先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

悪党もプロに近ければちかいほど詭弁(ディベート)がうまい


うまい棒好きなやつにいいやつはいない」…はジョークとしても


スラム街や、そこにある悪党のたむろする、しょっちゅう事件現場になる酒場…そういうのって西成区みたいにいずれ区画整理とか浄化運動が行われるよね。


詭弁のうまい西村さんの言ってることは『ゴロツキどもが群れたりヤク吸ってるようなタチの悪い酒場をなくすこと』を『全国の居酒屋がつぶされちゃうよ!』に巧みにミスリードしているというか…


2chじたい、便所の落書き座敷牢を自称している。アングラでグレーな、ちょっとヤバイとこというのがウリでやってきたのだ。
ああいうところで常駐サクラや巡回サクラやって”自治”(笑)してるのはヤクザ配下のSOHOばっかだし、やつらはことあるごとにけんか売ってきては「こんなとこくんなよ」そう、”こんなとこ”と一般人相手にはにおわすよう、マニュアル対応が徹底されている。海外のエロビデオの女優がかならず入れ墨してるのと同じサインである(マフィアのヤバイ女、というにおわし)。


自販機コーナーも、物陰や暗いところを減らすだけで、あるいは監視カメラ導入で、ワルがたむろしなくなり、釣り銭強盗もなくなる。浄化努力は決して無駄にはならない。

そうやって、80年代と違い今の小売りサービス業…いわゆる店舗も、アヤシイ個人やヤクザの経営する店が減っていき、いまは大手チェーンや、実力のある個人のチェーンが、ひしめいている。これも一種の自浄・淘汰作用の結果だ。喫茶店や食堂やコンビニなどで顕著である…喫茶店やファミレス・バーガー系はもはや大半が外資外資由来だ。


それでなくても2chはWEB1.0の無敵状態の頃から評判が悪く、反社会的な連中や問題行動のメッカで、とにかく損害や犯罪被害による訴訟沙汰が多かった。はやくから当局が苦々しげにマークしていたのも、これも当時から言われていたことだ。積もりに積もった結果といえよう。西村の毎度のディベート詭弁は、オウムにおける上祐を彷彿とさせる。

WEB1.0しかなかった10年前と違い、今は2chの役割は薄い。そうした弱体化や、積もりに積もった推定罪状を踏まえ、取りつぶす可能性も高まったのではないか。

小中学生が安易に2chとニコニコ(実質的に両者は同系列)に安易に取り込まれ、ヤクザ側に引っ張り込まれて、悪党ぶるのがかっこいいみたいな空気に染まってしまうのも、苦々しい思いでいる。


いいかげん「ネットを通じてなら悪いことがいろいろできる、許される」みたいな暗黙風潮を、終わらせていただきたい。でないと新しい時代が来たという宣言が行われない。いつまでもだらだらと漫然悪が続く。


以上、2ch黎明期にはもうSEやサポートCEだった俺の一言でした。2ch被害関連も10年間チェックし続けているので素人よりはだいぶ詳しい。

http://wpb.shueisha.co.jp/2012/01/25/9303/

 昨年末、巨大掲示板サイト『2ちゃんねる』のサーバー管理会社に強制捜査が入り、ネット上で大きな話題となった。理由は、『2ちゃんねる』内で“隠語”を使って薬物を売買していた人物が逮捕されたことによるものだという。

 ただ、このニュースに違和感を覚えた人も多いのではないだろうか。サイト管理会社が、情報開示という「協力」を警察に要請されるならともかく、「強制捜査」とは、まるで共犯者扱いだ。

 この点に関し、『2ちゃんねる』元管理人のひろゆき氏が、自身が登場している『週刊プレイボーイ』の連載コラムのなかで、「2ちゃんは譲渡しているし、詳しい話は知らないんですよ」と前置きしながらも、こう推測している。

