先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

焦がした炊飯


炊飯鍋のガス炊きは、基本、つきっきりで無いといけない。当たり前だが。
万が一離れてしまい、知らぬうちに沸騰を通り越して焦げ焦げになった場合…


1火を止め、水を投入…真っ黒焦げが付着してる部分まで冠水させる
2それでもしばらくは吹く…落ち着いてきたら
3水(湯)をこぼし、上側から、無事な飯を別の鍋によそってしまう
4底の方に行くと、真っ黒焦げと密着して、容易にははがれない飯が出てくるので、これは放置(金属しゃもじを使うこと…こびりつきのはがしは木星では無理、樹脂は溶けるか削れるなど危険)


5無事だった飯を、なんどか水を張って、取り替えることで、すすぐ
6どうせ沸騰させっぱなしでむらしまで終わってるので
7そのまま食べるか、うまく吹かして温め直す。


考え方を変えれば、
米をチップにして、燻製にしたご飯だ。
金属鍋で焦がしたわけでは無いので、焦げの香り自体はそんなに悪くは無い。
ハムソーセージもあれ、味がついて無くて、焦げのニオイだけなら食えたもんじゃ無いだろう。
燻製にしたご飯も、うまくおかずと併せておいしくするか、雑炊おじやリゾットにでもしたらいい。


とりあえず、うまく炊けたご飯より劣ってしまうだろうが、
まあ食えるぐらいにはうまい。
安易に捨てないように…工夫次第だから。


なおこの方法だと、冠水させるので焦げもしばらくするとはがれる。
ごしごしこする苦労もあんまり無くなる。


焦げの被害をひどくしないためには、丸底の炊飯鍋にすると良い。
ただし外側はレンジでは火が届きにくいので、特殊な炊飯方法がベター。
吹きこぼれる、弱火にする、までは普通と同じだが
時々、10秒ほど強火に戻す。こうすると外側もちゃんと火が通る。3〜5回ほど繰り返す。毎日やってればコツがつかめてくる。
えてして炊飯鍋は、弱火で放置してしまうと、底の真ん中の方だけが火が通り過ぎたり、お焦げになりやすい。
だからお焦げなしの、まんべんなく火が通った炊飯をするには、この方法がよい。時短にもなるし。