先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

ある一点だけ変わり果てた神奈川・横浜周辺


久々に出向いた横須賀〜葉山〜鎌倉。


たいした変わりは無いが…「ここは海抜何m」の案内看板があちこちに。
東南海地震をかなり現実的に意識し始めた行政の狼狽ぶりがうかがえる。


だが…
・岩手宮城では、大津波で流された沿岸部は二度と住宅が作れず、今も更地のままだが
・鎌倉の腰越では「ここは海抜5mです」のすぐそこで分譲住宅を建築中…きっと完売するだろう。


なんなんだろうな。商業的事情とか弁解するだろうけど…
とはいえ昔も、津波が去ってしまえばまたさっさと掘っ立て小屋をつくって村を再開したそうだ。深く後先を考えないならばそんなもんだ。


行政が責任追及を受けるからだ。いじめ問題をひた隠し…「なかったことに」
が全国統一であるのを見ればわかるが、役人は責任を非常に恐れる。
だから一度大津波が来てたくさん死んだ東北被災地に、行政は家を作らせない。だが南関東にはまだ津波は来てないし、首都圏でそんなことで家まで作れないと日本経済が死ぬので、やらない。


ちなみに宮城の女川町は40m近く遡上津波が来たそうだが…葉山への県道で「ここは海抜34m」の表示があったのはこのへんhttp://goo.gl/maps/yyp7P神奈川県横須賀市池上1丁目 池上十字路の坂を少し上がった地点。