先従隗始・温故知新

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放射線医療従事者のカミングアウト

http://blog.hangame.co.jp/makopiko/article/34521058/
ガンマーナイフ治療では1回で20Gy〜50Gyのγ線照射を複数回に分けて照射することもありトータル80グレイ以上になることもあるそうです。

なんと80Gy=80000mSvにもなります。

通常の被曝はX線γ線が主ですのでGy=Svと考えてよいそうです。

照射時間は5分とか10分位だったように私は記憶してましたは実際は15分〜30分だったようです。


たくさんのX線の出る撮影の時はドアの向こうに避難していました。

この検査に関してはお医者さんの被爆はかなりらしいです。

ずっと放射線浴び続けながらカテーテルを挿入していくわけですから・・

普通の胸のレントゲンの被爆量は可愛いものですね。

統計の記事を見たのですが、

原子力発電所勤務の方と医療従事者の年間被爆量はどっちが高いか?

まさかとは思ったのですが医療従事者の方が高かったです。

その後甲状腺の病気になったりしたのは今更ながら因果関係あったのでしょうか?と思っています。


おれも顎にコバルト60照射治療したから、累積50〜60グレイ=シーベルトは被曝してるわけだ(追記:情報照会したが2方向から合計30Gyを、14日間のうちの10日で一日3回に分割、だそうだ。1方向の一回が0.5Gy)。患部の延長線上…親知らずのさらに奥のあごのちょうつがいの部分の肉が壊死して、動かすと裂けて血が吹いて止まらないほどだった。そんなでも次第に治癒していくからすごいもんだが。

http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030268.html
1回2Gy週5日法で50Gy照射後、断端陽性の部位に絞って外部照射を追加し総線量60-66Gyとするか、適切なアプリケータ配置が可能なら、断端陽性部に腔内照射を行う。


こんな話もある。

http://www.fureai.jp/~peipei/dabun/gantata.htm
・進行性の乳癌での試験(p.159)
1.手術して胸を開きリンパ節を摘出*懇願剤
2.放射線照射+抗癌剤
3.抗癌剤
この3つのグループで再発しないで生きている率は同じだった。
(日外会誌 96回増刊号30ページ 95年)


・早期食道癌では放射線治療(勧められた手術を拒否)した人と、手術を受けた人とで、
5年後生存率はまったく変わらなかった。(94年10月 日本癌治療学会)
・つまり検査の結果、深部に達していたり、リンパ節に転移している恐れがある場合、
放射線治療にしておけば、手術の害を避けることができる。
(p.62,63)


潜伏がん(p.187)
・何かの病気で死亡した人を解剖したときに初めて発見される癌
・発見頻度
甲状腺癌 10%
前立腺癌 40%
・つまり熟年に達していればこれと同じ頻度で癌を抱えている
・ところが実際に甲状腺癌で死ぬ人は国民総死亡数の0.1%
前立腺癌で死ぬ人は男性総死亡数の1%未満
・従って、潜伏癌のほとんどすべてが、分裂途中でスピードダウンする
「のんびり癌」ではないか?
・潜伏癌は、胃、大腸、肺、子宮など、どの臓器にも存在するので、
検診で見つかる癌は、このような潜伏癌か、のんびり癌ではないか?