先従隗始・温故知新

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津波ボトルネック考慮を早急に(とにかく危険をあおる津波予報報道をするなら)


311震災時、誰も津波の恐怖など知らなかった。一部の老人が宮城大地震津波は覚えていても現実にまたくると考えてなかった。
だから「道は混まなかった!」けっこう楽観視していた。海の近くを平気で通る車がおおかったので避難方向(山方向)の道がすいていた。
パトカーにしても河川沿いなどに待機して監視や避難誘導をしていた。まさか目の前の増水がパトカーごと自分たちを殺すとは考えもしなかった。


しかし今後、報道のあり方を見直すためNHK民放・気象庁らは
「あいまいな表現のままでも、とにかく大津波として危険を報知し、さっさと逃げてもらうようにする」という。


そんなんでは「道が大混雑パニック、麻痺する…いわばすし詰め満員電車」


気象庁や、津波報道の都合だけを考えるから、こういう片手オチになる。
災害避難はこれ、全体問題だ。全体設計を完璧に完成させないとうまく機能せず、結果が出ない。


道路インフラにせよ、なんらかの津波専用の『ハイコスト・ローリターン』の対策を打たないと、けっきょくは死者は減らない。
有事とはいわば軍事であるから、いかに平静さを保たせて合理的に兵員を動かすかという、『軍学』でことを設計しないと犠牲が減らないぞ…しかも平民は軍人より心が弱いし無知だ。

http://mainichi.jp/photo/news/20120201k0000m040074000c.html
津波警報:予想高を数字使わず表現 「巨大」「高い」など


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こりゃ、既存電力は淘汰されるのかもな…受け皿側がコンパクトに創業、最初から最適化されたビジネススタイルで。
原発込みの重厚長大モデルの時点で、どこの電力も勝ち目ない。

http://www.j-cast.com/2012/01/31120544.html
九州電力は2012年1月30日、11年4〜12月期の連結決算で905億1000万円の赤字になったことを明らかにした。

原発の運転再開延期による火力発電の燃料費負担が原因といい、創業以来、最悪の赤字額だという。


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核兵器は、使えない。置物にできる=ツールでしかない。
原発は、使わないわけにはいかない=プラントである。


核兵器は、不拡散条約まである。
原発は反対に世界中に売り込まれている。


でも両者は同じものだ。
むしろONOFFのOFFにしておける核爆弾と違い、
原発は運転時でも停止中でも常時ONなので災害時にはやっかいだ。


原発を不拡散条約、順次廃炉にしていかないと、人類は原発で壊滅するかもしれない。
なまじ、原発核兵器を同じと思ってないのがやっかいだ。
しかも両者が真逆に扱われてすらいる…


核兵器は使われない限り爆発しようがない。信管も抜ける。
原発は使えば必ず30年ぐらいの周期で爆発事故が起きる。


どっちが真の意味で、危険だろうか…


核爆弾のほうが高密度と言うが、一回も爆発してないんだぞ…
低密度だろうが生活環境で2〜30年おきに爆発する原発の方がよっぽどキラーだ…