先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

今週分の感想とか、TVアニメのパラダイムシフトの話

地デジ化を機に
『TVアニメのハリウッド手法化』
が隆盛している。


いわば以前ならSFXだのデジタル効果で「すごい映像化」なんて
TVアニメでは夢の話だったが
HD画質だと制作システムがそれに応じて更新され、できるようになった。


だから以前だと「中身がショボイだけのアニメ」で終わりそうな作品も
映像の『ハリウッド的な豪華さ』を実現し、人気へつなげていることが増えた。


…反面。
中身を求めないアニメが増えた。
若い学生視聴者も、それをむしろ歓迎するようになった。
萌えとか、すごい映像表現とか、それでもうおなかいっぱいなのだ。
ハリウッド映画を考えてみたらいい。あれからすごい映像美を抜いたら、シナリオや作品的には「日本アニメでいえば、売れない三流シナリオ」でしかない。


いいことなのか、悪いことなのか…時代なりの変化である。


20世紀だと、アニメを精巧に描き込むなんてのはめったにできないことで、よほどの巨匠の対策でしか、実現し得なかった。まだセル画だったから、手間暇もかかりすぎたので、フルデジタル化されてもその体質はしばらく残っていたし、CGを描くためのパソコンの性能が上がったのもつい最近のことだ。やっと最近、ハリウッド的手法が可能になってきたと言える。
ゆえに、昔のアニメは、絵がしょぼくても、中身を作り込むことがはやった。シナリオや作家制で勝負していたし、大卒インテリくずれがその才能を発揮する場だった。もはやTVアニメ制作業界は、そういう現場では無くなってきている=パラダイムシフトと言うことだろう。
そういう昔気質のアニメを発表したければ、パラパラ原画アニメをフラッシュででもWEB公開すればよい…文章も絵もカンタンに世間にアピールできる時代だ。セルアニメの、大人数の多大なアナログ的な手間がかかった時代とは違う。

…ただ、そういうのって日テレの深夜の紙芝居短編オムニバスアニメみてるとわかるように「モバゲー傾向」だよね。タダ同然の、安いコンテンツになってしまう。あれ制作費安そうだし個人や数名で作ってるっぽいしな。モバゲーも、レトロゲーをうまく吸収して儲けてたりするし、今やそういう流れだね。


 ◇


・あの夏
めんま復活
そして長井監督の顔は四角い…ペヤング


・モーレツ
次週、シャイニールミナスがルミナリオ!


・イヌボク
花澤さんすっかり声優界の『女王の風格』…EDの歌唱力にゼーガの面影はない…


・ペルクマ
ワカメちゃん…


GARO
え、ジャギさまじゃ…?ケンシロウ??



グランジ
カプコンストリートファイター発売!

ラン:小パンチ
まる:中パンチ
ムギ:大パンチ


大パンチは、思いっきりたたかないとでないぞ!
ムギ「きゃふっ」
思いっきりたたかないとでないぞ!
ムギ「はひいっ!」
思いっきり略
ムギ「ふぅん」
そんな弱くじゃ…もっと思いっきり略
エンドレス


小パンチは連打ができる!
ラン「うわ、これ、ちょ…やああああ」


中パンチはコンボしやすいぞ!
まる「はどーけん!」
あなたは、しにました…