣僚が同時に共有しなければ、精確かつ速やかな意思決定もできません。

金野:先ほど地方首長のポテンシャルに期待しているというお話がありました。今、橋下市長のお手伝いもされていますが、具体的にこういう人が出てきてほしい、というリーダー像はありますか。

古賀:とにかく、「この人は自分のためにやってくれる」と思える人です。今は総理大臣になりたい人がなって、辞めてというのを繰り返しているから国民が失望しています。ですから今こそ、その場しのぎにしない、最後までブレない人が求められています。日本という国をどのような国にしていくのか。未来へのビジョンを呈示することがリーダーの条件です。ビジョンがあって初めて、ビジョンを実現するための手段を探し出すことができます。現在の政治状況はビジョン無しに、その場その場で要求される事柄に振り回されている不毛な事態です。国民の目線からも、いったい日本がどうなるのかが何も見えてこない。それが不安となり、経済収縮の大きな圧力となっています。とはいえ、リーダーが全てを処理することは不可能です。そういう志を持った人が途中で力尽きないように支えるスタッフの存在も重要だと感じます。政策に長けた人をリーダーの周辺に配置することが必要です。

 ただ、そうなると金銭的な援助も必要になるので、奨励や投票だけではなく個人献金という形のサポートが継続的に行われるのが望ましいです。インターネットを利用するとしたら、メディアの中に課金システムを設けたりであるとか、政策に対する賛成を募金という形で実にできる仕組みが出来ればよいですね。オバマ大統領の選挙戦術が、非常に示唆に富むのではないでしょうか。

古賀:今後、埋もれていたパワーがメディアを媒介にして顕在化したときにニュータイプの政治家が誕生するのではないかと期待しています。夢みたいな話ですが、現在の日本では夢みたいなことが起きないと破綻してしまうんですね。
アメリカは日本を破綻させたほうがいいかどうか真剣に議論している状態ですから。


いや…実はもう「日本破綻させよう派」が優勢で行動にうつしてて(ユダヤ金融も基督教も色々絡んでる)
TPPも311地震テロもどんどん連鎖してくるのはそういうこと。
アメリカは日本を破綻させたほうがいいかどうか真剣に議論して」るというのは、国民にこの事実をコッソリ教えるためにソフトな表現にしてるのであって(事故直後に政府がメルトダウンではないなどと強弁したとのにてる)、実際はもっと過激だよね。過去10年間の流れを見てると。


…まあ結局、いまの政官財はまさにこれ…

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34728
その時々の市場は大きな論理的枠組み(いわばパラダイム)によって、支配されている。そしてある時そのパラダイムが一変し、以前の論理が通じなくなる。成功体験に基づいて株を買い続ければ、必ず時として訪れる大暴落により、全ての成果を失うことがほとんどである。

これよくある投資家詐欺のパターンだよね、こないだもその手口で摘発されたディーラーがいたけど。1あるとき大損を出してしまう 2なんとかして穴埋めするために架空投資詐欺を持ちかけて…


失敗し始めたジジイとか石頭って、意地になっちゃって、ますます頑固になっちゃって、何か言ってあげても聞かないし、逆におれまで敵扱いされたりくってかかられたりで…放っておくしか。


今後も日本は『既視感のあることを、『また性懲りもなく』ジジイとか頑固頭たちがおっぱじめても、すべて失敗する』よ。予言でもあり、科学的分析でもある。


…んでまた定番パターンとしてこの2パターンがあるだろ。
これまた日本を詰ませてるんだよね。
霞ヶ関天下政権には全省庁協力
脱官僚だの改革だのという政権には徹底してボイコット嫌がらせ、孤立させマスコミに駄目だ退陣だなどと騒がせる


つまり、うまく米国などを使ったり懐柔したりした小泉政権を除く
官僚傀儡政権を特色とした福田、野田の両政権を除く


安倍、麻生、鳩山、菅の政権は、ことごとくそういうことをされてきた。…・いや麻生のは福田を引き継いだので官僚寄りか。とかくあのころはどの政権もすぐに手詰まりで追い詰められてばかりでワンパターンだったよね。


…つまり日本は、こと日本の政治、「霞ヶ関様のモノ」なので
日本は私物国家なので
何やっても無駄。何を言って差し上げても逆効果。
霞ヶ関私物日本が敗戦みたいにギブアップするまで、みじんも希望などない…


赤ん坊みたいな霞ヶ関様がだだをこねて「あいつが、ぶった」「あいつはきにいらない」などと言えば、家臣は慌ててそいつを打ち首にする。誰も霞ヶ関様には手がつけられない。


…言い方を変えれば
霞ヶ関様には逆らえない文化は
全員サラリーマン文化がメジャー化してきた戦後を物語っている。
ハマちゃんスーさんじゃないが、上司や社長には逆らええない。
そのさらに上部として、監督官庁というのがあって、それが農耕国日本のころのオカミさま土下座から来ていて…


これにはホンダの伊藤社長も「いまはうちの社員にかぎらず『サラリーマン社員』が増えてきてて非常に受け身で無難に生きようとする、常に周囲の顔色をうかがってばかり居る。自分がやりますとか、思い切ってこんなことがやってみたいですとか、自分が全責任を負いますとか、そういうリスクや冒険をする、面倒をやってみようとする、貪欲な人間が居なくなってて困っている」とメディアでインタビューに応えている。