先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

もう内部ファイバー撮影か

http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2011/12/26/20111227k0000m040072000c.html
 東京電力は26日、1カ月以内をめどに福島第1原発2号機の原子炉格納容器内をファイバースコープで調査する計画を明らかにした。
 格納容器にケーブルを通す貫通部からファイバースコープを入れ、容器内の温度計や汚染水の量を調べる計画。同原発の1〜3号機は事故により核燃料が溶融して圧力容器の底から格納容器内に漏れ出していると考えられている。調査は貫通部に最も近づきやすい2号機から行い、1、3号機でも実施する予定だ。この作業での被ばく線量は3ミリシーベルトの見込み。


 今回の計画とは別に溶けた燃料の状態を直接把握するため、2〜3年後をめどに内部調査の技術開発を行う予定。


もうやるのか…
溶けたりショートしなきゃいいけどな…高線量だし高熱も予想され…


あせりすぎ。

http://twitter.com/ka2nd/status/151350270150971392
日本政府の原発事故対応は、あせりすぎ…追詰められた人間のあせり。もうスコープ入れて観察とか、ウソ同然の収束宣言とか…ヒヤリハット、だろう運転…あせった人間が、現実直視ではなく願望で動くと(車の運転すると)かならず事故る。あせって急ぐプロであるバイク便と新聞屋を10年やった俺の持論


こないだの福島県東部計測巡業ではっきりしたが
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
その前の関西巡業での敦賀原発10km地点の広い面線源といい
原発付近は、ベントや事故で、あまりに広域な面線源』
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111120/1321746738
なので…福島原発25km地点、東海原発の南方、敦賀高校付近…


南相馬飯舘村や…ああいうとこをいっくら除染しても、意味が無い』
オアシスを作っても、周囲からまた次々にやってくる。大自然のあちこちから。


そんなことよりも、
東京周辺の大都市を線量計測してるとわかるが
「雨樋とかいった、狭い特定範囲に集まって、他のところにはろくに無い」


のだから…言いたいこと、わかるよね。


最初から無理とわかってる地区を、政府パフォーマンスだけの理由で(オシゴトしてます的な)
無駄な除染するよりも


東京周辺…関東の大半が同じような線量相場、飛散量であるのだから
(雨樋出口が1〜2μとか、空間1mが0.1〜0.2とか)
雨樋付近ぐらいにしか高い線量がない、そっちを除染してまわるのが
『先』だろうに…飛散降下総量が少ないんだから、片付けてしまえるだろうと。


・東京など都市部で除染を大々的にやったら、あぶない地域ってバレちゃう、過剰に思われちゃう、じゃないか
・田舎だけが危険って思わせたいし、もうふるさとに住めないってイライラしてる現地住民にもハッタリかまして納得させてダマらせたいし


…といった、各国横並びの腹黒権力の都合(政府都合)など
どうでもよいのです。
シンプルで簡単な真理を
ややこしく腹黒い思惑で、ねじまげるなよ…どんどん解決不能になっていくじゃないか。


そうしてる間にも、将来的に病人は増えていく…へたな遺伝子異常は何世代も遺伝しかねない。


 ◇


・敵を欺くにはまず味方から
・敵として向かうより、獅子身中の虫となれ


兵法ですな、吉田の師匠…

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111226-OYT1T01426.htm
吉田所長、TV会議で一芝居…本社欺き注水続行


 官邸に詰めていた東電の武黒一郎フェロー(65)から電話を受けた吉田所長は、既に海水注入を始めたことを伝えたが、武黒フェローは官邸での協議が終わっていないことを理由に海水注入をいったん止めるよう強く要請した。


 吉田所長は、本店などと相談したが、注水中断は危険と考え、自らの責任で注入を継続した。その際、発電所対策本部の注水担当者を呼び、本店などとつながっているテレビ会議のマイクに拾われないよう、小声で「これから海水注入中断を指示するが、絶対に注水をやめるな」と指示。そのうえで、部屋全体に響き渡る声で海水注入中断を宣言した。このため、本店だけでなく、現場作業員の大半も注水は中断されたと思い込んでいた。


 ◇

http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY201112260598.html
津波避難、車使っても小走り程度 渋滞などで速度出せず


津波やがれきの山にも耐える、展望台みたいな津波避難所をあちこちに無数に作るしか…
とくに、近くに山なんか無い平野部。


しかし老人が逃げ遅れるとなかなか登ってはこれまいけど…
あと、あまりに多くの避難者でキャパシティオーバーすると悲惨…Zガンダムのジェリド状態。
台の上に人があふれたり
階段でも人があふれたり
将棋倒しとか…
でも大型の避難台をそう町中にいくつもいくつも作れるのかという。


完璧な津波避難手段は、無いのかもね。
「住むな」というひどい言い方が、結果としては完璧…だが住むのならいざというときは覚悟を…
外海から津波が来る地帯は怖い。


まあ、
すし詰め満員電車における人々の扱いとか
通勤ラッシュ時のクルマの扱いとか
けっこうシステム的に機械的に研究してる学者がいるので、


そういう要領で、製造ラインでモノを捌くように、うまいシステムを構築してみるしかないね。
効率的な『津波からの人間避難ライン設備』を設計する感じ。
昭和時代は、電車に乗る人降りる人の順番が無視されて混雑がひどかったが
平成になると、降車優先が徹底されて、だいぶ緩和されたように。


クルマは大地震後、即放棄しないとまた死者が多数出る。