「今回の強制捜査も『麻薬取引が行なわれていることを知りながらも放置してるんじゃないか』という話だと思うんです」

 はたして『2ちゃんねる』が犯罪行為を黙認していたかどうかは定かではない。だが、web2.0以降、ネットは情報を受け取るだけでなく、参加しコミュニケーションを取ることが一般的になっている。今後も、同様の問題は増え続ける一方だろう。仮に、SNS上で知り合った人たちが犯罪を犯した場合、そのSNSに管理責任は生じるのだろうか? ひろゆき氏はこう続ける。

「僕は、ネット上で悪いことをした人はガンガン逮捕したほうがいいと思いますけどね。ただ、そういう人をすべて逮捕するのが面倒くさいから、国は管理会社やコミュニティをなくすことで安全になったことにしたいんじゃないですか」

 過去にも、「犯罪を助長する」との理由で特定の漫画やゲームが規制されたことがある。今後、ネットの世界でも同様に、プラットフォームを規制することで問題を解決しようとする動きになるのだろうか。

「EC(電子取引)サイトとか、コミュニケーションをしないものであれば問題ないと思うけど、コミュニケーションを行なうサイトであれば、同じような問題が発生しますよね。で、それを取り締まるわけだから、コミュニティ系のサイトの運営は日本ではできなくなるんじゃないですか。ほら、ツイッターフェイスブックも海外のサービスだし。IT産業をやりたかったら日本ではなく海外でってことになりますね」(ひろゆき氏)


>「僕は、ネット上で悪いことをした人はガンガン逮捕したほうがいいと思いますけどね。」


なあんてかっこよく言ってるけど
これを実際に2chの運営…サクラをやるたちの悪い連中が、実際にどう解釈して、どういうことをしたかというと…


1 じゃあ2chでどんどん犯罪予告をさせよう
2 じゃあヤクザネットワークを使って、ちょっと脅したりそそのかせば犯罪にはしりそうな、よわっちい一般人・学生を、ネット上だけじゃなく実社会でもそそのかそう。



つまり、裏ビジネス的な、犯罪ビジネス的なことを大々的にやってしまった。
たまに2chで行われる犯行予告も、個人個人が気まぐれでやった件数よりも、反社会勢力につながりのあるワル連中がそそのかして、実現させたものが多い、多いであろうと言うこと。


発生しないはずだった犯罪を、やくざというか裏社会の反社会勢力側が、無理矢理に『生産』している…そそのかしまくって、大量発生させている。


けっきょく…非合法集団、反社会勢力、悪党、アウトロー、このように呼ばれる連中に社会を仕切らせる一翼を与えると、こうなってしまう。
以上は決して憶測ではなく、調子に乗りすぎた下っ端のサクラの若い兄ちゃんたちが、ブログのコメントや2chのレスで、自慢げにノウハウをしゃべっていたのである。それも一度や二度ではなく、長い期間にわたって複数名があちこちでべらべらと。…盛者必衰、悪の栄えた試しなし…悪党のプロとしてさんざんに悪を働いたのだから、淘汰されるときはきっちりお願いしますよと。


個人が、個人の自発意思を多分に含んで、犯行とか犯罪行為を吐露してしまう役割はもはや、ツイッターに自然と委譲されている。こちらのほうが複数名のゴロツキ・サクラに取り囲まれて自分が操られることも基本的にはないから、より役割には適してるといえる。


あと個人的には、2ch解体のフローがそのまま、日本の解体と再建のテンプレとして役立つと思う。
ネットは実社会の5倍ぐらいの速度で進化するので、2chはいわば50年経過して旧態依然の悪辣な既得権益と化した状態にあり、平家のおごり高ぶった態度をまさに体現しているから。


参考までに…いまも2chゴロツキサクラどもは本件に関しては「当局だろうが、つぶせるもんならつぶしてみろや、できるもんなら」という自信たっぷりの態度を崩さないでいる。当該スレや、まとめブログのコメント欄にて。