先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

神が聞き耳をたててた

原発事故が発端で電力供給が落ちても、
世界経済が停滞しても


息抜きのように、幸福感を得ている人の案外の多さ。


駆け足成長時代は、やはり終わるのだろう。


人類が地球上自然から享受して良いパイは、人口70億で打ち止める努力をすべきだろう。しばらくは高齢化に悩まされるが、克服できるだろう。
欲で暴走して良いのは、拙い欲と能力である子供のうちだけだ。大人になった人類は、節制を覚える時代になった。ガマンのデキナイ大人は、破産するか身を滅ぼす。貨幣経済からして、全員の欲をコントロールして社会システムを構築できるようにする手段であった。



英国エコノミスト日本語オンライン予告メール:2月25日号


7. Measures of well-being
  Chilled out (International)
世界経済は依然として停滞しているが、人々の幸福感は必ずしも収入の増加とは関連していないようだ。最近世界的に行なわれたある世論調査によると、人々は金融危機前年の2007年に比べてより幸福に感じていることが分かったのである。つまり収入の増減が必ずしも幸福感に反映していないようだ。

国際人のための情報サイト
英国エコノミスト日本語オンラインサービス
http://www.eis-world.com/


 ◇


神がたまたま聞こえちゃって
「この野郎ども…許せん、懲らしめる、お灸を据える」と思っちゃった、かもな…

http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012022501001655.html
電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省

 文科省が作成中だった、巨大津波に関する報告書の概要と情報交換会についての内部文書のコピー

 東日本大震災の8日前、宮城―福島沖での巨大津波の危険を指摘する報告書を作成中だった政府の地震調査委員会事務局(文部科学省)が、東京電力など原発を持つ3社と非公式会合を開催、電力会社が巨大津波地震への警戒を促す表現を変えるよう求め、事務局が「工夫する」と修正を受け入れていたことが、25日までの情報公開請求などで分かった。

 報告書の修正案は昨年3月11日の震災の影響で公表されていない。調査委の委員を務める研究者らも知らされておらず「信じられない」などの声が出ている。電力会社との「擦り合わせ」とも取られかねず、文科省の姿勢が問われそうだ。


このままじゃ日本は電力不足で大変、などと言ってるがそれは工夫次第であって


んじゃあ、原発事故もなかったのにさっさと311にビビって原発を次々に廃止して停止してしまった欧州各国はどうなるのか…ドイツは停止が相次いでもなお売電する余力があるという。


とかく日本のような「無反省ぶり」「無策ぶりのままダラダラと過ごす」ようでは…
今後数年間で、またおなじ規模の大津波がどっかの原発に来れば、また同じように原発が無制御状態になるだろう。どこの原発も、多少の古いあたらしいの差はあっても「紙一重方式」には違いないのだ…

しかもPWR炉はBWR炉よりもさらに、津波被害に遭うと事態がややこしい…構造が複雑で、加圧炉だからだ。福島BWRの経験が活かせない部分が多い。特にSBOに陥るとどのみち、ノウハウがいくらあってもどうにもならない…ここが紙一重なのだ。ディーゼル発電機ももっても2〜3日、途中で止まってもリブートできない事故はこれまでいくらでも起きている。3日も立てば爆発すると言うことだ。ECCSなど非常系統も電源必須であり、電源が無ければ弁は閉止し作動しなくなる。圧も逃げない。
福島第一原発が5,6号機が1〜4号から離れた位置の高いところにあって無事だったのも、これまた「たまたま」の紙一重の、運任せであった。ちょっと高い位置にあるとか、たまたま発電機が水没せず『1つだけ』動いたとか(5号と6号で交代で共用した)、そっちへの津波が1m程度すこしだけ低かったとか…


まるで何も無かったかのように、なかったことのように済ませようと、ごまかそうとしている、政府…政党議員や役人たち。責任回避や、利権死守、日本経済死守、しか頭に無い…
福島民も関東民も被曝して病気になってもシンでも『しょうがない』のであり、経済や利権が守れて、責任が回避できれば何でもいい…という真意はすぐ読み取れる。もはや隠していない。


http://www.shomin-law.com/essayFukushimaSBO.html
福島第一のSBOから爆発までの原因の大半は、
津波ではなく
震度7の大地震であった。
http://hidetoshi-iwasaki.cocolog-nifty.com/1/2011/07/post-5a23.html

地震直後、「配管がだめだ」「落下物がある」などと緊急連絡が殺到しました。

制御室からも「配管や電気系統がきかなくなった」などと、すさまじい状況で、多くの作業員が逃げ出した。耐震性に問題があったのは否めません。


 ◇


情だけで判断できないこととはいえ
生き物を物品扱いで、都合不都合ですぐ殺す…現代社会特有の性急さ。犬猫などの保健所の扱いも同じこと。
そんなだから、里に降りてきたクマは即死させるような過剰防衛になってしまう…元は人間社会の開発がもたらした生態系破壊なのに…

http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/2012/02/post_cadb.html
浪江町役場から
警戒区域内の畜産農家宛に届いた
一通の手紙

警戒区域内の耳標未装着牛の取り扱いについて」
と題されたこの手紙の内容は
“抹殺”指示だった

私たちはこれまで行政に対し、
餓死でも殺処分でもない、
第三の生きる道を再三にわたり訴えてきた

しかし彼らはそれらすべてを無視し、
今回最悪の結論を出してきた

農水省の元官僚が正直に話してくれた
「放れ畜は動くガレキ」
「殺処分指示の撤回は有り得ない」

私たちは、敗北した

針谷 勉(「希望の牧場〜ふくしま〜」事務局長)
2012.2.19


電気代が1〜3割上がることを割り切ってでも原発の無い暮らしがしたいし
畜肉がたしょう食べる頻度が減ったり価格が上がってでも、家畜の悲哀を減らしたいし
とかく、消費消費と言って世界中の自然をむしり取る『驕り』はもうイヤなのだ。けっきょく…忘れた頃に、まるで神の怒りのように大災厄となって跳ね返ってくる。人間のパイはもう拡大をあきらめ、自然界の他のパイも確保してやるべきだ。人間のための自然界では無い。